ダイエット適正診断

睡眠不足はダイエットの敵!睡眠負債に効く「寝室環境」4つのポイント

肥満と睡眠には、実は深い関係が。

ダイエットを頑張っているのに効果が出ないという人は、睡眠環境を見直してみて。

DesignedbyFreepik寝具メーカーの「東京西川」は、睡眠の質にまつわる研究をまとめた「FACTBOOK(ファクトブック)」を作成している。

そのなかから、美容やダイエットにまつわる内容をクローズアップしてご紹介。

睡眠不足がダイエットの敵になる理由は?DesignedbyFreepik『週刊ダイヤモンド2017/7/1第25号』によると、睡眠時間が少ないほど、肥満の傾向にあるという実験結果が出ているという。

睡眠の悪習慣によって「グレリン」と「レプチン」というホルモンの分泌が崩れることが、肥満を引き起こす原因になるのだとか。

さらに、日照時間が短い季節は「メラトニン」や「セロトニン」というホルモンが減少しやすいそう。

すると、気分が沈みやすくなったり、やる気が低下する抑鬱気分に陥りやすいほか、睡眠や覚醒リズムの崩れにも繋がるという。

また、「メラトニン」には睡眠を促すだけでなく、成長ホルモンの分泌を促す役割もある。

成長ホルモンは、骨密度を増やす、皮膚のハリを保つ、しわを減らす、脂肪を減らすなどの働きを持つため、アンチエイジングやダイエットにも影響をもたらす。

成長ホルモンを増やす方法とはDesignedbyFreepik「メラトニン」は夜になり周りが暗くなると自然に分泌が始まるけれど、これは太陽が昇ってから沈む前までに分泌されている「セロトニン」が変化したものだそう。

つまり、「セロトニン」がきちんと分泌されないと、「メラトニン」も分泌されない。

「セロトニン」は光の刺激で合成され増えるので、朝は太陽光を浴び、夜はできるだけ明るい光を浴びずに寝るという規則正しい生活が、「セロトニン」と「メラトニン」の分泌をスムーズにするそう。

それにより、成長ホルモンの分泌も促進される。

さらに、成長ホルモンの分泌は30歳前後を境に減っていくというから、成長ホルモンの分泌を促すことを意識的にする必要があるのだとか。

これには「セロトニン」や「メラトニン」、アミノ酸の一種である「トリプトファン」を含む青汁や野菜などを日中に摂取することや、「メラトニン」が夜に分泌されるのを妨ぐため、18時以降カフェインを摂らないことなどが有効だという。

そして、成長ホルモンが分泌されるのは「眠り始めの3時間」といわれているので、入眠の段階から質のよい睡眠をとることが推奨されている。

よい睡眠に導く「寝室環境」をチェック!DesignedbyFreepik【1】外の音が入ってこない工夫を寝る時に気になるのが外の音。

雨戸、二重サッシ、厚手のカーテンなどで静かな環境を作る工夫を。

図書館ほどの静けさ(40dB以下)が理想だけれど、静かすぎるとかえって緊張してしまうという人は、お気に入りの音楽を聞いてリラックスすることも効果的。

【2】やすらぎを感じる落ち着いた色彩寝室には、ベージュ系、グレー系、ブラウン系などの落ち着いた色がオススメ。

赤や黄などの刺激的な色は避けたほうが無難。

夏場は涼しく爽やかなブルー系も◎。

【3】寝室の明るさは30ルクス以下に寝室は、ほの暗く、何かが見える程度の明かりに。

光源が直接目に入ると眠りを妨げるので、調光が可能なものやフロアランプなどの間接照明も適している。

スマホなどから出るブルーライトには脳を覚醒させる作用があるので、寝る前には注意。

朝は太陽の光で自然に目を覚ますのが理想的。

体内時計をリセットし、覚醒を促す効果が期待できる。

【4】冬22~23℃、夏25~25℃、湿度は50~60%程度が目安寝室でエアコンを使用する際、就寝1時間後、起床1時間前にタイマーをセット。

一晩中つけっぱなしにすると空気が乾燥し、肌荒れや風邪の原因になるので要注意。

寝室環境を整えて、スムーズに入眠できるようになることが美痩せへの第一歩になりそう。

また、「東京西川」では全国18店舗で、睡眠解析とスリープマスターのアドバイスなどを行う「睡眠コンサルティング ねむりの相談所(R)」のサービスを展開している。

睡眠に悩みや不満を抱えているという人は訪れてみては。

【データ】東京西川「睡眠コンサルティング ねむりの相談所(R)」https://nemuri-soudan.jp/【関連する記事をチェック!】●あなたの睡眠負債度は?【心理テスト】で睡眠の質をチェック!●就寝前スマホはエスプレッソ2杯分の刺激!睡眠上手の7原則●【山本浩未さんのメイクのメ】“眠りのスイッチ”を探しています●痩せの基本は睡眠!お風呂上がりの「代謝UPリンパマッサージ」で眠活●健康に痩せるカギは睡眠。

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