太ももが太いと気にしている女性のみなさん、カモシカのような美脚に憧れるかと思います。
しかし、脚やせをするのはとても難しく、なかなか効果が出にくいですよね。
今回は、そんな太もも痩せにお悩みの女性のみなさんに、太もも痩せの極意をお伝えします。
太ももに脂肪が付きやすい原因は何?太ももは体の中でも脂肪が付きやすい部位ですが、これは、男女の違いに原因があります。
男性は皮下脂肪よりも腸などの臓器に付く内臓脂肪が多い傾向にあります。
一方女性は内臓脂肪よりも皮下脂肪が付きやすい傾向にあり、さらに、女性は下半身に多くの脂肪が付くという体のつくりをしています。
そして年齢が上がるにつれて下半身全体に脂肪が付いていってしまうのです。
また、当たり前のことですが、脂肪太りは、消費エネルギーよりも摂取エネルギーのほうが多くなっていることが原因です。
運動不足により消費エネルギーが極端に少なかったり、脂っこいものや甘いものを食べ過ぎていて摂取エネルギーが多かったりと、運動不足と食べ過ぎが原因で脂肪太りをしてしまうのです。
太ももの脂肪を落とす方法①食事制限太ももの脂肪太りを解消するには、まず、摂取エネルギーを少なくするために「食事制限」を行わなければなりません。
摂取エネルギーが多くならないように、栄養バランスの整った食事を摂るようにします。
脂肪分や糖分の摂り過ぎには十分に気をつけましょう。
また、ハンバーガーやポテトなどのファーストフードを食べることは、ダイエット期間中は控えるようにしてください。
栄養のバランスが取れている和食中心の食事にするようにしましょう。
次に、ダイエット期間中に摂取してもらいたい栄養素をご紹介します。
ビタミンCを摂取する太もも太りを痩せにくくしている大敵のセルライトは、脂肪とコラーゲンで形成されます。
コラーゲンが必要以上に増えすぎてしまうと、セルライトができやすくなってしまいます。
また、反対に凝ら源が必要なところでコラーゲンがつくれなくなってしまうと、毛細血管やリンパ管などに余計な負担がかかってしまい、むくみやすい体になってしまいます。
ビタミンCは、そんなコラーゲンの生成に大きく関係している栄養素で、ビタミンCが不足してしまうと、不必要にコラーゲンを異常発生させてしまったり、必要なところにコラーゲンを正常につくらなくなってしまったりします。
したがって、セルライトを予防するためにもビタミンCをしっかり摂取しましょう。
ビタミンCを多く含む食べ物は、ピーマンやパセリ、アセロラ、キウイなどです。
ビタミンB1糖分を摂りすぎると、当然脂肪が付きやすくなってしまいます。
さらに、糖分の摂り過ぎは余分な水まで体にため込んでしまい、むくみの原因となってしまいます。
ビタミンB1は、そんな糖分の摂り過ぎの問題を解消してくれる救世主です。
ビタミンB1は、摂り過ぎた糖質をエネルギーに変えたり、糖質の代謝を促進してくれたりとむくみ改善のために効果的な役割を果たします。
甘いものなどをついつい食べ過ぎてしまう人は、ビタミンB1を摂ることを意識しましょう。
ビタミンB1を多く含む食べ物は、豚肉や鶏レバー、ニンニク、たまご、玄米などです。
カリウム塩分を摂り過ぎてしまった場合は、普通はカリウムが排出をしてくれます。
しかし、カリウムが体の中に不足していると、それを代わりに水で行おうとするのです。
そのため、カリウムが不足した状態で塩分を摂りすぎてしまうと、喉が渇いてたくさん水を飲んでしまいます。
その結果、体がむくんでしまうのです。
カリウムは、むくみの原因となるナトリウム(塩分)たけでなく、水分も一緒に排出してくれる効果があります。
カリウムを積極的に摂るようにして、塩分を体内にため込まないように気をつけましょう。
カリウムを多く含む食べ物は、パセリやホウレン草、納豆、さつまいも、バナナなどです。
太ももの脂肪を落とす方法②筋トレノーマルスクワット【やり方】真っすぐに立ち、足を肩幅に広げましょう。
このとき、足先はやや外側に向けておきます。
手は左右交互に肩のところに当てて組みます。
この状態で息を吸いながらゆっくりと上体を下げましょう。
太ももが地面と平行になるまで下げたら少しの時間キープしましょう。
その後はゆっくりと元の状態に戻します。
これを30回繰り返しましょう。
【ポイント】膝がつま先よりも前に出ないようにして行います。
また、正しい呼吸を行いながらなるべくゆっくりと動作を行い、筋肉への負荷がしっかりかかるようにします。
サイクルトレーニング【やり方】クッションなどをお尻の下に敷いて座りましょう。
両脚と上半身を地面から少し浮かせてお尻だけでバランスを取るようにします。
右ひざを引き付けて、太ももをお腹につきましょう。
その状態から右足を思いっきり伸ばしましょう。
このとき左の太ももをお腹につけます。
これを左右20回ずつ行いましょう。
左右20回×3セット行いましょう。
【ポイント】このサイクルトレーニングで大切なのは、足を勢いよく蹴り出すということです。
また、足は床に絶対につけないようにしましょう。
レッグカール【やり方】ヨガマットなどを敷いた上にうつぶせで寝転びましょう。
両手を顔の前に着いて、みぞおち付近まで上半身を浮かせましょう。
両脚のかかとをお尻にポンと当てるように膝を曲げていきましょう。
ゆっくりと元の状態に戻します。
この動きを20回繰り返しましょう。
20回×3セット行いましょう。
【ポイント】上半身は力を抜いておきます。
慣れてきたら両足の足首でペットボトルなどをはさんで行うと負荷がかかって効果が高まります。
つま先を曲げたりせずに、真っすぐキープしましょう。
太ももの脂肪を落とす方法③マッサージ太もものマッサージ方法膝に近いところから太ももの付け根に向かって手のひらを滑らせるようにしてマッサージしていきましょう。
次に、太もものお肉をつまむようにしてもみほぐしていきましょう。
さらに、太ももを雑巾絞りをするようにしてマッサージします。
前側や両サイド、裏側と太もも全体をマッサージしていきましょう。
【ポイント】お風呂上がりにするとより効果的です。
毎日根気よく続けると効果が出てきますよ。
太ももの脂肪を落とす方法④ストレッチ太もものストレッチ:その1【やり方】ヨガマットなどを敷いた上にうつぶせで寝転びましょう。
このとき太ももの下にクッションなどを敷きましょう。
このとき、顔は横向きにしましょう。
右手で右足の甲を掴んで、右足の膝を曲げてかかとをお尻に近づけましょう。
太ももの前が伸びていると感じたらそこで止めて20秒間キープしましょう。
元の状態にゆっくりと戻して、左足も同じように行いましょう。
左右20秒間を2回ずつ行いましょう。
【ポイント】太ももは床から離さないようにして行いましょう。
また、痛みが出るまでは足を引きつけないようにします。
太もものストレッチ:その2【やり方】ヨガマットなどを敷いた上に仰向けに寝転びましょう。
右足の膝を曲げて右足の裏を左足の膝に当てましょう。
このとき、右足のすねと左足は垂直になるようにしましょう。
右ひざをできるだけ床に近づけましょう。
この姿勢を20秒間キープしましょう。
ゆっくりと元の状態に戻して、逆の足も同じように行いましょう。
これを左右20秒ずつ×2回行いましょう。
【ポイント】呼吸を安定させて行いましょう。
20秒間キープするときには、内太ももの筋肉を伸ばしましょう。
また、腰を上げないように気をつけて行いましょう。
少し慣れてきたら、足裏を股関節のほうに近づけます。
太もものストレッチ:その3【やり方】膝と同じくらいの高さの椅子の右側に立ちましょう。
椅子に手を押して膝を曲げます。
左足を半歩引いて右側に滑らせていきます。
(このとき右足は少しずつ膝を曲げていきます)限界まで伸ばしたら20秒間キープしましょう。
ゆっくりと元の状態に戻して、反対の足も同じように行いましょう。
【ポイント】このストレッチのポイントは、足を真横に移動させていくということです。
後ろに下がりがちなのですが、必ず真横に移動させることを意識しましょう。
太もものストレッチ:その4【やり方】膝と同じくらいの高さの椅子を用意しましょう。
椅子よりも1mくらい後ろに立ちましょう。
右足を椅子にのせましょう。
このとき、かかとまでしっかり乗せます。
ゆっくりと膝を曲げていき、上体を前に倒していきましょう。
後ろ足のかかとが床から離れないくらいの限界まで上体を倒したら20秒間キープしましょう.元の状態に戻したら、反対の足も同じように行いましょう。
【ポイント】背中を丸めずにまっすぐした姿勢を保ったまま行いましょう。
股関節が痛いときには絶対に行わないようにしましょう。
また、しっかりと筋肉を伸ばしていきましょう。
太もものストレッチ:その5【やり方】椅子に浅く背中を真っすぐ伸ばして座りましょう。
両脚を内側に寄せて両膝をくっつけましょう。
このとき力はあまり入れずにくっつけます。
この状態を1分間キープしましょう。
膝を離しましょう。
これを1日5回ほど行うようにします。
【ポイント】O脚の人は膝と膝をくっつけるのが難しい人もいるかと思いますが、このとき無理に膝をくっつけようとしないように自分のできる範囲で行うようにしましょう。
太ももの脂肪を落とす方法⑤ダイエット商品加圧ソックス加圧ソックスは、靴下を履いて適切な圧力をかけることによって、太ももやふくらはぎなどの足痩せ効果を得ることができる商品です。
加圧ソックスを履くと、血液の流れやリンパの流れなどを良くしてくれます。
その結果、履くだけで非常に効率よく太もも痩せをすることができるのです。
ツイストステッパーステッパーがあると家にいながら簡単にエクササイズをすることができるのでとても人気があります。
とてもわずかなスペースに置くことができるので、お部屋の隅に置いておけばいつでも使うことができます。
太ももに適度の負荷がかかりますので、太もも痩せに効果があります。
また、運動不足を解消してバランス感覚を養うというメリットもあります。
ダイエットスリッパかかとのないスリッパを履くだけでダイエットができる「ダイエットスリッパ」が太もも痩せにはおすすめです。
自然とつま先立ちになるので、ふくらはぎや太ももに力が入り、筋肉を鍛えることで、脚痩せしていきます。
バランスをしっかりと取ろうとすると、姿勢も良くなります。
はじめのうちはバランスを取るのが難しく、長期的なダイエットをしたい人にもおすすめです。
コロコロマッサージローラー太ももに溜まっている老廃物や毒素が溜まりやすい太ももを集中的にマッサージすることで、むくみがとれて脚やせ効果が期待できます。
太ももに溜まっている老廃物や毒素はセルライトの原因でもありますので、コロコロマッサージで老廃物や毒素を流すことで、セルライトができるのも予防できます。
仕事の休み時間や、お風呂のときなどにも使用するといいでしょう。
太ももに挟むだけのダイエットアイテム「La・VIE内股deDiet」こちらは太ももの内側の筋肉である「内転筋群」を鍛えることができるダイエットアイテムです。
使い方は太ももの内側にアイテムをはさんで閉じたり開いたりするだけです。
座っていても立っていても使うことができます。
骨盤のゆがみも改善されて、O脚などの悩みも改善が期待できます。
まとめ太ももの脂肪を落とすさまざまな方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
太ももは体の中でも、最も大きな筋肉を持っている部分ですので、ここを鍛えることでダイエットや健康的な体作りの効果を得ることができます。
日常生活の中に、太もものトレーニングやストレッチなどを取り入れて健康的で美しい足を手に入れましょう。
また、食生活を改善することで、太ももだけでなく体全体が軽くなってきます。
こちらの記事を参考にして、太もも痩せにしっかりと取り組んでみてください。
きっと結果はついてくると思います。
美しい足で、街中を悠々と闊歩しましょう。