ダイエット適正診断

太ももの付け根が太いのは骨盤の歪みが原因かも?太ももダイエットのコツを紹介

その他も部分はそうでもないのに太ももの付け根が異様に太いという人はいませんか。

そんな人は、もしかしたら骨盤の歪みが原因かもしれません。

今回は、骨盤の歪みと太ももダイエットについて解説していきたいと思います。

太ももの付け根が太いのは骨盤の歪みの可能性もある?太ももの付け根が太い原因のひとつに、「骨盤の歪み」が考えられます。

骨盤と太ももの骨(大腿骨)がきちんとはまっていないことが理由です。

これは、本来よりも骨盤と大腿骨が浅くはまってしまっているために、太ももの付け根が外側に出っ張ってしまうからです。

太ももの付け根の部分のことを医学的には「大転子」といいますが、この大転子が外に向かって出っ張っしまうと、とうぜん太ももの肉が外に広がって太くなってしまいます。

大転子が外に出っ張って、太ももが太くなると今度はお尻の形も都側に向けて広がってしまいます。

つまり、骨盤や骨格の歪みが原因で太ももの付け根が太くなっている場合は、通常の食事制限を行うダイエットでは、太ももを細くするのは難しいということになります。

太ももは太りやすいっ原因って何?太ももなどが太くなってしまう下半身太り。

実は、女性は男性に比べて下半身が太りやすいのですが、どうしてなのでしょうか。

その理由を解説していきたいと思います。

太ももが太りやすい原因その1【セルライト】女性の太ももなどの下半身太りの原因の最も大きなものが「セルライト」です。

セルライトとは、太ももやお尻などにできるもので、肌が凸凹してオレンジのような皮になることから「オレンジピールスキン現象」とも呼ばれています。

セルライトの正体とは、皮下脂肪組織が老廃物と一緒に固まってしまったもので、成人女性の80%にみられるそうです。

そして、セルライトの恐ろしいところは、一度できてしまうと通常の食事制限や運動をしてもなかなか取り除くのが難しく、どんどん痩せにくい体になってしまうところです。

そして、セルライトができると「血流の悪化」や「リンパの流れの悪化」などさまざまな体に悪い症状がおこり、これらがまた太りやすい原因となってしまう悪循環に陥ってしまうのです。

そのため、セルライトを除去することが、太ももなどの下半身太りを解消するための近道なのです。

 太ももが太りやすい原因その2【水分不足】「水分を摂りすぎると体がむくんでしまう」と思い込んでいる女性の人も多いかと思いますが、これは大きな間違いです。

むしろ、水分が不足してしまった方がむくみに繋がってしまうといわれています。

普通ならば、水分を摂ると体内の老廃物を尿や汗とともに排出してくれますが、水分が足りなければ、尿や汗を出す量が減ってしまい、その分老廃物が体の中に蓄積されてしまいます。

老廃物をそのままにしておくと脂肪と一緒に固まりセルライトになったり、脂肪などになったりと下半身太りをどんどん加速させていってしまいます。

太ももが太りやすい原因その3【塩分や糖分の摂り過ぎ】下半身太りの傾向にある人に多いのが塩分や糖分の摂り過ぎです。

塩分を摂りすぎると、当然血液の塩分濃度が高くなります。

塩分濃度が高くなるとそれを低くしようと体がいつもよりも水分を溜め込もうというオードになってしまいます。

これがむくみという症状になってしまうのです。

むくみが出てくると、血液の流れだけでなくリンパの流れも滞ってしまい、基礎代謝が落ちてきます。

すると、脂肪が徐々に蓄積されて、さらにはやっかいなセルライトになってしまいます。

また、糖分を摂り過ぎると、体の中の水分を糖分が吸収してしまい、血液中の水分が少なくなります。

その結果、血液がドロドロになってしまい、血液の流れが悪くなってしまうのです。

太ももが太りやすい原因その4【下半身の冷え】冷え性でお悩みの女性のみなさんはとても多いかと思いますが、実は冷え性は下半身が太りやすい原因のひとつなのです。

下半身が冷えてしまうと、基礎代謝が下がったり、血行が悪くなったり、さらに老廃物や水分の排出に弊害をもたらしたりと、あらゆる面で脂肪がつきやすくなってしまいます。

また、体が冷えてしまうと脂肪も温まりにくくなってその場に蓄積されてしまうのです。

女性に冷え性が多い理由は、女性は男性に比べて筋肉量が低いことが挙げられます。

また、月経の時期や排卵期の時期に「エストロゲン」という女性ホルモンが分泌されますが、このとき、体温が低くなることも挙げられます。

デスクワークなど長時間同じ姿勢でいることも、冷えの原因となります。

このとき、太ももやお尻が特に冷えてしまいます。

お尻を触ったときに冷たいと感じる人は、すでにかなりの冷えの症状に襲われている可能性が高いです。

 太ももが太りやすい原因その5【筋力の低下】むくんではいないけれど太ももやふくらはぎなどの下半身が太いという人は、もしかしたら足の筋力が低下してしまっているかもしれません。

心臓から足先に流れた血液は心臓に戻るときに重力に逆らって流れなければなりません。

このとき、足の筋肉を使ってポンプのように血液を押し戻すのですが、足の筋力が低下してしまっていると、正常に血液やリンパを流すことができず、下半身に老廃物を溜め込むことになってしまうのです。

また、内ももの内転筋は骨盤と繋がっていて骨盤を支える重要な役割を果たしていますが、内転筋の筋力が低下してしまうと、うまく骨盤をさせることができなくなり、歪みを引き起こしてしまいます。

先に述べたように、骨盤が歪んでしまうと太ももの付け根が太くなってしまいます。

 太ももの筋肉とお尻の筋肉の関係太ももの筋肉①大腿四頭筋太ももを構成する筋肉の最大のものは大腿四頭筋です。

この大腿四頭筋は「中間広筋」「内側広筋」「外側広筋」「大腿直筋」の4つの筋肉から成る複合筋です。

また、人の体の中でも最も大きい体積をもつ筋肉で、とても強力なパワーを発揮します。

膝を伸ばす運動に使う筋肉で、日常生活からスポーツまですべての動作に関係してきます。

大腿四頭筋を鍛えると基礎代謝が格段に増えるので、ダイエットで鍛える部位としておすすめです。

太ももの筋肉②ハムストリングスハムストリングスは太ももの裏側にある「半膜様筋」「半腱様筋」「大腿二頭筋」の3つの筋肉の総称です。

このハムストリングスは、股関節の動きに関してお尻の筋肉である大臀筋とともに作用しています。

また、日常生活に置いては起き上がる動きや歩行、スポーツでは走るとなどに活躍する筋肉です。

お尻の筋肉①大臀筋お尻全体を覆う筋肉は「大臀筋」です。

この大臀筋は単一の筋肉としては最も体積の大きい筋肉で、大臀筋を鍛えることで、引き締まった美しいお尻を手に入れることができます。

先ほどハムストリングスのところで述べたように股関節を動かす働きをハムストリングスとともに担っていて、歩いたり階段を上ったりする動作で活躍します。

お尻の筋肉②中臀筋・小臀筋「中臀筋」と「小臀筋」は、大臀筋の内側にある筋肉で、股関節や太ももを動かす動作に関係制定ます。

中臀筋はお尻上部の左右にあるので、ここを鍛えるとヒップアップ効果を得ることができます。

 太ももの付け根を細くする骨盤矯正ストレッチ太ももの付け根を細くする骨盤矯正ストレッチ:その1【やり方】ラテラル式呼吸法を行いながら、腰を大きく回しましょう。

腰を両方の方向に回して自分の骨盤を観察し、骨盤の位置を手のひらで調整しましょう。

お腹とお尻の周りの筋肉を締めて、息を吸いながら右手を床につけます。

(前屈をするように)反対側の腕を骨盤の横から上のほうにまっすぐ伸ばしましょう。

(このとき息を吐きながら)右の肘は床につけたまま、3回息を吸ったり吐いたりします。

同じように反対の方向も腕を真っすぐ伸ばしながら、3回息を吸ったり吐いたりしましょう。

ゆっくりと元の状態に戻し、息を吸いながら手を前で組んで吐きながらお腹とお尻の筋肉をグッと締めましょう。

手を胸の前から前方へ向けて伸ばしながら、腰を後方に引いていきましょう。

その状態でおへそを見ながら3回呼吸をします。

息を吸いながら両手を後ろのほうへ、次に息を吐きながら胸を広げて上のほうを向きましょう。

息を吸いながら腕を頭の上に伸ばしたら下に下ろし、ツビにあばら骨を入れながら息を吐きましょう。

最後に腕を胸の前に下ろしましょう。

 太ももの付け根を細くする骨盤矯正ストレッチ:その2【やり方】両足を肩幅よりも少し広めに開いて真っすぐ立ちましょう。

大転子の右側に右手を当てて、手で大転子を押しながら、骨盤を左に動かします。

このとき、上半身は右に傾けましょう。

右の太ももの内側が伸びていることを意識して行いましょう。

この一連の動作を8回繰り返したら、反対の足も同じように行いましょう。

【ポイント】このストレッチは大転子を引っ込めて太もも痩せをするのにとても効果的なストレッチですので、ぜひ行ってみてください。

なんと、15cmの太もも痩せにも成功した人がいるそうです。

 太ももの付け根を細くする骨盤矯正エクササイズ 太ももの付け根を細くする骨盤矯正エクササイズ:その1【やり方】ヨガマットなどを敷いた上に仰向けになり、肩幅と同じくらいに足を開き膝が90°になるように持ち上げます。

両手で膝の外側から力を加えます。

このとき、足はその力に反発するように内側から外側に押し返しましょう。

(10秒間キープしましょう)今度は逆に、両手で膝の内側から力を加え、足はその力に反発するように外側から内側に押し返しましょう。

(10秒間キープしましょう)この動作を1セットとして5回繰り返しましょう! 太ももの付け根を細くする骨盤矯正エクササイズ:その2ヨガマットなどを敷いた上に仰向けになり、両膝を立てましょう。

右足の足首を左足の太ももの上にのせましょう。

左足の膝を両手で抱えて胸へ引き寄せましょう。

このとき猫背にならないように気をつけましょう。

腹筋に力を入れるといいです。

この状態を15秒間キープしましょう。

反対の足も同じように行いましょう。

 太ももの付け根とお尻が痩せるエクササイズ太ももの付け根とお尻を同時に痩せることができるエクササイズをご紹介します。

ヒップリフト「ヒップリフト」というエクササイズをご存知の人は多いかと思いますが、ヒップリフトは美しいヒップラインをつくるだけのエクササイズではないんです。

ヒップリフトは、実は、膝の角度を変えるだけで痩せ効果が得られる部分が変わってくるエクササイズなんです。

膝の角度が45°だとお尻に効果があり、膝の角度が90°だと太ももに効果があります。

では、具体的にやり方を見てみましょう。

【やり方】ヨガマットなどを敷いた上に仰向けで寝転び、両脚を腰幅くらいに開きます。

膝を90℃に曲げましょう。

このとき、つま先は天井方向を向けておきます。

両腕は体と平行になるように横に置いて、手のひらを床につけておきましょう。

両腕で支えながら、胸から膝までが真っすぐになるようにお尻を上げましょう。

このとき、肩に力が入り過ぎないようにしましょう。

ゆっくりと元の状態に戻します。

この動作を1セットとして、5セット行いましょう。

かかとの位置を調整しなおして、膝を45°に曲げましょう。

このとき、つま先はできる限り上を向けましょう。

両腕で支えながら、胸から膝までが真っすぐになるようにお尻を上げましょう。

このとき、肩に力が入り過ぎないようにしましょう。

ゆっくりと元の状態に戻します。

この動作を1セットとして、5セット行いましょう。

【ポイント】お尻を上げ過ぎて体が反り返ってしまうと、太ももやお尻痩せの効果が得られないうえに、腰に負担がかかるだめ気をつけましょう。

 まとめ太ももの付け根が太い原因の一つである骨盤のゆがみについて解説いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

骨盤矯正ストレッチや骨盤矯正エクササイズは、歪んでしまった骨盤を正しい位置に戻すのにとても有効で、骨盤を正しい位置に戻すだけでも太もも痩せに繋がりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

こちらの記事を参考に、ほっそりとした美しい太ももを手に入れましょう! 

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