美脚になるためには下半身痩せが欠かせません。
また、下半身痩せには大きく動く股関節が必要です。
そのためにはストレッチが最も適した解決方法です。
運動によって脂肪を燃焼することができますが、小さな動きでは燃焼する量も限られます。
ストレッチによって十分に動くようにすれば、同じ動作でも脂肪の燃焼効率は高くなります。
股関節ってどんな働きがあるの?人が立ったり、歩いたり、走ったり、座ったり、しゃがんだりできるのは、股関節が機能しているからです。
関節の中でも大きな部位であり、下肢と体を結ぶ接続部分で、前後左右の広い範囲で動かすことができます。
下半身の動きには欠かせない関節で、加齢によって動きが悪くなると痛みを伴い、歩行障害などの症状が見られるようになります。
下半身の動きが制限されることで代謝がうまく行われず、むくみによって足が太くなることもあります。
綺麗な下半身を目指すならば、股関節が大きく動くことが重要になります。
股関節はどのあたりにある部位なの?下半身で最も大きな骨である骨盤は上半身の中央に位置する背骨を維持している大切な骨格です。
その骨盤はいくつかの骨から出来上がっています。
背骨を受けるのが中央にある仙骨で、その両側に広がるのが寛骨です。
寛骨の下側にある関節が股関節です。
一般的には足の付け根と呼ばれる部分になります。
下半身の動きに関わる股関節の構造としくみ寛骨にあるくぼみが寛骨臼と呼ばれる部分で、そこに大腿骨の端にある半球状の骨が収まります。
半球状の部分は骨頭と呼ばれて、寛骨臼の中に80%もはまります。
関節部分は滑膜や滑液と呼ばれる滑りの良い薄い組織が骨を覆っていいて、潤滑剤の役割をしてくれます。
また骨頭と寛骨臼は柔らかな軟骨でできているので、ある程度の衝撃があっても傷がつかないで済みます。
寛骨と大腿骨は複数の筋肉でつながっているので外れることはありません。
股関節を大きく動かすとどんな効果があるの股関節の周りにはさまざまな筋肉が覆っています。
股関節を上にあげるための屈筋、伸ばすための伸筋、外側に曲げるための外転筋と内側に曲げるための内転筋、外側にねじるための外旋筋があります。
それぞれの筋肉が伸縮のバランスを調整することで、足を広げたり、前後に動かしたりすることが可能です。
また、これらの筋肉を鍛えることで下半身の大きな動きをサポートするため、基礎代謝が上がるようになります。
下半身痩せをするためには、まず股関節の動きが大きいことを心がけてストレッチを行う必要があります。
下半身を大きく動かすことで筋肉をたくさん動かすこととなり、代謝が活性化します。
代謝が正常に行われていくようになれば、むくみも解消し、下半身痩せが実現できるようになります。
下半身痩せに股関節ストレッチが効く理由夏になると困るのが露出が増えることです。
気温が上がって長いパンツやスカートなどを履いていることが苦痛になります。
そのため脚を見せる機会が増えて、着て行く服に気を使うようになります。
細くてきれいな脚なら、気にせずにショートパンツやミニスカートを楽しむことができますが、なかなか勇気がいります。
そのために美脚を求めるなら下半身痩せが必要です。
きれいな細い脚を手に入れてスカートなどを気にせず履けるようになると、ファッションへのこだわりも強くなり、魅力的な女性になれるでしょう。
下半身痩せには股関節の動きが重要。
股関節が硬い人は太ると言われています。
股関節が硬いと言うことはその周辺の筋肉の動きが小さいと言うことになります。
筋肉の動きが小さいと代謝が悪くなり、老廃物が排出されなくなり、むくみの原因になります。
いわゆる水太りと言われる症状です。
また、代謝が悪いと脂肪が燃焼されずに蓄積されるのでどんどん足が太くなってしまいます。
これらが下半身が太くなる大きな原因と言われています。
だから股関節を柔らかくする必要があるわけです。
股関節を柔らかくすることで動きを大きく股関節が柔らかくなると、下半身の可動範囲が大きくなります。
つまり、足の動作が大きくなると言うことです。
大きな動作はそれだけ多くの筋肉を使います。
そして筋肉を動かすためには、たくさんのエネルギーが必要です。
いつもより多くエネルギーを必要とする場合には、蓄積していた脂肪から消費されていきます。
このようにして、下半身の脂肪が減っていけば、細くなって行くので美脚に近づいて行くことでしょう。
また、均等にストレッチするように心がければ、足全体を細くする効果が期待できます。
脚は筋肉によって覆われている歩いたり、立ったり、座ったりと動きの大きい脚は、その大部分が筋肉で覆われています。
股関節につながっている筋肉が全て脚につながる筋肉です。
そのため股関節のストレッチをすることで、それらの筋肉をほぐして動きやすくしてくれます。
あまり動かしていない筋肉は、脂肪を蓄積するための土台にしかなっていませんが、ストレッチによって柔らかさを取り戻し、大きく動かすことで多くの脂肪を燃焼させる効果が期待できます。
代謝を高めて引き締まった脚に変えることで、美脚を手に入れることができます。
ストレッチで期待できる効果ストレッチは、筋肉の可動範囲を広げてあげるための動作です。
激しい運動と違って、誰でも簡単に始めることができます。
いきなり痛くなるぐらい曲げる必要はなく、自分の動かせる範囲で少し痛みを感じるようなところで姿勢を維持しましょう。
最初はほとんど動かない人でも続けているうちに柔らかくなっていきます。
辛いからと言ってすぐにあきらめないである程度長いスパンで継続することが重要です。
運動が苦手な人も自分のペースでできるので、ゆっくりとお手本を見ながら確実に行なっていきましょう。
正しく動かせるようになるとストレッチによって下半身の動きが大きくなって、動かしやすくなると怪我をすることがなくなります。
ちょっとした段差でつまずいて転んでしまったような経験ある人は、筋肉が硬くて動きが小さくなっている証拠かもしれません。
足をしっかり上げられないとちょっとした段差で転んでしまいます。
また、思いがけないところからの力がかかって骨折や捻挫などの原因にもなります。
正しく動かせることは正しく歩いたり、座ったりできることで、トラブルの発生を減らすことが可能です。
リラクゼーション効果が高まるストレッチを行うことで、副交感神経を優位にすることができます。
副交感神経が優位になっている間は、リラックスした気分で過ごすことが可能です。
つまり、ストレッチによってリラクゼーション効果を高めることが期待できます。
少しずつ、痛気持ちいい程度のストレッチを繰り返すと気持ちが落ち着いて着て安心して過ごすことができます。
イライラしないことから不要な間食も減らすことが可能です。
前向きに考えるようになって外出する機会も増えるかもしれません。
脚に溜まった老廃物の排出を促す脚は心臓から一番遠い部位になります。
そのため心臓が送り出した血液が十分に循環できない恐れもあります、そのため足を動かすことで血を送り返すポンプの役割をしています。
そのため足のことを第2の心臓と呼ばれることもあるぐらいです。
しっかりと動かして血流を良くすることで、リンパ液の流れも活性化します。
リンパ液は、溜まっていた老廃物を排出する働きがあり、脚に溜まった水分も少なくなります。
このようにして下半身の水ぶくれを解消することが可能です。
効果が早めに現れるので、下半身痩せのはじめに体感することができます。
どこでもできる!1日5分の股関節ストレッチ特集下半身痩せに効果がある股関節のストレッチですが、1日たったの5分から効果を期待することができます。
特にお風呂上がりの体が温まっている時に行うのが効果的です。
体が冷えている時に無理やり筋肉を伸ばすと腱や靭帯を痛める恐れがあるので、注意が必要です。
ストレッチは筋肉ごとに意識しながら下半身のストレッチは脚に付いている筋肉によって、方法を分けることが可能です。
例えば外旋筋群は骨盤と大腿骨を結んでる重要な筋肉です。
仰向けになって両足のかかとをお尻のすぐ近くまで引き寄せます。
この時にお尻が浮かないように注意が必要です。
次に大腿四頭筋はひざを伸ばす時に使われる筋肉です。
階段の上り下りは、この筋肉が使われます。
片膝を付いた状態で両膝を90度に曲げます。
そのまま上半身は起こしたままの姿勢を維持しましょう。
場合によっては、後ろ足の足首を掴んでお尻に近づけることでさらにストレッチ効果を高めます。
椅子に座ってもできるストレッチ方法会社や学校などで椅子に座っている時もストレッチをする方法があります。
まず、椅子に座って膝を90度曲げます。
この時に姿勢が厳しいなら椅子の高さが合っていないので調整が必要です。
片方の足を持ち上げてもう一つの膝に足を載せます。
上半身が倒れないように注意して、持ち上げた方の足の膝を下に押し下げます。
すねが水平になるぐらいに押し込んだら元に戻して大丈夫です。
骨盤の歪みを矯正するストレッチ方法このストレッチはフロアに直接座った状態で行います。
両足の裏を体の真ん中部分で合わせます。
足の裏が離れないようにしっかりと手で押さえて、膝を下に下ろすように骨盤を広げましょう。
この動作30秒かけてゆっくりと行います。
勢いで膝を動かすのではなく、しっかりと脚を広げて行います。
この時に呼吸を止めないように注意しましょう。
苦しいと呼吸が止まってしまいがちですが、しっかりと深呼吸しながら行うことでリラクゼーション効果が高まります。
脚を大きく広げて行うストレッチ方法脚を肩幅よりも大きく広げて立ちます。
膝は体の外へ向いているような格好になります。
そのまま膝を曲げていって、体を下げていきましょう。
膝が90度近くまで曲がったら、ゆっくりと立ち上がります。
これを1セットとして5回繰り返します。
この時も呼吸を止めないことが重要です。
おうちでゆっくり。
股関節ストレッチメソッド股関節のストレッチメソッドは、下半身が衰えることで動きが悪くなった股関節を大きく動かすことが目的です。
激しく動かすわけではなくゆっくりと確実に広げていくことが重要です。
どの方法でも共通していますが、絶対に呼吸を止めないように気をつけましょう。
無呼吸になると力が入って筋肉が硬くなってしまうのと苦しくなって長く続かないと言うデメリットがあります。
ゆっくりと深く息をしながら股関節を大きく広げて筋肉を緩めていきます。
まずは寝ながら行うストレッチ方法仰向けに寝た状態で、片足を上げて膝を両手で抱え込みます。
この時残りの脚は伸ばしたままにします。
抱え込んだ膝は、ゆっくりと胸に近づけて、最終的にはひっつくぐらいまで抱えていきます。
お尻の筋肉が伸びていることを意識して、ゆっくりと30秒程度時間をかけて行います。
終わったら同じように逆の脚も行います。
次に90度に持ち上げた足の膝を反対側の脚の方に倒していきます。
膝を手で押してあげると効果が高くなります。
少し痛く感じる程度のところで、そのまま30秒キープします。
これも同じように反対側の足も行います。
立ち上がってから片足を持ち上げて足の付け根から大きく回していきます。
膝を曲げてできるだけ大きく回すことがコツです。
倒れそうになる人は、回している側と反対の手を壁に添えて体を固定しましょう。
30秒ぐらいかけて回したら、反対側の足も同じように行います。
次に片方の脚を後ろに曲げて、足の裏がお尻につくようにします。
そしてそのままできるだけ膝を後ろに動かします。
うまくいかない人は足首を持って上に引っ張ります。
ふくらはぎの前がしっかりと伸びていることを確認してください。
これも両足で行います。
内側の筋肉を伸ばすストレッチ方法両足を肩幅に広げた状態から片足を水平にできるだけ遠くに着くように動かします。
片足が横に伸びて、動かした足の膝が曲がっている状態にします。
三角定規のような格好になります。
伸ばした足の付け根が広がっているのを感じながらしっかりと筋肉を伸ばしていきます。
この時上半身が前に倒れないように気をつけましょう。
また、つま先がしっかりと前を向いていることも確実にしましょう。
30秒経ったら立ち上がって反対側の脚も同じようにストレッチを行います。
まとめ股関節が劣化すると動きが悪くなったり、痛みをともなうようになります。
動きは少ない下半身は脂肪がつきやすく、足が太くなりがちです、できるだけ動かして代謝をよくするように心がけます。
動きが大きくなったあとなら、歩くだけでも十分に脂肪を燃焼できるようになります。
しっかりと動く股関節して代謝機能を高めることで下半身痩せを実現しましょう。