女性ならどうしても気になる体形の問題。
おしりが大きい、形が悪い等の下半身にコンプレックスを抱いている方も多いのではないでしょうか。
骨盤の大きさは実はおしりの大きさにも影響があり、骨盤が広がっているとどうしてもおしりも大きくなってしまいます。
今回はストレッチ等で骨盤矯正をして綺麗なおしりを手に入れる方法を学んでいきましょう。
まずは、骨盤が開く原因を知ろう出産後は骨盤が開いてしまうのは仕方がないことなのですが、最近ではそれ以外の方でも骨盤矯正を行う方が増えています。
では何故骨盤が開いてしまうのでしょうか。
骨盤の開きは骨盤の歪みと同義です。
原因は1つというだけではなく複数の原因があり、組み合わさって少しずつ開いていくのです。
骨盤が開いてしまう理由の1つが前述にもある通り出産になります。
赤ちゃんが出てきやすいように骨盤を開かないと出て来られないので当然ですね。
ただ、その後姿勢が悪い、猫背、女の子座りをしていると戻りにくくなりますし、産後は自然に戻るように動きますが、気付かない癖がそれを阻害することもあります。
出産だけではなく普段の姿勢の悪さやヒールが高い靴を履いている、座っていることが多いというのも理由になります。
他にもいつも同じ方で鞄を持っている、足を組む、片足に体重をかけて立っている、ということが多いと左右に骨盤が傾いてしまうこともあるのです。
それらのことを長年続けていると少しずつ開いて行ってしまうようになるのです。
中には怪我が原因で開いてしまうという稀なケースもあります。
こうして骨盤が開いてしまうと骨盤の上にある胃や腸が下に下がってきてしまい、おしりが大きく見えてしまうようになります。
しかも左右に傾いてしまうと下半身の血流が悪くなったりX脚、O客の原因になったり体のバランスが崩れることによって下半身太りの原因にもなったりするのです。
ではどうやって骨盤の開きをチェックするのかセルフチェックの方法を試してみましょう。
ベッドや床に仰向けに横になります。
出来ればヨガマットを敷いた床の方がお勧めです。
どうしてもマットレスだと体が沈んでしまうので床の方がチェックがしやすいです。
次に踵を少し話した状態で足を真っすぐに伸ばします。
そのまま下半身の力を抜いた時にどれくらいつま先が開くのかチェックして下さい。
正常な骨盤であれば80度から90度開きますが、そうでない場合は歪んでいるということになります。
例えばつま先の開きが左右で異なる場合には骨盤が左右に傾き足の長さも均等ではありません。
つま先の角度が異様に狭い場合には骨盤が逆に閉じすぎている、と言うことになります。
逆につま先の角度が開きすぎている場合には骨盤も開きすぎた状態であるということになります。
おしり以外にも!骨盤が開くとよくない事実は骨盤が開いてしまうとおしりが大きく見えるだけではないのです。
内蔵の位置が不安定になってしまい、ずれていってしまうことによって内蔵の働きが落ちてしまいます。
それによって血流が悪くなってむくんでしまう、消化不良を起こして便秘を引き起こしてしまうのです。
それらによって代謝が落ちてしまうので通常の量を摂取していても消費出来なくなってしまうので太りやすくなり、折角行っているダイエットの効果を落としてしまうのです。
もしも骨盤が左右に傾いてしまうと、最悪足の長さが左右で異なるようになってしまい、しかもX脚、O脚の原因や下半身太りへの影響もあるため、そのまま放っておくということは出来ません。
将来歩行が困難になってしまうことさえあるのです。
更に常に筋肉が緊張している状態になってしまうので足が太く見えてしまう、ということになります。
実は骨盤の開きと言うのはおしりだけではなく下半身全体に影響が強く出てしまうのです。
更に、左右に傾いていると膝への負担が増えてしまいます。
それだけではなく怪我の要因にもなるのです。
段差のない所で躓いてしまったり段差や階段で引っかかってしまったり、と言うことにもなるのです。
勿論姿勢にも影響が出てきます。
歪みがあれば姿勢が崩れるので膝だけではなく腰や肩にも負担がかかり、目の疲れ等慢性的な痛みを生じることに繋がります。
幹部だけを治療してもあまり効果が得られないので、根本的な治療をする必要があるのですが、意外と骨盤という部位は見落としがちになるということは多いです。
腰は体の要と書くくらい重要な部位になります。
もしも歪みが生じてしまえば骨盤が横に開き内臓が下がっておしりが大きく見える、というだけではなく様々な部位に影響を及ぼすようになってしまうのです。
出来れば大きなおしりを小さくしたい、下半身太りを何とかしたい、という悩みを抱えている方は少なからずいる筈です。
だけどおしりを小さくするのは難しい、と諦めているのではないでしょうか?確かにおしりは筋肉を通常の生活では意識して動かすことはないので大変です。
ですが横に広いから大きく見える、ということは骨盤矯正によって改善することが出来ます。
それではどうしたら骨盤を矯正することが出来るのか、骨盤矯正ストレッチの仕方をお教え致します。
骨盤に効く!簡単ストレッチ特集実はストレッチを行うにはタイミングも重要です。
骨盤が開くのは朝起きた時や就寝前、お風呂に入った後等リラックスしているタイミングで行うと、体が解れているので骨盤を強制を行うには絶好のタイミングになります。
体を締め付けないようにゆったりした格好で行いましょう。
寝起きに5分くらい時間を取って軽くストレッチをしてから起きると目も覚めるのでお勧めです。
それではお勧めストレッチをご紹介致します。
1つ目は最もポピュラーなものからご紹介致します。
足を肩幅に開いてフラフープを回すように腰を回すストレッチです。
ポイントは腰を少し落として上半身と下半身を動かさないように腰だけを動かすようにすることです。
左右30回ずつ朝晩に行うと効果的です。
続けていくと綺麗なくびれをゲットすることも出来ます。
2つ目が四股を踏むような動きのストレッチです。
肩幅に足を開いて腰を膝くらいまで落として歩くストレッチになります。
この時反動で移動するのではなく軸足を伸ばして体重移動をするのがポイントです。
骨盤の周りの筋肉を刺激して筋力アップにも繋がるストレッチになります。
股関節が柔らかくなり骨盤が歪みにくい体作りにもなるのでお勧めです。
3つ目が仰向けになって膝を90度くらいに曲げておしりを上げて3秒キープを繰り返すストレッチです。
おしりにも力が入って大殿筋を刺激してヒップアップにも効果的になります。
ポイントは膝から頭まで真っすぐになる様におしりを上げることです。
1日5回を目安に行うと良いです。
朝起きて、夜寝る前、というタイミングでも行えるストレッチになります。
4つ目が仰向けになって膝を90度くらいに曲げて膝をくっつけて、そのまま右に倒して10秒キープを左右それぞれ10回行うストレッチになります。
この時足の裏が床からあまり離れないようにして下半身のみを動かすようにして下さい。
骨盤をねじって元の位置に戻すことが出来て筋を延ばすことが出来るので気持ちの良いストレッチです。
5つ目が坐骨神経痛の痛みの緩和や予防にも行われているストレッチになります。
仰向けに寝て右膝に左の踵とくっつけ、右手で左の膝を軽く引っ張ります。
この時に膝と踵は離れないようにして下さい。
ゆっくり呼吸をしながら30秒この体勢をキープして、左右行います。
骨盤ストレッチグッズ紹介次にこれらのストレッチの効果をより引き上げてくれるストレッチグッズをご紹介致します。
それぞれのグッズを利用したストレッチ方法もご紹介致します。
1つ目がストレッチポールと言うものです。
これは円柱状の固いクッションのようなものです。
これの上に背骨が当たるように仰向けに寝て膝を立てるのが基本姿勢になります。
その状態から両の足の裏をくっつけて膝を両側に開くようにして40秒キープする、と言うストレッチです。
この時足を開いたり閉じたりして気持ちの良い位置を探してそこでキープをすると効果的です。
基本姿勢のまま横にスライドして背中を刺激するストレッチがあります。
これは骨盤の左右の傾きを解消することが出来ます。
この時背中、腰が床と並行になる様に気を付けて下さい。
他にも基本姿勢のまま足を持ち上げ、踵でおしりをトントンと叩くというストレッチもあります。
10秒の内に2、3回行うようにしましょう。
同様に足を持ち上げて自転車を漕ぐように足を10秒間動かす方法もあります。
それぞれインナーユニット活性化も期待出来ます。
ストレッチポールは使用することによって一人でも効果的なストレッチを行うことが出来る補助具になります。
使用することによって腰周辺の骨を正しい位置に導くことが出来るのです。
基本姿勢を取ることによって自分の体重で安全な負荷をかけることによって足や股関節に一人でも安全かつ効果的に行うことが出来るのです。
更に足先が腰よりも下にいくので血流が流れやすくなるというメリットもあります。
バスタオル等を使用しても程よい反発力を得ることは出来ず、塩ビ管を使用しても固すぎて却って痛めてしまいます。
骨盤を緩ませて正常な位置へ戻して骨盤を締めることが出来るため、通常のストレッチよりもより効果的に行えるのでお勧めです。
もう1つがとこちゃんベルトと言われる骨盤矯正ベルトです。
しかしこれはあまり依存し過ぎると自分で保つことが難しくなってしまいます。
このとこちゃんベルトは歪みを治すというよりも産後開いて緩んでしまった骨盤を外側から締め付けるという意味合いを持ちます。
歪みの矯正には効果はなく、産後の女性のためのコルセットです。
お腹を引き締める意識が持てるようになったら少しずつ使用頻度を減らしていくようにして下さい。
おしりに効く!美尻トレーニング3選次は美尻を目指すための美尻トレーニングの方法を知っていきましょう。
1つ目がおしり歩き運動というトレーニング方法です。
これは美尻になれるだけではなく骨盤矯正も可能なので一番のお勧めトレーニングになります。
両足を真っすぐ伸ばして床と上半身が90度になる様に姿勢を良くして座ります。
腕は胸の前で交差させますが、最初の内は腕は軽く曲げて振りながら行うとやりやすいです。
そしておしりを片方ずつ上げるようにして下半身で前に進むという運動です。
1回につき2、3メートルを進み、5往復が目安になります。
1日に1回か2日に1回行うと効果的です。
クレヨンしんちゃんのけつだけ歩きを想像すると良いかもしれません。
腰を捻るように行えばくびれにも効果的で、有酸素運動としても効果的なので、続けることによって基礎代謝が上がり消費カロリーも上がります。
2つ目がスクワットです。
スクワットなら簡単でお手軽だわ、と実践している方は多いかもしれません。
ですがただ腰を下ろすのはスクワットと言えません。
スクワットをすることによって太腿の裏の筋肉を鍛えることが出来、その筋肉はおしりにも続いているのでおしりの筋肉も鍛えることが出来ます。
きちんとしたスクワット方法は足を肩幅に開いておしりを5秒かけて膝ぐらいまで下ろし、同じく5秒かけてゆっくりとおしりを上げます。
この時に膝が前に出ないようにして、膝が90度になる様に下ろすのがポイントです。
壁につま先をくっつけた状態で行うと膝が前に出過ぎないようにしてくれるので、最初は壁に向かって行うのがお勧めです。
最初は膝を90度のままおしりを下げることも大変だと思います。
まずはその体勢を維持出来るようにすることを目指しましょう。
きちんとしたスクワットをしていると下半身全体を鍛えられ、おしりも引き締まりますよ。
3つ目が有名なランジと言うトレーニング方法です。
足を肩幅に開いた状態で立ち、一歩前に足を出します。
そのまま10秒かけてゆっくりと腰を下ろし、15秒その体勢をキープして、10秒かけて元の姿勢に戻します。
これを左右10回2、3セット行うと良く、週に2、3回程度で問題ありません。
きついトレーニングで下半身全体に負荷がかかるため、あまりやり過ぎると却って良くないので注意しましょう。
まとめいかがでしたでしょうか。
骨盤の歪みは放っておくと老後の生活にも影響を及ぼします。
おしりが大きく見えたり下半身が太る原因にもなったりと様々なことを引き起こしてしまうのです。
下半身に関するお悩みを持っている女性は少なくないと思います。
下半身を中心にストレッチやトレーニングを行うことによって骨盤の矯正をして、是非綺麗なおしりを手に入れましょう。