ダイエット適正診断

下半身が痩せるためには股関節を軟らかくする!これが一番の近道

全体的にスタイルはいいのに、下半身だけ太っている方は少なくありません。

実は、下半身太りに悩む人の多くは股関節に問題を抱えていいることはご存知でしたか?股関節を柔らかくすることがあなたの下半身痩せる一番の近道になるかもしれません。

では、なぜ股関節を柔らかくすると下半身が痩せる事に繋がるのか?今回はその理由や下半身痩せのポイントをご紹介します。

下半身が痩せるために股関節が重要な理由下半身が痩せる為に股関節が重要なポイントは2つあります。

1つ目は「柔軟性」で2つ目は「股関節の歪み」です。

1.股関節の柔軟性についてでは、なぜ股関節が硬いと下半身が太ってしまうのでしょうか。

実は股関節の周りには多くの筋肉がついており、その数は23個にもなり全てを合わせると最大の筋肉量になるだけでなく最大の体積を誇る大臀筋(だいでんきん)や人体の中で最も長い筋肉・縫工筋(ほうこうきん)など人体にとって重要な役割を持つ筋肉が股関節には集まっているのです。

私たちは普段から座る・立つ・歩く・走るなどの様々な動きをしていますが、運動をする習慣がない・座り仕事ばかりという生活を送っていると使う筋肉と使わない筋肉というものが出てきます。

すると座り仕事ばかりでお尻の股関節周りの筋肉を使っていないと、お尻の筋肉が動かない部分を他の太ももなどが代わりに発達していきますので下半身が太ってしまう原因となるのです。

2.股関節の歪みについて2つ目の股関節の歪みですが股関節にはリンパが通っています。

リンパは身体のすみずみに張り巡らされており、身体全体の細胞の働きを維持したり老廃物の回収・異物を取り除くなどの働きがあります。

普段の生活の中で座り仕事が多くてリンパが圧迫されていたり股関節に歪みが生じていると、右だけなど一部分だけが圧迫されてその部分に老廃物や余分なリンパ液が溜まっていきます。

すると脂肪が代謝されなくなり、どんどんと脂肪が溜まっていきます。

すると、その溜まってしまった脂肪がさらにリンパ菅を圧迫するという悪循環が起きむくみやセルライトの原因になってしまいます。

特に太ももの付け根にある鼠蹊部(そけいぶ)には身体の中で最も大きなリンパが集まる場所ですので、鼠蹊部のリンパの流れが悪いとむくみの原因になりやすいと言えます。

また、股関節は骨盤を支える重要な部位でもあります。

3.歪みによる悪影響について股関節が歪んでいると歪みによる不具合を調整しようと太ももやお尻など余分な所に筋肉や脂肪がついてしまいます。

さらにはO脚やX脚などの原因にもなってしまいます。

なお、股関節は上半身と下半身をつなぐ重要な部分になりますので股関節が歪むと下半身だけでなく全身の歪みやむくみに繋がってしまうのです。

このように、股関節が硬かったり歪んでしまうことが下半身太りに繋がります。

あなたは痩せやすい下半身?股関節セルフチェック骨盤の歪みが生じてしまう主な原因は、スマホを見る事が多くて猫背気味・椅子に座った時に背もたれに寄りかかってしまう等の日々の生活を送る上でのちょっとした癖によるものです。

特に姿勢の悪さが歪みを生じさせてしまいます。

出産の影響なお、女性の場合ですと生活習慣の他に出産によって骨盤が大きく開いて緩んでしまうため歪みが生じやすくなります。

一般的には、骨盤は出産後3〜4ヶ月ほどかけて元の位置に戻りますが出産などにより左右バランスが崩れてしまうと元の位置に戻るのが困難になります。

そこで自分の骨盤は歪んでいるのか知りたい方も多い事でしょう。

股関節セルフチェックまずは、あなたは痩せやすい下半身かどうか骨盤が歪んでいるかどうかのセルフチェックをしてみましょう。

歪みは意外にも気づいていない方が多いのでこの機会に調べてみてください。

まずは以下の項目をチェックしてみましょう。

椅子に座ると足を組む癖がある・お姉さん座り(横座り)をよくする・靴のかかとの外側だけが減っている・長時間立っていると腰が痛くなってしまう・便秘・スカートを履くとウエストの部分が回ってしまう・足の長さが左右でちがう・猫背、これらに当てはまる項目が多くなるほど、骨盤が歪んでいる可能性があります。

その他のチェック方法その他では以下の方法でも歪みのチェックを行ってみてください。

まず片足立ちを15秒間行います。

左右どちらかの足で15秒間静止できない・左右でやりやすさが違うなどの場合は、姿勢が保ちづらい足の側の骨盤が歪んでいる可能性があります。

次に目を閉じたままの状態でその場で足踏みを50回行ってみてください。

終わった後にどれくらい最初の位置から離れてしまったかを確認してください。

最初の位置よりも右側に離れてしまっていれば、右側が歪んでいる可能性があります。

左右ではなく、前側に離れてしまっている場合には前側に歪んでいる事が考えられます。

その他、鏡を見るだけでも歪みチェックが行えます。

左右の肩の高さを確認し右肩が左肩よりも高くなっていれば右の骨盤が上がっています。

今度はご自宅の壁に後頭部・お尻・かかとをぴったりとつけて立ってみましょう。

壁と腰の間にこぶしが入るほどの隙間があれば前側に傾いており逆に手のひらが入らないほど隙間がない場合には、後ろに傾いてしまっています。

下半身が痩せる!柔らか股関節ストレッチ股関節が柔らかいと、骨盤の周りにある腸腰筋・大殿筋・中殿筋の柔軟性が保たれますので、骨盤が正しい傾きとなり自然なS字カーブに整いやすいです。

姿勢が良くなると、骨盤の歪みなどが改善され痩せやすい下半身をつくることができます。

そのためには、股関節を柔らかくするストレッチを取り入れて柔らかい股関節を目指しましょう。

1.柔らか股関節ストレッチそのための簡単なストレッチをご紹介します。

まずは、あぐらストレッチをご紹介します。

まず、背筋を伸ばして両足の裏をあわせて座ってください。

(あぐらをかく)そのままの状態で、膝を上下に20回ほど動かします。

次に膝に手を乗せて下にゆっくり押さえていきできるだけひざが床につくようにして、10秒間キープします。

その後、足の先を手で持ったら背筋を伸ばしながら前に身体を倒してみてください。

気持ちいと感じるところまで倒し、その後ゆっくりと身体を起こしていきます。

この倒して戻すを数回繰り返し行います。

2.簡単ストレッチ次に、仰向けになって行うことができる簡単なストレッチの方法です。

まず、ベッドなどの上に仰向けで寝ます。

次に両手で片足の膝を支えたまま、ゆっくりと胸に膝を近づけていきます。

限界まで近づけたら20秒ほどキープして足を元に戻して逆の足を行います。

次のストレッチも仰向けで簡単にできるストレッチで、全身の血行促進も促してくれます。

まず、仰向けに寝転がって、両手足を上に向かって上げます。

そのまま手足をブルブルと震わせる動作を3分間行います。

次のストレッチは、まず両足を肩幅より広げます。

(開脚)そのまま、つま先を外に向けるようにして膝が90度になるまでゆっくりと腰を落としていきます。

その腰を落とした状態で10秒間キープしてください。

今度は、床に座り開脚をして反対側の足の爪の先を手で掴みにいきます。

この時、きついようであれば少し膝を曲げても大丈夫です。

なお、足の爪先は上にしっかりと立てて行いましょう。

そのままの状態で10秒〜1分を目安に行い片足が終わったら、次の足も同じように行います。

3.継続が大切今回、下半身が痩せるための股関節を柔らかくするストレッチをいくつかご紹介しましたが、全てを毎日行うのは大変難しい事です。

このようなストレッチは毎日行う事が重要ですので、ご自身にあったストレッチを見つけて、毎日少しずつ行いましょう。

下半身痩せの天敵!股関節の歪みを正すストレッチ日常生活のちょっとした癖によって股関節の歪みは生じてしまいます。

股関節の歪みを防ぐには姿勢を正して過ごす事ができれば1番ですが、それはなかなか難しいものです。

そこで、ここでは下半身痩せの大敵である股関節の歪みを正すストレッチをご紹介します。

1.股関節の歪みを正すストレッチまずは、お腹の横側にある筋肉と骨盤をストレッチする方法をご紹介します。

最初に、あぐらをかくように座り右足で左の太ももをまたぎます。

(足を立てる)その後で背筋をピンと伸ばして胸を張ります。

左のひじを右のひざに当てて息を吐きつつ上半身を右側にねじり、その姿勢を30秒キープして反対側も同様に行い左右3セットずつ行います。

次にご紹介するストレッチは、骨盤周りの筋肉である太もも・ふくらはぎのストレッチとなります。

最初に立った状態で左右の足を肩幅程度に開いて右足を外側に向けます。

息を吐きながら上体を右にゆっくり倒して右手を床につけます。

この時に左足を浮かせてください。

頭から左足までが床と平行になるように気をつけて左手は真上にまっすぐに伸ばしたままの姿勢を30秒キープし反対側も行います(左右3セットずつ)。

2.筋肉を伸ばすストレッチ3つ目にご紹介するストレッチは股関節まわりの筋肉を伸ばすストレッチになります。

まずは、仰向けになり右の足のつま先にフェイスタオルをかけて両手で持ち右足を伸ばして持ち上げます。

息を吐きつつ腕の重みを利用して引き寄せて足の裏側を伸ばし深呼吸を5回繰り返します。

次に右手でタオルを持ったら息を吐きながら右外側へゆっくりと倒していきますが、この時に左肩・腰・お尻・背中が床から離れることのないように注意する事が大切です。

4つ目はコアラのポーズで下半身の冷えやむくみに効果が期待できます。

まずは仰向けになって両ひざを立てて右の足首を左ひざにかけて両手で左ひざの裏もしくは左ひざの表を持って引き寄せます。

この時、骨盤が床から離れないように気をつけましょう。

右のお尻もしくは近辺の股関節の気持ちいい伸びを感じ5回深呼吸を繰り返し反対の足でも同様に行います。

3.継続が重要今回、下半身が痩せるために重要な股関節の歪みを正すストレッチをご紹介しました。

痩せるためには、これらのストレッチを毎日少しずつ行うことが大切ですので出来るものからまずはスタートしてみてください。

時間が無くても大丈夫!1日5分の股関節が痩せるメゾット下半身が痩せるためには股関節を柔らかくする事と歪みを正すことが重要です。

そこで、ここでは忙しい人でも1日5分でできる下半身が痩せる股関節ストレッチなどのメソッドをご紹介します。

1.骨盤を正しい位置に戻すまずは、痩せる為にも必要である骨盤を正しい位置へ戻すひざ倒しエクササイズです。

ひざを揃えて交互に倒す事で骨盤の傾きを直すだけでなく股関節のストレッチ効果もある一石二鳥の方法です。

まずは仰向けに寝てひざを90度に曲げて立てます。

ひざをくっつけたまま左右交互に倒す事を3分間繰り返してください。

2つ目はお尻のエクササイズで、お尻を振る事で骨盤を正しい位置へと戻していきます。

まず、うつ伏せに寝てください。

お尻を左右交互に振った後、お尻をたたいてほぐすという動作を3分続けてください。

2.股関節を柔らかくする3つ目は、股関節の周辺にある筋肉を刺激し股関節の筋肉を柔らかくするものです。

まず、仰向けに寝て膝を立てた上体から足がひし形になる位置で足裏を合わせましょう。

(あぐらのようなポーズ)ひざを左右に開いたら、そのまま10秒間キープしてください。

そのまま、ひざを曲げた上体でかかとをお尻に引き寄せ10秒間キープします。

これを10回ずつ3セット行います。

4つ目は、骨盤の歪みの解消と血行促進が期待できるメソッドです。

まず、椅子に浅く座ります。

この時、腰とひざが90度になるように注意しましょう。

両手を腰に当てたまま骨盤を前後に動かします。

前後を1回として、20回を目安に3セット行います。

3.骨盤の歪みを解消5つ目は骨盤の歪みを解消するスクワットです。

まず、立った上体で足を肩幅に開いた上体で頭の後ろで手を組んで、お尻を後ろに引いていきます。

この時、股関節が前に動かないように気をつける事が大切です。

お尻が気持ちよく伸びていると感じるところで、最初の姿勢に戻り、10回を目安に3セット行いましょう。

最後に、ウォーキングによるメソッドですが、これは骨盤周辺の筋肉を刺激します。

まず、立った上体で左ひざを曲げずに右側の骨盤を持ち上げるようにして右足を上げます。

右足を前に出して左側も同様に行います。

左右で50歩を目安に1セット行いましょう。

今回は、1日5分でできる下半身が痩せるメソッドをご紹介しましたが、1回に複数を行うよりも毎日続けて行うことが成果を出す為の秘訣です。

まとめ下半身が痩せる為には、股関節の柔軟性と股関節の歪みを正す2つのポイントが大切です。

股関節は下半身と上半身を繋ぐ部位ですので、股関節が柔らかく正しい位置に戻れば全身にも良い影響を与えます。

今回は、股関節を柔らかくしたり歪みを正すストレッチを複数ご紹介しました。

あなたが1番やり易い方法を取り入れて、毎日5分で構いませんのでストレッチを継続して行いましょう。

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