多くの女性はいくつになっても綺麗なボディラインを手に入れたい、キープしたいと思っているはずです。
しかしながら日々の家事や育児仕事に追われ忙しいと、なかなか理想の体を手に入れる痩せるための時間を取ることは難しいです。
家族がいれば食事を一人だけダイエットメニューにすることもなかなか手間がかかることになってしまいます。
忙しい現代人にぴったりの痩せ方を考えてみましょう。
下半身が痩せにくい人には理由があった!その理由は一体?体のどの部分を細くしたいか、下半身を細くしたいと思っている方が多いはずです。
綺麗なすっきりとした下半身であれば、スキニーパンツも似合いおしゃれの幅も広がるはずです。
しかしながら現実にはどうしても下半身から太ってしまう、なかなか痩せないなんて悩む方もいらっしゃいます。
男性より女性の方が下半身太りに悩んでいるという話をよく聞きますが、実はいくつかの理由があるからなんです。
まず女性は出産できる体の作りになっています。
出産後は赤ちゃんに授乳します。
その授乳のエネルギーにすべく、皮下脂肪を蓄えやすい体質なのです。
妊娠するとお腹や足や二の腕にお肉がつきやすくなる傾向がありますが、どれも赤ちゃんを守り出産育児に備えるための自然な機能なのです。
ですからある程度皮下脂肪が下半身につきやすくなっているのは仕方のないことです。
また出産する際は骨盤が開き、その後半年ほど時間をかけてゆっくりと締まっていきます。
骨盤ベルト等を使用して元の状態に綺麗に戻ればいいですが、育児に家事に追われているとうまくできるとも限りません。
また出産をしていないにしても、普段の生活の中で骨盤を歪めてしまうようで、結果的に骨盤がゆがんでしまいます。
骨盤がゆがむと、下半身の血流が悪くなってしまいます。
この血流が悪くなることで、下半身の代謝も落ちてしまい下半身が太りやすくなってしまうのです。
体についてしまった皮下脂肪は、内臓脂肪と比べると落としにくいため痩せにくさにつながります。
デスクワークで1日中座りっぱなしでパソコンを使用していると、知らず知らずのうちに前かがみになっているかもしれません。
パソコンでなくてもスマートフォンを長時間使用する際などは、首が前に出て締まったり変な体制を長時間続けることで猫背になっている可能性もあります。
これら出産育児や仕事に日常生活の中で体に負担のかかる行動や姿勢を取り続けることまた下半身に皮下脂肪がつくことで、歩きにくさや痛み、場合によっては生理痛を悪化させるなどの二次被害が発生する可能性もあります。
出産後は骨盤が開きやすい状態になっているため余計に下半身が太りやすいですが、そうでなくても下半身は太くなりやすい傾向に女性はあるのです。
【原因別】下半身痩せ運動ではどうすれば下半身を痩せることができるのでしょうか。
下半身が太ってしまう原因にはいくつか理由があることをご紹介しましたが、その理由別に有効な方法をご紹介します。
最初に太っている原因が皮下脂肪の場合、どのような運動が効果的なのか説明します。
皮下脂肪を落とすために有効な方法は有酸素運動と筋トレです。
有酸素運動とは、ゆっくりとしたペースで長く継続的に行う運動のことを言います。
脂肪を燃焼させるために効果的な運動で、ダイエットには最適です。
具体的にはジョギングやウォーキング、エアロバイクや水泳などが挙げられます。
有酸素運動に合わせて筋トレを行いますが、筋トレ自体には脂肪を燃焼させる効果はありません。
筋トレをすることで筋肉量を増やし、基礎代謝をあげることができます。
基礎代謝をあげることが結果的にエネルギーを消費しやすくするため、痩せることにつながるのです。
次に下半身の代謝が悪くなり、むくみが太っている原因の場合です。
むくみは運動不足や冷えにより、血流やリンパの流れが悪くなることが原因で起こります。
むくみが慢性的になると、足の形がいびつなものになってしまいます。
むくみにも皮下脂肪と同様に有酸素運動と筋トレが効果的ですが、それ以外に食事面で塩分や油分を控えることによっても改善できる可能性があります。
最後にセルライトが太っている原因の場合です。
セルライトとは、皮下脂肪が固まって皮膚の表面に凹凸ができてしまう状態のことです。
体内の皮下脂肪はもちろん、老廃物や余分な水分が固まってできるため簡単には落とせないことが特徴に挙げられます。
セルライトは運動不足や冷え、食生活の乱れやストレスが原因で発生すると言われています。
また太っている人にできるのではなく、痩せている人であっても先に記述したような生活習慣を行なっていればできてしまいます。
自分の生活習慣がセルライトを作りやすいものになって締まっていないか、一度チェックしてみることも必要です。
原因別に有効な方法を説明しましたが、どの場合でも有酸素運動と筋トレは欠かせません。
これらを行う場合は、まず筋トレをしてから有酸素運動をした方が効果的です。
筋トレをすることで、筋肉が刺激されて交感神経が活発になります。
活発になった交感神経は、成長ホルモンやアドレナリンといった脂肪を分解させることができるホルモンを分泌するようにからでに命令を出します。
脂肪は内臓脂肪や皮下脂肪の状態ではエネルギーとして使用することはできません。
これらホルモンが脂肪酸として分解するまではエネルギーとして消費することはできないのです。
【部位別】下半身痩せ運動下半身といってもお尻や太もも、ふくらはぎと色々の部位が存在します。
部位別にどのような運動が効果的なのか説明していきます。
まずはお尻です。
お尻の肉付きが気になる人やお尻が大きくて困っている人にオススメです。
ヒップリフトという運動があります。
まず仰向けに寝て膝を立てます。
足の裏と手のひらを地面につけたままお尻と太ももを持ち上げます。
ここからお尻を元の位置に戻します。
この3工程を10回繰り返してください。
10回を1セットとし一日3セット行うと効果的です。
この運動はお尻と太ももの裏の筋肉を同時に動かすことがで、特に太ももの裏に効きます。
有名なスクワットはどちらにも効果があります。
やり方ですがまず肩幅ほどに両足を広げ手を肩の高さまで上げます。
次に手の高さは保ったまま足を曲げ、ここから元の状態に戻ります。
この工程を10回で1セットとし、こちらも1日3セットすることが効果的なのだそうです。
他に効果的な運動としてお尻歩きなるものも挙げられます。
やり方はまず足を伸ばして床に座ります。
手を交差させながら胸に当て、この状態でお尻を使って10歩前に進みます。
10歩前に進んだら10歩後ろに下がります。
この工程を1往復とし、5往復すると効果的のようです。
この運動をすることで骨盤が正しい位置に戻り、お肉がつきにくくなるようです。
またお尻を使って歩く際に、お腹にも力が入るためウエストラインも引き締まっていきます。
このように骨盤矯正をしながらもも痩せができる運動を次にご紹介します。
最初に仰向けに寝て肩幅まで足を開きます。
足をあげて膝を直角に曲げます。
両手を足の外側に置き、10秒間太ももに力を入れてキープします。
次に両手をももの内側に置き、太ももに力を入れて10秒間キープします。
ここまでのステップで1回とし、5回行うことで効果が得られるそうです。
足を曲げたままの状態で太ももに力を入れることで太ももの内側と外側に筋肉をつけることができます。
このように様々な下半身痩せ運動が存在しますが、どれもコツことと継続することが大切です。
一つ一つの運動はさほど難しいものでもありませんが、時間を作って毎日続けることで効果を得ることができるのです。
痩せる以外にも筋肉量がアップすることで、冷え性が改善したり血流が良くなったりと他のメリットもついてきます。
ぜひ実践してみたいですね。
運動が苦手なアナタも大丈夫下半身痩せストレッチ特集先に紹介したような運動は動作自体は簡単ですが、それでもやはり運動が苦手で取り組むことが難しいと感じる方はいらっしゃるはずです。
普段運動していない場合はなおさら抵抗があるかと思います。
毎日続けることが大切なので、運動よりも取り組みやすいストレッチで下半身痩せを目指してみるのもありかもしれません。
どのようなストレッチがあるのかいくつかご紹介いたします。
まずはまた関節のストレッチです。
仰向けに寝て片膝を立て伸ばしたままの足のつま先をそらせ、足を伸ばします。
次につま先をそらせ手足を徐々に内側に捻り骨盤を浮かせます。
この状態を5秒キープしたまま、首は膝を立てた足の方に向け反対側も同様の工程を行います。
また関節をストレッチして柔らかくすることで、どのようないいことがあるのでしょうか。
股関節が柔らかくなることで、血流が促進されます。
そうすると新陳代謝が良くなり、脂肪燃焼が促されるようになります。
短期間でダイエットできるというわけではありませんが、他にもいいことがあります。
血流が良くなるため冷え性が改善されたり老廃物が代謝されやすくなりむくみや便秘の解消み期待できます。
また股関節歪みが解消されると、連想している骨盤も正しいいちに戻ろうとするため骨盤内の血流も改善されます。
そうすると今度は生理痛の軽減につながります。
さらに股関節の可動域が広がると、O脚やX脚といった足の形が改善されるとも言われています。
下半身太りもそうですが、O脚やX脚に悩まされている女性も多いはずです。
股関節とお尻を同時にストレッチする方法もご紹介します。
床に座り両足を伸ばした状態から、右足を折り曲げ左足太ももの外側に置きます。
両手で右足の膝を抱えて、体の方へ引き寄せこの状態を10秒間キープします。
同様に反対側の足も行います。
次に元の状態に戻り右の足首を左足の太ももに乗せるようにして、お尻を浮かせて前に動かします。
この時両手は体の後ろ側について体を支えるようにしてください。
お尻を前に動かしたら床につけてそのまま10秒キープし同様に反対側も行います。
最後に太もものハムストリングという部位に効果的なストレッチです。
床に片足を伸ばした状態で座り、もう一方は折り曲げます。
伸ばした足のつま先を掴み、掴んだまま少しづつ足を伸ばしていきます。
足に痛みを感じればそこまでで大丈夫です。
その状態で15秒キープしたら足を元に戻し、この行為を3回繰り返します。
反対の足も同様に行います。
運動効果を高めよう!100均で買える下半身痩せグッズ特集ここまでは下半身痩せに効果的な運動やストレッチをご紹介してきました。
どれも道具を使わず体だけで行うことができる方法ですが、道具を使ってより効果的にダイエットを行えたら嬉しいですよね。
なおかつその道具が手軽に購入できる価格、100円均一なんかで手に入ったら最高ですし気軽に試すことができるはずです。
ここからは100円均一で入手できる下半身痩せグッズをご紹介します。
まずはじめにマッサージローラーです。
色々なメーカーから様々な形のものが販売されているマッサージローラーですが、100円で入手することが可能なのです。
自分の好みの大きさ、凹凸加減のものを見つけて下半身痩せ運動に取り入れてみるのもいいかもしれません。
足の下の方から上の方に向けてローラーを転がすことでマッサージ効果があり、むくみやセルライトとりに効きます。
気になる箇所は念入りにコロコロして、ただしあまり強く押し付けすぎると内出血をしてしまう場合がありますので注意してください。
コロコロマッサージするだけであれば、テレビを見ながら行うこともでき流ので忙しくても続けられそうです。
次にご紹介するのはカッサです。
最近よく耳にするようになり一般の人でもお店で手に入れられるようになってきたこの器具ですが、実は100円均一にも売っています。
天然石などでできているものは効果もまた違ってくるでしょうがかなり効果です。
お試しにまずは100円均一で購入して使用感を確認してみるのも方法です。
100円であったとしても十分に効果は望めます。
カッサは顔や頭などに使用するイメージがありますが、太ももやふくらはぎなど下半身にも使用できます。
膝の周りを円を書くようにぐるぐるさせたり、太もも外側は外側から内側に向かって持ち上げるように斜めにさすっていきます。
むくみやセルライトに効果的です。
このようなマッサージをする際には肌に負担をかけないようオイルを塗ってからの方が良いですが、そのオイルまでも100円均一で入手できます。
ベビーオイルは色々な種類が販売されており、もちろん成分も安心安全なものばかりです。
入れ替わりが激しい美容用品なので、お気に入りのものをぜひ見つけてみてください。
なんと言っても100円なので惜しみなく使用できます。
道具と一緒に揃えてみてはいかがでしょうか。
まとめいかがでしたでしょうか。
下半身が太りやすい理由から運動やストレッチ方法、100円で手に入れられる下半身痩せお助けグッズまでご紹介してみました。
前途したようにどうしても女性は下半身が太りやすい性質にあります。
また年齢を重ねることで基礎代謝も落ちて行きますし、皮膚も重力に勝てなくなってきます。
日々の小さな努力が下半身痩せを達成できるといいですね。