ダイエット中は食べるものに気を付けてと運動をするというのが成功の近道とされていますが、もっとも注意するべきは太る食べ物と呼ばれるものです。
ダイエット中の方は一度チェックしてみましょう。
かつては、カロリーが高い食べ物が太る食べ物とされていました。
しかし、実はカロリーが高いから太るというわけではないのです。
ここでは、ダイエット中に注意したい太る食べ物の特徴や代表的な食品をご紹介します。
太る食べ物の特徴を知り、ダイエット中に活用してください。
太る食べ物ってどんなもの?目次1太る食べ物ってどんなもの?2太る食べ物の特徴とは?2.11.カロリーが高い2.22.栄養価が低い2.33.血糖値が上がりやすい2.44.量をたくさん食べられる3太る食べ物をチェックしよう!3.0.1豚カツなどの揚げ物3.0.2甘いお菓子3.0.3スナック菓子3.0.4丼もの3.0.5麺類4ダイエット中に避けるべき太る食べ物これ!【一覧でご紹介】のまとめ「太る食べ物」とは、身体に体脂肪を溜めやすい食べ物のことです。
参考⇒体脂肪を落とす方法と期間は?【食事が原因で短期間で増える事も】ただ、食べたものが即座に脂肪になるわけではなく、消化吸収からエネルギー産生までの一連の過程の中で、使われずに余った分が脂肪として蓄積されることは覚えておきましょう。
ご紹介する太る食べ物は、絶対に食べてはいけない食べ物ではありません。
頻繁に食べていると、摂取エネルギーが過剰になり、肥満につながりやすい食べ物です。
太る食べ物の特徴とは?一般に、太りやすい食べ物にはいくつかの特徴があります。
1.カロリーが高い「太る食べ物」としては、まず第1に高カロリーの食品が挙げられます。
これは当然のことで、身体が必要とするカロリーよりも摂取カロリーの方が多かった場合、使われなかった分のカロリーは貯蓄されます。
エネルギーを身体に溜める際は、体脂肪の形で蓄積されるため、高カロリー食品ばかりを食べていれば当然太るのです。
ただ、注意したいのは、高カロリー=太るではないということ。
カロリーが高い肉よりも、ごはんなどの炭水化物の方が太りやすいという例もあることを頭に入れて。
2.栄養価が低い「栄養価」とは、食品としての栄養の価値を指す言葉です。
これは、カロリーとイコールではありません。
たとえカロリーが高くても、たんぱく質やビタミン・ミネラルなどの栄養素がほとんど含まれていないものは、栄養価が低い食べ物と言えます。
3.血糖値が上がりやすい一般的に「GI値が高い」食べ物もまた、太る食べ物と言えます。
参考⇒低インシュリンダイエットは減量効果抜群!GI値は、食後の血糖値の上がりやすさを示す数値です。
GI値が高いものほど血糖値が上昇する速度が速く、インスリンの分泌が急速に起きやすいと言われています。
参考⇒血糖値ダイエットは食べ順で効果大!【食事方法は野菜から?】インスリンは、血液中の糖の濃度を調整する働きをしていますが、処理しきれなかった糖を体脂肪として蓄積する作用も持っています。
GI値の高い食べ物ほど食後のインスリンの分泌が急速に起き、体脂肪増加の原因となりやすいとされています。
4.量をたくさん食べられる少量を食べただけで終われば、たとえ太りやすい食べ物であっても太ることはありません。
しかし、一般に「太る食べ物」と言われているものは、ある程度の量を簡単に食べられてしまうものばかりです。
たとえば、スナック菓子。
テレビを見ながらつまんでいれば、気づけば1袋なんて簡単に食べてしまっています。
太りやすいと言われる食べ物は、こうした「食べやすさ」や「後を引く調理法」で作られたものが多いのが特徴です。
太る食べ物をチェックしよう!それでは、実際に太りやすいものを見てみましょう。
豚カツなどの揚げ物衣をつけて油で揚げた揚げ物は「太る食べ物」として認識されることが多い料理です。
カロリーが高く、さらに繰り返し使用されて劣化した油での調理により、身体に与える影響が大きいと言えます。
揚げ物を食べる頻度はなるべく低い方が、ダイエットを阻害しなくて済むでしょう。
甘いお菓子ケーキや甘いチョコレート(カカオの含有量が高く、砂糖があまり使用されていないものは除く)、クッキーなど、砂糖を多く用いたお菓子は太る食べ物です。
血糖値が上がりやすいことはもちろん、栄養価が低いものが多いため、ダイエット中はなるべく避ける方がよいでしょう。
同じ甘いものでも、フルーツなどは栄養価が高く、おすすめです。
スナック菓子スナック菓子はカロリーが高いことはもちろん、揚げ油の酸化により身体の代謝を下げてしまうことなども、ダイエットにはマイナスです。
さらに、塩分量も多く、体内に余分な水分を滞留させ、老廃物の代謝を妨げる可能性もあります。
いつい手が出てしまうこともマイナスポイント。
食べるなら量を決めて、袋ごと食べきってしまう事態は避けましょう。
丼もの丼ものが太りやすいと言われゆえんは、そのごはんの量にあります。
豚カツなどのカロリーが高い具材が乗っていなくても、白いごはんをたくさん食べるため血糖値が上がりやすく、注意が必要です。
たまに食べる分には問題はありませんが、毎日丼ものでランチを済ませる……という食べ方は避けましょう。
麺類うどんやラーメンなどの麺類は、血糖値が上がりやすい料理の代表格。
特に、素うどんなど具材の乗っていないものは注意が必要です。
麺類を食べる際は、できるだけトッピングを増やして、たんぱく質や野菜を摂取する工夫を。
また、深夜のラーメンや、お酒の席でのシメの麺類は避けましょう。
ダイエット中に避けるべき太る食べ物これ!【一覧でご紹介】のまとめダイエット中は、カロリーだけにとらわれず、食べ物自体をよく観察してみましょう。
注目すべきは、血糖値が上がりやすいかどうか、また栄養価の高低です。
血糖値が上がりやすく、栄養価が低い食べ物は太りやすい。
この点を頭に入れておくと、カロリーが不明でも安心です。
食べ物の本質を見極める目を持って、ダイエットに臨みましょう。
監修ドクター工藤孝文先生工藤内科ダイエット外来医師「世界一受けたい授業」減量外来ドクター「ホンマでっか!?TV」肥満治療評論家※記事監修ドクターは、広告には携わっておりません。
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