特に食べ過ぎているわけではないのにむくみがちなのがふくらはぎですよね。
仕事を終えた頃には足がパンパンでだるくて、ブーツが入らないなどと言ったことも起こってしまいます。
そこで今回はふくらはぎのむくみを解消する脚痩せ方法に焦点を絞り、そのむくむ理由やリンパマッサージ、またストレッチや歩き方、ツボ押しなどをご紹介していきます。
ふくらはぎがむくむ理由いくらダイエットしてもなかなか細くならないのがふくらはぎです。
脚痩せできずにすぐにむくんでしまうのはなぜなのでしょうか。
場合によってはふくらはぎを指で30秒ぐらい押すと指の跡がしばらく残ってしまうような状況もあります。
浮腫と聞くと、まるで水分の摂りすぎのようにも見えますが、むしろ原因は睡眠不足です。
デスクワークや外回り営業、それから接客などの立ち仕事で足のむくみに悩まされている人も多いですが、そういう人は水分を取らないように心がけます。
しかしむしろ水分不足のせいで体が膝下に水分を溜め込んでしまっていることが原因です。
従ってむくまないためには「飲んで流す」ということが有効です。
特に立って歩いていると血流が悪くなり、全身の血液が膝下に溜まりがちです。
そしてその血管から水分が滲み出てむくみの原因となっています。
デスクワークばかりの人は、極力1時間に一度はトイレに立つように意識しておくと、そうした血流の流れがスムーズになり、膝下のむくみの解消に近づきます。
とにかく血流を良くし水分を流すことが重要なのです。
ですので一概に水分を摂りすぎるということは原因ではないということに注意しましょう。
また外回りで一日中歩き回っていれば血流が良くなりむくみにくいのではないかと思うかもしれませんが、歩くとき重心が傾いていると筋肉の使い方がアンバランスになって一部の筋肉だけが使われて、リンパの流れが悪くなります。
そのため上手くデトックスが行われず脚痩せが難しくなってしまうのです。
全身に送られる血液は動脈で末端の毛細血管までまず運ばれ、それから静脈を通してまた心臓に帰ります。
しかし足に運ばれた血液は立ちぱなしでいたりすると、重力に逆らって心臓に戻らなければいけなくなるため滞りやすいのです。
膝下の筋肉がポンプとして働き心臓に送り返しますけれども、この働きが鈍ると血液が足にたまり、そこから睡眠が痺れてむくむのです。
特に女性の場合は男性に比べてふくらはぎの筋肉量が少ないのでむくみが起きやすいということが言えるでしょう。
RelatedPostsふくらはぎの内側の筋肉を落とす方法!歩き方を改善すれば脚が細くなるむくみを解消して痩せやすい体になる「ふくらはぎリンパマッサージ」とはふくらはぎのむくみに効く!リンパマッサージむくみはリンパのが溜まってしまっていることが原因です。
血液が流れる管は血管ですがリンパ液が流れる管はリンパ管です。
血管は心臓を中心に輪を描くように体を循環するようになっていますがリンパ管は輪になっておらず一歩通行の道のような構造になっており、また血管と違って心臓に相当する大きなポンプがないため、スピーディーに循環しません。
周辺の筋肉に収縮によって生じる圧力や、呼吸によって生じる胸の中の圧力の変化などによってリンパ液を流しています。
その圧力は弱くて、血液に比べたらかなりゆっくりです。
またリンパが流れる速さは一定ではありません。
そのためそれを手に入れてでしっかり流す「リンパマッサージ」が膝下の脚痩せに効果的。
具体的な方法は、むくみ具合に合わせて調節しつつ次のように行っていきます。
まずマッサージする方の足を内側に折り込み、手にオイルやクリームを塗ったら足裏から膝下までゆっくりとをしながらのはしていきます。
手をアルファベットの「C」の形にしてふくらはぎが左右から交互にこねるように膝下までマッサージしていきましょう。
両手を揃えて内側から外側に下から上に向かって絞るようなイメージでマッサージしていきます。
そして膝を立て、すねの外側の筋肉は外側から内側に向けて絞るようにマッサージしてきます。
続いて手をグーにしたら足の下から上にそっと撫でるように流していきふくらはぎ部分も下から上に絞るように流していきましょう。
最後に足全体を軽く叩いて刺激しそれからもう片方も同じように行っていきます。
あまり力を入れる必要はありません。
というのもリンパは皮膚の表面を流れているためそれほど強く押し込むようにすると、逆にリンパを潰してしまうようになってしまうのです。
温泉に入るとそっと肩などを撫でたりすることがあるかと思いますが、あのようなイメージで撫でるようにして皮膚表面をマッサージしていきましょう。
リンパ系は皮膚から始まり全体の70%が皮膚表面に集合しているので、そっとほとんど刺激がないくらいの力でやれば膝下の脚痩せに十分です。
ふくらはぎのリンパを刺激してむくみスッキリ!一日中立ち仕事やデスクワークでむくんでしまった膝下を解消するためにはリンパマッサージによってかなり解決します。
むくみは血液中の体液が血管外に染み出て血管外の皮膚組織に水分がかなりたまってしまっている状態のことですが、体液循環によってむくんでいることがデスクワークなど同じ姿勢で1日過ごしている人には多くあるので、その体液循環を良くする意味でもリンパマッサージは効果的なのです。
排泄機能低下によるむくみは一旦浮腫が生じてしまうと解消することが難しくなるので、リンパマッサージを適切に行って意識的に排泄する努力をすることが重要。
特にリンパを流すマッサージの方法としては膝から膝裏に向かって行い、足首から膝下のリンパ節に向かって行う方法があります。
膝下や膝裏のリンパ節の流れを促進させることで、特にふくらはぎのむくみは解消されやすいと言えるでしょう。
そのリンパマッサージを手で行う場合は「押す」か「なでる」の2種類です。
まず「押す」方法としては膝下のリンパ節に詰まった老廃物を押し出してリンパの流れ良くするという目的があります。
リンパ節とは体中のリンパ管が集まってくる中継点。
だからよく詰まりやすくなってしまうのです。
その渋滞を解消するためにもリンパ節をしっかり押すことで流れが良くなります。
特にふくらはぎだけではなくて一番体の中で大切なのが鎖骨のリンパ節。
リンパの最終出口が鎖骨で鎖骨から顔→脇→腕→鼠径部→膝下という順番で行っていくとより効果があるでしょう。
一部で詰まってしまっていると足だけリンパマッサージをしてもなかなかむくみがすっきりしません。
それから「なでる」というリンパマッサージもかなり効果的です。
手のひら全体を肌に密着させて優しくなれるようにさすっていくだけで十分です。
温泉でお湯を体にかける程度の軽い圧力で優しくなでれば十分。
あまりグイグイと押してしまわないように注意して下さい。
ふくらはぎのむくみを解消するストレッチ膝下のむくみを解消するにはストレッチという方法も効果的。
ストレッチはパンパンになってしまったふくらはぎを柔らかくしてリンパや血液などの巡りを良くしてくれるからです。
またストレッチを継続的に行うことは、全身の代謝アップにも繋がり老廃物などをスムーズに排出できるようになるからです。
翌日にむくみが残っている場合や筋肉の凝りを感じているような場合はストレッチのセット数を増やすなどの工夫によってかなり膝下のむくみは解消されることでしょう。
ではストレッチの。
具体的なやり方についてご説明していきます。
まず最初に腕立て伏せの状態になってください。
そこからお尻を上に持ち上げてふくらはぎの筋肉を伸ばすようにかかとを床につけていきます。
腕立て伏せの状態からぐっとお尻を上げてかかとをつけるとふくらはぎが伸びるのでまずそれをしっかり行いましょう。
少しこの方法が難しい場合は、両足を同時にあらず片方ずつ行うと良いでしょう。
その方が片足に集中できてより効果も高いです。
そのような場合は片方の足を後ろに組んで伸ばしたいほうの足をその乗せた足の重さを利用して床に下げていきます。
終わったら反対側も行っていきましょう。
両足のかかとが同時に床につけられないような場合は片方ずつでも大丈夫なので、ゆっくりと行うことが重要です。
伸ばしていない方の足を足の後ろにかけてその重みを利用してストレッチしていくことによってきちんとストレッチができます。
両側をしっかりとストレッチしたら、最後にその姿勢で両足を揃え交互に足踏みをしてまた最後にきちんとふくらはぎを伸ばしていきます。
ポイントとしては踵をしっかり床につけることとふくらはぎの筋肉が伸びていることをきちんと頭で意識しておくこと。
それによってリンパが体の上の方に循環していることをイメージしながら行うのか大切です。
極力お風呂上がりの体があったまっているときに行うのが一番良いでしょう。
あるいは朝起きた時にすぐに体が固まっている状態の時に行うのもおすすめです。
ふくらはぎが細くなる歩き方は?痩せる歩き方というものがあり、正しい歩き方をちょっと意識するだけでも美脚を目指せます。
多くのモデルさんも体型維持のためにおこなっており、特別な機械などもいらずに脚痩せできるので大変人気が高まっています。
足が太くなってしまうような原因には骨盤の歪みなども原因ですので負荷がかかりすぎた筋肉が一部に負荷をかけすぎないように正しい姿勢で歩くことが重要になってきます。
普段何気なく歩いてしまっていますが、歩き方を変えるだけで膝下が細く引き締まって美脚になるのです。
プールなどで行うとより効果的です。
そのポイントは四つです。
胸を張ることと、まっすぐ前を見ること、それからかかとから着地し重心をしっかりと移動させながら一定速度で移動させながら歩くことです。
これらを意識をするだけで十分膝下が細くなっていきます。
正しい姿勢が取れてるかを意識するには壁を背にして立っていて頭と肩とお尻とかかとがすべてが壁についているかをチェックしていましょう。
この姿勢をとると自然とお腹や背中の筋肉を使い足をくっつけるようにすることによって膝下の筋肉もしっかり使われて足が細くなっていきます。
良くない歩き方は足裏全体で着地するペタペタとした歩き方や、膝が曲がってしまっている歩き方です。
それから腰が落ちた歩き方をしているとふくらはぎが太くなりやすいので気をつけましょう。
また女性の中にはつま先から着地したり一歩踏み出すたびにかかとを上げぴょんぴょんと跳ねてしまうような歩き方もしますが、これもふくらはぎに良くありません。
かかとからしっかりと着地し、膝をまっすぐに伸ばし、腰を伸ばしながら歩くように意識しましょう。
かかとから着地してつま先へ重心移動していくことをよく意識することが大切。
さらにおへその下にある身体全体の重心が、等速で前に進んでいることを意識しながら歩きましょう。
ここの部分は「丹田」と言われそこを意識するだけでも姿勢が良くなります。
ふくらはぎのむくみと脂肪を取り除くツボ押しのやり方ふくらはぎのむくみやセルライトなどを除去するためにはツボ押しもかなり脚痩せに効果的です。
ツボ押しのいいところは自分の手で手軽にパット押すことができること。
さらに夜に寝る前などに行えばリラクゼーション効果もあり寝つきも良くなります。
ストレス解消などといった単なる脚痩せに止まらない多くの効果があるのです。
ツボふくらはぎにむくみに効果的なツボは6箇所です。
「三陰交(さんいんこう)」は内くるぶしの一番高い所から指4本ぶん上の場所にあります。
そこをしっかりと揉みほぐせば、かなりむくみの解消に効果的です。
また足の親指を曲げた時にできるしわのかかと側にある「太白(たいはく)」も効果的です。
これは消化吸収を助け身体全身のダイエット効果もあります。
3つ目はうちくるぶしとアキレス腱の間のくぼみである「太渓(たいけい)」。
この場所は腰痛などにも効き、また睡眠不足などの時に押せばしっかり目が覚めるという点でも効果的と言われています。
しっかりもみほぐすことで足全体のリンパが流れがスムーズになり脚痩せに効果的です。
4つ目はとても有名な足裏の「湧泉(ゆうせん)」です。
足裏の一番中心にあります。
足の裏を曲げた時に1番へこむ場所がツボ。
親指の腹でぐっと押すと良いでしょう。
ここは元気の出るとも言われ、落ち込んでいたり元気が出ないときなどにも押しても効果的です。
それから膝を深く曲げた時にできる内側のしわのセンターに「曲泉(きょくせん)」という最も膝下のむくみに効果があると言われているツボがあります。
さらに腰の部分にある骨盤の真ん中にあるのも効果的なのが「八りょう穴(はちりょうけつ)」と言われるツボ。
指で刺激するだけでなくカイロで温めるなどでもかなり効果的といえます。
お灸をすえる場所もとしても有名なツボです。
以上の六つを他の場所と明らかに場所は感覚が違うのでそこをよく押しマッサージしましょう。
あまり力を入れすぎないで、それよりも10秒ほどをしてパッと離すということを繰り返すのが一番効果的です。
まとめ以上、今回はふくらはぎのむくみに注目してその原因と対処法としてリンパマッサージとストレッチ、それから歩き方と、効果的なツボについてご紹介していきました。
どれか一つだけを行うのではなく、この四つの方法を適宜組み合わせて行うことでより効果が高まっていきます。
是非ともしっかりと行なって行ってください。
またひとつのことだけをやるよりもたくさんのことをやった方が飽きがこず無理なく継続することができますよ。