ダイエット中の食事制限はつらいもの。
食べたいものを食べながらやせることができる方法があるとしたら、試してみたい!そこで、ダイエット外来のメソッドをまとめたハーバード大学医学部准教授で麻布医院院長の高(正しくは、はしごだか)橋弘さんの著書『好きなものを食べながら健康的にやせる帳消しダイエット』(日本実業出版社)に掲載されている料理から、人気高カロリーメニューの太らない食べ方を3つまとめてご紹介。
* * *から揚げはのりと野菜で巻いて食べる写真/PAKUTASO脂質を代謝するビタミンB1、脂質の代謝を助けるビタミンB2、B6、ナイアシンなどの燃焼系ビタミンを非常に豊富に含み、さらに糖質と脂質の消化吸収を抑える食物繊維も豊富な焼きのりでから揚げを巻いて食べる。
さらにこれをレタスやサラダ菜で巻いて食べると◎。
焼きのりでから揚げを包んだら、ひと口でほおばらずに小さく噛み切って、ゆっくり30回咀嚼して。
■詳しくはこちらの記事からオムライスはちょい足し&「三種の神器」を活用写真/GettyImagesまず、モンスターカロリー退治の「三種の神器」ともいうべき野菜スープ、野菜サラダ、コーヒーや紅茶を頼んで、先に口にしておくこと。
コーヒーのカフェインやクロロゲン酸は脂質を燃えやすくし、さらに血糖値の上昇を抑えてくれる。
スープを飲み、サラダはゆっくりとよく噛んで食べて、お腹を満たしておく。
オムライスを食べる前に卵をめくり、カプサイシンなどの燃焼系ファイトケミカルを含む唐辛子オイルやタバスコ、こしょう、血糖値の上昇を緩やかにする作用があるお酢をご飯にかけてから、ゆっくり30回噛んで食べる。
■詳しくはこちらの記事からパンケーキはベリートッピングをチョイス写真/PAKUTASOパンケーキをヘルシーに食べるなら、生クリームやパンケーキから先に食べるのはNG。
そして、ベリートッピングのものを選ぶこと。
ブルーベリー、ラズベリー(フランボワーズ)など、血糖値の上昇を抑える食物繊維が豊富でGI値(血糖値の上昇度合いを示す数値)を下げてくれるベリー類から先に食べる。
また、ラズベリーの香りには、脂質代謝作用もある燃焼系ファイトケミカルが含まれているそう。
さらに、パンケーキを食べる前に、温かい無糖のコーヒーか紅茶を飲んでおくのもポイント。
コーヒーはカフェインやクロロゲン酸が、紅茶は紅茶ポリフェノールという燃焼系ファイトケミカルがカロリー消費をサポートしてくれる。
■詳しくはこちらの記事から著者:高橋弘さんハーバード大学医学部内科准教授、セレンクリニック診療部長等を経て、2008年12月医療法人社団ヴェリタス・メディカル・パートナーズ理事長、2009年5月麻布医院院長に就任。
2010年4月麻布労働衛生コンサルタント事務所開設。
【データ】日本実業出版社『好きなものを食べながら健康的にやせる帳消しダイエット』著者:高橋弘販売価格:1296円 https://www.njg.co.jp/book/9784534055750/好きなものを食べながら健康的にやせる帳消しダイエット●これだけで太らない&痩せられる!5つの超シンプルメソッドを『帳消しダイエット』著者が解説●食事に“ちょい足し”で痩せる!持ち歩きにもおすすめの帳消しアイテム3選●「ファイトケミカルスープ」で痩せる食生活に!『帳消しダイエット』著者考案のレシピ紹介