昨年のダイエット成功から、今はリバウンドと闘うオバ記者に救世主が現れた! 『ビリーズブートキャンプ』の考案者・ビリー隊長ことビリー・ブランクス氏がオバ記者に直接エクササイズを指導してくれることになったのだ。
ハードで知られる“キャンプ”に11年ぶりに入隊したオバ記者の運命やいかに――。
* * *日本中でブームになったとき、キャンプから”脱走”!ビリー隊長が来日したときのイベント。
多くの”入隊者”が集まった(2007年)『ビリーズブートキャンプ』が日本中でブームを巻き起こしたのは、2007年のこと。
忘れもしない。
「年齢制限なし。
お試し入隊ですから大丈夫ですって」と、48歳だった私は、30代の女編集者に“キャンプ”にぶち込まれたの。
そしてDVDのボタンを押しながら「あんまりキツそうだったら、途中でやめてもいいですけど、効果は抜群だそうですよ。
あ、でも無理だったら、仕方ないです」と言われたのよね。
それだけじゃない。
いっしょにやるそぶりも見せず、「どうしても外せない打ち合わせがあるんですう」と言って逃げちゃった。
ビリー隊長の「ビクトリー!」などの言葉が話題を呼んだ(2007年)『ビリーズブートキャンプ』のDVDはというと、いきなりのハイテンション。
「ワンモア・セット」「ビクトリー!!」「グッジョブ!」。
私ひとりがカメラマンと残されて、さあ、どうする。
体験談を書く手前、こうなると、「やっぱり。
トシもトシだから仕方ないですよね」と30代女に陰で言われたくない一心よ。
ビリー隊長の「グッジョブ!」の声に励まされて、どうにか最後までやり通し、その後も彼女に割れた腹筋を見せつけてやりたくて、何日か、頑張ってみたものの、更年期前夜の体は、野望なんかで動きやしない。
あっという間に“脱走兵”になって、いく年月。
思えばハードなエクササイズをしたのは、あれが最後だったかも。
ビリー隊長が高校生に新プログラムを”授業”N高等学校の生徒にレッスンをするビリー隊長で、そのビリー隊長が来日しているという。
インターネットを通してオンライン授業を行う角川ドワンゴ学園が運営する通信制学校「N高等学校」が、ビリー隊長を講師に招いて、新たな運動系プログラム「BILLY’SNETCAMP(ビリーズネットキャンプ)」を発表したのだ。
この授業の内容の一部はツイッターやインスタグラムで見られるんだって。
高校生に授業として教えるのが初の試みとなるビリー隊長は、まずは生徒の顔を見て、直接レッスン。
とはいえ、『ビリーズブートキャンプ』のヒットを知らない高校生は「ビリー隊長」と聞いてもピンとこない様子で、最初は戸惑っていたものの、授業が始まったとたん、一気に“ビリーズワールド”に引き込まれていった。
その後、ビリー隊長は私のインタビューに答えてくれて、「ビリーズネットキャンプ」のエクササイズの中から個人レッスンをつけてくれたの。
ビリー隊長とマンツーマンの猛レッスンがスタートインタビューの前に、まずこれからの季節、気になる二の腕に効くエクササイズを教えてもらった。
体重を落とすことを優先して、ここ2年、筋肉を鍛えることは何ひとつしてこなかったから、二の腕はぷらんぷらん。
「ここをなんとかしたい」と腕の下の“振袖肉”を振って見せた私に、真っ先に教えてくれたのが、この動き。
前屈をしながら、親指を床に向けてピンと伸ばしたら、右足でステップを踏んで後ろに腕上げ。
足を戻して、腕を曲げて戻したら、次は左足でステップを踏んで後ろに腕上げ。
足を戻して、腕を曲げて戻す。
この繰り返し。
これね。
見た目は簡単そうだけど、実際やると腕を後ろに上げるときに、ふだん使わない腕の内側の筋肉が刺激されて、おまけに背中のぜい肉にも効いてるって実感するんだわ。
「私、かなりヤバくない?」といきなり実感させるって、さすがはビリー隊長だわ。
続いて、水のはいったペットボトル(実際は2リットルペットボトルがおすすめ)に、重いかなと思う程度の水を入れて、両手で頭上に持ち上げたら、肘を折って頭の後ろへ。
再び頭上に持ち上げる。
後ろへ折る。
これは腕の外側の筋肉に効くよ。
次は胸を張って2本のペットボトルを両手で持ったら、思い切り後ろ上に持ち上げて、両方のペットボトルを頭上でくっつける。
これを腕を下げずに、「ワン、ツー、スリー、ホー」って、リズミカルに。
それぞれ20回ずつ繰り返しただけなのに、汗びっしょり。
これを続けたら、確実にノースリーブの似合う腕になると、ビリビリした筋肉が教えてくれた。
次回はお腹のぜい肉にダイレクトに届くエクササイズよ。
「BILLY’SNETCAMP(ビリーズネットキャンプ)」とは?学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校」が提供する多様な選択授業「AdvancedProgram」の一環として、平成に大ヒットしたエクササイズDVD『ビリーズブートキャンプ』の考案者ビリー・ブランクス氏が指導するオンライン授業。
授業の内容は一部、Instagram(https://www.instagram.com/nhigh_billysnetcamp/)、Twitter(https://twitter.com/NhighB)で公開中。
今回オバ記者が体験したのはこのプログラムで紹介されているエクササイズの一部。
オバ記者(野原広子)1957年生まれ、茨城県出身。
『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。
同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。
バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。
撮影/浅野剛ショップジャパン(SHOPJAPAN)ビリーズブートキャンプエリートDVD5枚組日本語字幕版/日本語吹替エリートバンド付BTE-EAM【正規品】月曜断食「究極の健康法」でみるみる痩せる!●【148】62歳オバ記者、「間食ゼロ&サラダ」ダイエットで2kg減!ところが、思わぬ”壁”が…●【147】62歳オバ記者、医師のすすめるダイエット法でリバウンドとの闘いに光明!?●【146】62歳オバ記者、リバウンドと闘う!医師からは「間食禁止令」出る●【145】62歳オバ記者、リバウンドで令和おっさんに!?医師からダイエット指導受ける●【144】62歳オバ記者、そっくり91歳“かあちゃん”に健康法を学ぶ!?●【143】62歳オバ記者、令和おばさんに!?ダイエット達成への野心を明かす●【142】62歳オバ記者、「体力の衰え」を痛感し『スクワットマジック』に挑戦したら…●【141】62歳オバ記者、令和はリバウンドの時代!?3食外食の日々が影響か●【140】国会アルバイター62歳オバ記者、国会の意外なダイエット事情をリポート→オバ記者の過去の連載はコチラ!→オバ記者の”月曜断食”に関する全記事はコチラ!