袋から取り出しそのままかぶりつけるなど、手軽に食べられるよう調理加工した「サラダフィッシュ」が注目を集めている。
低カロリーや低糖質、低脂質で高たんぱくのものが多くSNSでは「チキンよりフィッシュ派」な女性もちらほら見られる。
そこで、コンビニやスーパーなどで買えるサラダフィッシュ7つを食べ比べてみた。
『サラダシーチキン』(はごろもフーズ)歯応え抜群の糖質ゼロフィッシュ『サラダシーチキン』(298円税込)※価格は編集部調べツナ缶でおなじみ『シーチキン』をブロックのまま密封。
オイル無添加で、糖質は0.0g、脂質0.1g、たんぱく質は15.4g(1袋60gあたり)とサラダフィッシュの理想形のような1品だ。
ちなみに、カロリーも今回紹介する中では一番低い63kcal。
そのため、食べると多少味気ないが、さっぱりしていて女性好みかもしれない。
ムギュッと詰まった身の食感と、ほんのりとした塩味も心地よい。
コンビニの他ドラッグストアやスーパーでも購入可能。
はごろもサラダシーチキン60g(0350)『サラダサーモンスモーク』(松岡水産)サーモンのプロが作り上げた味わい『サラダサーモンスモーク』(321円税込)※価格は編集部調べ老舗サーモンメーカーの松岡水産が作り上げたサラダフィッシュ。
こちらもコンビニや大手スーパーなどで購入できる。
内容量は『サラダシーチキン』と同じ60gだが、オイルを使っているためカロリーは約2倍の127kcal。
糖質は1.0gと低めになっている。
しかも、美味! 山桜でスモークしたサーモンにはほどよく香りと味がついていてクセになる。
オイルによってしっとり仕上がっていて、舌触りもなめらかだ。
さすが、サーモンを知り尽くしたメーカーが作っているだけある。
『サラダツナプレーン』(東洋水産)7種の中で1番の高たんぱく!『サラダツナプレーン』(319円税込)※価格は編集部調べ天然のキハダマグロを使ったサラダフィッシュ。
塩で味付けした「プレーン」の他に、「ハーブ」もある。
内容量は100gだがカロリーは99kcalに抑えられていて、脂質は0.9g、炭水化物は0.0g、たんぱく質は22.7gと優秀なヘルシーフードだ。
ちなみに、東洋水産のホームページによればそのままでも食べられるようだが、パッケージ裏には「炒める」「温める」といった表記しかなかったため念のためフライパンで火を通してから実食。
柔らかい食感に、控えめな塩味がきいている。
オイルも使っているようだが、それを感じないほどシンプルにスッキリと仕上がっていた。
『サラダフィッシュバジル』(ローソンセレクト)白身魚のムニエル的味わい『サラダフィッシュバジル』(298円税込)ローソンで販売されているのは、すけそうだらを蒸して加工したサラダフィッシュ。
カロリーは90kcalで、糖質0.2gと抵抗なく食べられそうなヘルシー感だ。
白身魚ということで脂肪分が少なく魚そのものの主張は少ないが、バジルと調和したことでしっかりとした味に。
ふわっとした食感も特徴的だ。
サラダに加えるのもいいが、そのままむしゃむしゃ食べるのが一番食べ応えを感じるかもしれない。
『サラダフィッシュさばペッパー&オニオン味』(セブンプレミアム)野菜と一緒に食べたい『サラダフィッシュさばペッパー&オニオン味』(267円税込)低温調理で柔らか食感になったさばを、にんにくやスモークペッパーなどで味付け。
さば1尾を開いたもので、ここまで紹介してきたサラダフィッシュと比べるとはるかに大ぶりだ。
さらに糖質は0.3gと低めだが、脂質19.0g、カロリーは224kcalあり「ヘルシー」とは言いづらいかもしれない。
ただ、おいしいのは確か。
こってりとした脂にレモンのさわやかな風味が合わさって絶妙なハーモニー。
比較的味が濃いので、野菜と一緒に食べるとドレッシングの役割を果たしてくれそうだ。
まさにサラダにぴったり。
『サラダサーモン』(セブンプレミアム)余計なものを添加しない硬派な1品『サラダサーモン』(300円税込)原材料はアトランティックサーモンと食塩のみ。
内容量60gあたり、脂質4.0g、糖質0.5g、たんぱく質10.4gと特別秀でてはいないが、原材料がシンプルだとなんとなく信頼度が高まる。
1口食べてみると、とにかくしっとり! オイルを加えなくても、サーモンそのものの脂がまんべんなく浸透しているようだ。
さらにスモークしていることで味わい深さも。
大げさかもしれないが、手を加えずそのままおかずとして食卓に出しても通用しそうな味だ。
シンプルなのに見事。
このしっとり感で、たったの80kcalというのもありがたい。
『サラダフィッシュサーモントラウトソルト&オニオン味』(セブンプレミアム)おつまみにぴったり!『サラダフィッシュサーモントラウトソルト&オニオン味』(300円税込)セブンプレミアムには、サーモンのサラダフィッシュがもう1種類ある。
こちらは、トラウトサーモンを低温調理して仕上げたもの。
味付けに塩だけでなくこしょうやパセリも加えていることで、味に立体感がある。
これで、カロリー96kcal、脂質4.9g。
糖質0.3gに抑えられていて、たんぱく質は12.5gと『サラダサーモン』より多めなのはうれしい。
しかも、負けず劣らずの脂の乗り方で、口に入れた途端ホロッと身が崩れるほど。
おつまみにも合いそうだ。
* * *胃がもたれそう…と不安に思いつつ食べていたが、意外にも快調。
ちなみにライターMはサーモン系が好みで、中でもセブンプレミアムの『サラダサーモン』があと引くおいしさだった。
コンビニで100円ちょっとのペットボトルを買うことすらためらうケチな私だが、これから300円の『サラダサーモン』をちょくちょく買いに走る予定だ。
手軽に食べられるヘルシーフードが続々登場する現代。
サラダフィッシュも試す価値アリ!取材・文/松本まゆげ●機能性チョコレート10種を食べ比べ|人気のGABA、乳酸菌豊富など「健康」「美容」におすすめはコレ!●無印良品のダイエットおやつ・お菓子9選|するめシートなど小腹が空いたときの絶品おすすめ!●糖質制限アイス7種を食べ比べ!低糖質No.1は?旨いのは?「SUNAO」や「シャトレーゼ」などを【実食レポ】●ダイエット中こそオススメ!味・量ともに満足感抜群のコンビニアイス5選●今夏のトレンドは「ギルトフリー」!ダイエット中に食べたいコンビニアイス3選