ダイエット適正診断

「SUMOYOGA」ってどんなヨガ?逆輸入の相撲風ヨガエクササイズで下半身痩せ!【体験レポ】

一言にヨガといっても、最近はバリエーションが豊かになってきているので、自分好みのレッスンを見つけることができそう。

暗闇スタジオブームも落ち着き、次なる最新エクササイズを探していたライターO。

日本で考案された逆輸入ヨガレッスンがあると聞いて、東京・銀座にある「ロイブプラス」を訪れることに。

なにやらこの「SUMOYOGA(すもうヨガ)」は、相撲の動きとヨガを掛け合わせた「ホットヨガスタジオロイブ」のオリジナルプログラムで、3月にロサンゼルス、6月にニューヨークでワークショップを開催し、満を持して日本でのローンチに至ったそう。

「相撲体操」があるくらいなので、相撲の動きがダイエットにいいというのはなんとなくわかるけれど、心を落ち着けて行うヨガと力強い動きの相撲が結びつかない…。

しかし、百聞は一見にしかずと、さっそく体験してきた!* * *和のムード満載でレッスンスタートじんわりと汗が浮かんでくる室温32度、湿度50%のスタジオにはいり、軽くストレッチをこなしていると、今回のレッスンを担当するインストラクターのChikaさんがプログラムを説明してくれた。

和柄のスパッツを履いたChikaさんは、レッスンを“稽古”、ヨガマットを“土俵”と呼び、BGMもヒーリング系ではなく和太鼓が響く激しいもの。

「SUMOYOGA」ならではの雰囲気に期待が高まる。

普通のヨガなら安楽座になるであろうところ、今回は正座からスタート。

呼吸を整えたところで、安楽座になり腕を回したり、太ももを伸ばしたり、ヨガらしい動きがはいってくる。

特徴的なのは、手でしっかりと足裏をほぐしたり、股関節を開く動きが多いこと。

「SUMOYOGA」のメインとなる「四股」の型は、足裏でしっかり体を支え、脚を大きく動かすので、その動きをスムーズに行うことができるように少しずつ準備をしていくようだ。

そのあとは、四つ這いで背中を反らしたり、丸めたりを繰り返す動きや、手足を床についてお尻を高く上げる「ダウンドッグ」のポーズなど、ヨガ経験者ならおなじみのポーズを行い、ここで60分間の“稽古”の3分の1が終了。

インストラクターの脚が震えるほどのハードなポーズも!ウォーミングアップを終えて、いよいよ「SUMOYOGA」のパートに。

つま先を外側に向けた状態で腰を落とし、かかとを上げて、胸の前で手を広げたり閉じたりするのは、「蹲踞(そんきょ)」の型。

股関節が硬いと難しいポーズとのことだけれど、体の柔らかさにだけは自信がある記者OはChikaさんからお褒めの言葉もいただいて、「もしや、今回は余裕かも?」と完全に油断して次の動きへ。

続いては、脚を肩幅の倍ほどに開き、太ももが“土俵”と平行になるように腰を落としてガニ股のようになる「股割り」を行った。

股関節を開くのは平気だけれど、この姿勢をキープするのがキツい! 体を支える太ももはプルプルするし、気を抜くと上半身がぐらつきそうになる。

そんな状態ながら、Oは見てしまった。

目の前にいるChikaさんの太ももも震えているのを…。

「これ、めっちゃキツいやつじゃん!」と心の中で叫びながら時計を見ると、“稽古”開始からまだ30分も経っていない…。

もちろん、さっきの余裕はどこかに吹き飛んでいった。

さらに「股割り」から両手を大きく広げて旋回する「女神」の型などを行い、ここまでにやってきた動きをベースとする3つの動作を1つの流れにした、土俵入りのような動きを2セット覚える。

そう、ここからがようやく「SUMOYOGA」の本領発揮といったところ。

メインパートの四股踏みでギブアップ寸前…まだなんとかくらいついているものの、「股割り」の状態から左右交互に脚を大きく振り上げる「四股」の型など、これまでとは比べ物にならないくらいハードな動きばかり! 鏡を見ると、驚くくらい顔が真っ赤になっていた。

音楽に合わせて1セットを3回ずつやったけれど、振りについていくのに精一杯で体幹を意識するのを忘れるとバランスを崩すし、だんだん脚も上がらなくなってきて、2セット目は何度ギブアップしようと思ったことか…。

しかもここはただでさえ暑いホットスタジオで、汗だくになりながら、なんとかメインパートを終えた。

残り10分はクールダウンのストレッチや、仰向けの状態で心を落ち着けるシャバーサナを行い、“稽古”が終了。

ヨガというよりも筋トレ&有酸素運動といった内容で、看板に偽りアリ…?という気持ちにならなかったわけではないけれど、これを続けたら絶対に痩せる!と確信。

ガチのダイエットをする決意さえできれば、鬼に金棒なプログラムだと思った。

「SUMOYOGA」のダイエット効果下半身の筋肉を使う動きが多いと、脚が太くなってしまうのでは?と気になったので、“稽古”のあとでChikaさんに質問してみた。

「脚の指の向きにそろえて、外側に膝を向けることで裏ももの筋肉を使うことができ、引き締めにつながります。

疲れてくると、膝が内にはいりやすくなり、そうすると前ももの筋肉が鍛えられてしまうので、そこを注意してもらえれば大丈夫です」(Chikaさん)確かに、Chikaさんは“稽古”中に膝の向きについて何度か注意していたし、次の日に筋肉痛になったのは裏ももの方で、前ももが張っている感覚はなかったので、正しく筋肉を使うことができていたよう。

また、悪姿勢やボディラインの崩れの原因は、体を支える土台の体幹や足指の筋肉の機能が落ちていることによる場合が多いそう。

そこで「SUMOYOGA」では、まず体幹と足指で体をしっかりと支える動きで体のバランスを整えてから、徐々に大きな筋肉を使う動きに進むことで、効果的に脂肪燃焼や引き締めを狙っているという。

例えば、日常ではなかなかしない姿勢を保つ「蹲踞(そんきょ)」の型は、足首やふくらはぎの引き締めが期待できるそう。

さらに、要所要所に出てきた脚を大きく広げて腰を上げ下げする動きは、大臀筋(だいでんきん)やハムストリングスといったお尻周りの筋肉を鍛える「ガニ股スクワット」と同様の動きのため、下半身に効果大。

個人的な感想としては、スクワットをするときには前かがみになってしまうなど正しい姿勢をキープするのが大変だけれど、“稽古”では四股を想像していたので、意識しなくても背筋を伸ばした状態で動くことができ、イメージ次第でこんなにも動きかたが変わるのか、と驚いた。

多少つらくても本気で体を引き締めたい人や新しいエクササイズを試してみたいという人は、一度トライしてみては?撮影/生熊友博【データ】LOIVE-plus-(ロイブプラス)住所   :東京都中央区銀座4丁目3-1並木館10F電話番号 :0570-666-969利用料金 :[フルタイム会員]1万6500円(税込)ほか営業時間 :7:00~22:00、土日祝7:00~20:00(水金日は9:00~)月定休アクセス :東京メトロ「銀座駅」より徒歩2分、JRほか「有楽町駅」より徒歩4分https://www.hotyoga-loive.com/loive-plus/●テラスやプロジェクションマッピングが楽しい新ヨガスタジオ「LOIVE-plus-」がオープン!●朝ヨガで代謝アップ!都会のガーデンでのレッスン&朝食で充実した1日に【体験レポ】●くびれを1週間で作る!「バスタオルヨガ」で即効ウエストダウン!!●腸腰筋を鍛えて下半身痩せ|オチョダイエット考案の進藤学が教える下半身エクササイズ●骨盤のゆがみを改善して下半身太りを撃退!体形タイプ別下半身エクササイズ

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