天皇皇后両陛下が奈良県、京都府を訪問された。
26日に奈良県にはいった両陛下だが、雅子さまは、オフホワイトのスーツに、そろいの白の帽子、足元もヌーディカラーにそろえ、ワントーンに。
美智子さまの思いを受け継いだ“白”ファッション伊勢神宮参拝のため、21日からの三重県伊勢市訪問の際のお召し物も、“白”だったのが記憶に新しい。
26日夜、両陛下の奈良県訪問を歓迎し、宿泊先のホテル前で行われた「提灯奉迎」。
かつて上皇后美智子さまが、「提灯奉迎」の際に、暗い中で待っている人たちから見えやすいようにとの配慮から明るい服装を選ばれたそうで、そうしたお心遣いが雅子さまにも受け継がれたのかもしれない。
→雅子さまの真紅のスーツでご公務姿はコチラ両陛下は、27日午前には、奈良県橿原市にある初代天皇とされる神武天皇の陵で拝礼された。
儀式は、モーニング姿の陛下が、参道をゆっくりと歩き、天皇陵の前に進まれると、玉ぐしを供えて深く拝礼された。
雅子さまはしっとり淡いグレーのロングドレス続いて、淡いグレーのロングドレス姿の雅子さまも、陛下と同じように深く拝礼された。
同色同素材の帽子をかぶられ、胸元にはブローチがきらり。
ドレスの背面には、フリルがあしらわれ、慎ましくも華やかさが漂っていた。
→皇后雅子さまのストールやネックレスの麗らかなコーデ集はコチラ歴代天皇陵へのご参拝にあたっては、女性皇族はロングドレスを着用されるというドレスコードがあるとされる。
今回は、いわばお墓参りということもあり、落ち着いたグレーをセレクトされたのだろう。
→雅子さまのワインカラーで統一したトラベルファッションはコチラすっきりとしたシルエットの立襟ジャケット午後は、京都市の孝明天皇陵で即位の礼と大嘗祭(だいじょうさい)が無事に終わったことを報告する「親謁(しんえつ)の儀」に臨まれるため京都へ。
雅子さまはロングドレスにスタンドカラーのジャケットを羽織られていた。
スタンドカラーは首元から裾までがすっきりとしたシルエットになり、落ち着いた印象を与える。
その上品なシルエットは、フォーマルシーンにもぴったりだ。
→皇后雅子さまの色鮮やかな着回しファッション集はコチラ両陛下は28日午後2時すぎから、京都御所で関西などの各界の代表を招いて茶会を催されたあと、帰途につかれた。
→平成最後の雅子さまたちの華やかなドレス姿はコチラ→雅子皇后の令和コレクションはコチラ→皇室のすべての記事をチェックしたいかたはコチラ撮影/雑誌協会代表取材