暑くなってくると冷たい麺類など、栄養バランス的にはイマイチな食事が増えるという人も多いはず。
そこで、美のプロに、栄養もあって満足感もある、美容と健康を意識して購入するコンビニフードを聞いた。
美容皮膚科で看護師として働く篠原佳織さんは、勤務日のランチにコンビニを利用することが多いそう。
コンビニはお弁当だけでなく、単品おかずやサラダ、スープと、自分で献立を考えられるため、選び方次第でヘルシーランチを構成できるところが利点だと言う。
「コンビニは、サラダも種類が豊富で、サイズも大きいものから少量サイズまでいろいろあるところが便利。
食事では、たんぱく質とビタミンを意識しているので、どちらもたっぷり摂れるようにサラダやおかずを選びます。
食事のお供として買う飲み物や水分補給目的の飲み物は、ミネラルウォーターか無糖のお茶と決めていて、甘みのある飲み物は小腹が空いたときのおやつとして換算します」(篠原さん・以下同)『コールスローサラダ』(セブン-イレブン)『コールスローサラダ』(セブン-イレブン)198円(税抜)●キャベツとコーンの甘みが満足感を後押しキャベツときゅうり、コーン、ハムをバランスよく混ぜ合わせたコールスローサラダ。
夏にぴったりのフルーティーでさわやかな酸味のある味付け。
1食135g。
145kcal。
「見た目以上にたっぷりはいっているのに150kcal以下。
キャベツは美容のために食べたいけど、けっこう調理が手間。
コールスローなら、千切りで口を大きく開けなくても食べやすいところもお気に入りです。
コーンもはいっていて、甘みも感じられるので、小鉢サイズだけど満足度は高めのサラダ」『サラダチキンバーバジル&オリーブ』(セブン-イレブン)『サラダチキンバーバジル&オリーブ』(セブン-イレブン)130円(税抜)●手軽にたんぱく質チャージ!新鮮な鶏むね肉をじっくりと蒸し上げ、バジルとオリーブオイルで香りづけしてある。
加熱せず、そのままワンハンドで気軽に食べられる食べ切りサイズ。
1本60gで65kcal。
たんぱく質は12.9g含まれる。
「たんぱく質を意識して買うのがこれ。
スティック状で、食べやすいところも好き。
いろいろな味があるけど、バジルが好みです。
糖質が0というところもありがたい」『雑穀と根菜ひじきのサラダ』(ファミリーマート)『雑穀と根菜ひじきのサラダ』(ファミリーマート)195円(税抜)●ひじき入りで鉄分をしっかり摂取スーパー大麦入りの雑穀や根菜、ひじきなどをごまマヨで和えたサラダ。
噛み応えがあり、ボリュームを感じる1品。
「スーパー大麦入りの雑穀がはいっていて、サラダなのに食べ応え十分。
ごまマヨ味なので、あっさりしすぎずおいしいです。
鉄分の王様、ひじきもはいっているから、女性に特におすすめしたい1品」『ごぼうと蓮根のつくね入り和風スープ』(ファミリーマート)『ごぼうと蓮根のつくね入り和風スープ』(ファミリーマート)369円(税抜)●冷え性対策の根菜スープ鶏、昆布、かつお、しいたけのうま味がつまった和風スープに、国産の鶏肉にれんこん、ごぼう、にんじん、しょうがを加えた鶏つくねをトッピング。
1食230kcal。
たんぱく質は12.8g含まれる。
「体を冷やさないことが大事だと思っているので、食事の中でもスープは重要な役割。
根菜たっぷり、しょうがもはいっているので冷え性対策にもなるし、何よりおいしいのでおすすめです。
麺もはいっているので、これだけでも満腹になります」『ヨーグルトドリンク ブルーベリー』(ファミリーマート)『ヨーグルトドリンク ブルーベリー』(ファミリーマート)119円(税抜)●便秘解消のための手軽な1杯生乳由来のなめらかなヨーグルトベース。
ブルーベリーの果肉感が感じられ、満足度が高いヨーグルト。
ビフィズス菌LKM512入り。
1杯190gあたり143kcal。
「ヨーグルトも美容と健康のために積極的に食べたい食品。
手軽なので、飲むタイプのヨーグルトもよく買います。
ブルーベリーもはいっているので、デザート感覚。
小腹が空いたときにもいいですよ。
便秘気味のときには積極的に乳酸菌を摂るようにしています」『くるみとココナッツのキャラメリゼ 素焼きアーモンド入り』(ローソン)『くるみとココナッツのキャラメリゼ 素焼きアーモンド入り』(ローソン)183円(税抜)●糖質を抑えた罪悪感少なめお菓子!キャラメルのやさしい甘さが広がる、くるみとココナッツ。
ココナッツは肉厚の果肉を使用。
1袋に不足しがちな食物繊維が3.8g含まれ、糖質は5.4gと低め。
1袋249kcal。
「くるみにはポリフェノールやビタミンBが含まれていて、美肌効果が期待できます。
スナック菓子やチョコレートをつまむよりは、ナッツ系のおやつのほうが罪悪感も薄れるので、甘いものが食べたくなったらこちらを買います」看護師:篠原佳織さん大阪・梅田にある美容皮膚科、梅田フェミークリニックの看護師。
大学卒業後、病院のICU病棟に勤務していたが、ずっと興味があった美容関係の仕事に就きたいと転職。
現在に至る。
梅田フェミークリニックは、“美容のかかりつけ医”を目指し、ドクターとの無料カウンセリングも実施している。
https://www.femmy-c.com/umeda/撮影・取材・文/竹腰奈生●【美のプロが愛するコンビニ飯】枝豆や冷凍ぶどうなどを夏に積極的に食べたい理由とは?●【美のプロが愛するコンビニ飯】人気ヘアメイクが美容のために愛飲する「シリカ水」とは?●【美のプロが愛するコンビニ飯】美脚トレーナーがセブンで買う“食べすぎ防止”の軽食6品とは?●【美のプロが愛するコンビニ飯】ウォーキング講師が選ぶ「大豆チップス」や「蒸しケーキ」など高たんぱくな6品●【美のプロが愛するコンビニ飯】インスタント版“長生きみそ汁”、柴漬ひじきおにぎりなど6品過去の【美のプロが愛するコンビニ飯】を読みたい方はこちら