ダイエット適正診断

2分でできるセルフヘッドマッサージを専門家が指南|ダイエットに導く3つのツボも紹介

デスクワークによる運動不足やストレス、不規則な生活など、さまざまな要因で硬くなりがちな頭皮。

写真/GettyImages頭皮が硬くなっているということは血行が悪くなっているということ。

すると、頭痛や肩こりといった不調が出たり、頭皮に炎症が起こりやすくなったりする。

また、頭皮とつながっている顔にも、たるみなどの悪影響が。

とはいえ、ヘッドマッサージを受けに行く時間や身近に施術を受けられる場所がないということも。

そこで、「頭皮と肌の専門店~希翠(きっすい)~」の店舗責任者で、毛髪診断士の田邊未奈美さんにいつでも簡単にできるセルフマッサージのやり方とダイエット効果が期待できるツボについて教えてもらった。

【目次】頭皮の状態をチェック頭皮環境を改善するヘッドマッサージダイエットに効くツボ3選頭皮の状態をチェック写真/GettyImages頭皮の色と硬さをチェックすることで、今の頭皮の状態を簡単に知ることができる。

◆頭皮の色【1】青白い→健康な頭皮血行がよく、理想的な状態。

しっかり毛根に栄養が行き渡っているので、髪の太さが均一で頭皮のキメもある。

【2】黄色→栄養不足色が黄ぐすみしてきているときは、代謝が悪く、頭皮が弱ってきている状態。

【3】赤い→炎症を起こしている血行が悪く炎症を起こしている状態。

毛根に栄養を運ぶ毛細血管がうっ血しているため、全体的に赤みが見られる。

◆頭皮の硬さ写真/GettyImages【1】指の付け根や関節部分くらいの硬さ血流が悪くなり、毛穴も詰まりやすい。

肌のたるみや頭痛、肩こりにつながる可能性も。

【2】手の甲の中心部くらいの硬さ少し硬くなりだしているので、注意。

【3】人差し指と親指の間くらいの硬さ理想的な状態。

血行がよく、毛根に栄養が行きやすい状態。

【4】柔らかく、ぶよぶよしている老廃物や水分が滞り、むくんでいる状態。

頭皮環境を改善するヘッドマッサージ【1】頭皮全体をまんべんなく上下に揺らし、緩める。

【2】頭皮の硬いところをグーにした手でぐるぐると刺激する。

【3】両手のひらで耳の上を挟み込み、持ち上げる。

頭皮の疲れを感じたときなど、こまめに行ってOK。

ルーティーンで行うのなら、頭皮が温まっている入浴時がよい。

モコモコの泡がついてる状態だと髪の毛の摩擦が少なく、また毛穴ケアもできるので、シャンプーを流す前がベスト。

ダイエットに効くツボ3選手や足裏と同様に頭皮にもツボや反射区があり、それぞれ体の部位に対応している。

「ツボは息を吐きながら5秒押し、息を吐きながら5秒かけて戻します。

これを繰り返すことで呼吸が整い、自律神経を整えることにつながります。

指を離したとき、血流が戻るのを感じながらゆっくりと行いましょう」百会(ひゃくえ)自律神経を整えるツボ。

精神が落ち着くことで食欲を抑えることにもつながる。

曲鬢(きょくびん)新陳代謝を整える効果のあるツボ。

顔のくすみやむくみを解消する効果も期待できるので、朝に押すとスッキリした顔で1日を過ごすことができる。

頭頂部肝臓や胃の反射区なので、刺激しほぐすことで臓器への負担を緩和し、整える。

飲みすぎや食べすぎが気になる人にオススメ。

ツボ押しはいつ行ってもいいけれど、自律神経が整うので寝る前に行うと質のよい睡眠にもつながる。

また、仕事中のリフレッシュに取り入れるのも◎。

ただし、妊娠中の場合は押してはいけないツボもあるので、必ず専門家のアドバイスを聞きながら行って。

教えてくれた人:田邊未奈美さんたなべ・みなみ。

美容師、介護福祉士、美容福祉師、毛髪診断士の資格を所持。

美容福祉士の資格を取れる学校を卒業し、福祉施設や介護の仕事をした後、美容の世界へ。

そこでシャンプーやマッサージで喜んでもらえることに一番の幸せを感じ、その技術を追求したいとエステやヘッドスパ専門店での経験を積んだのち、専門性を求めて希翠へ入店。

現在は店舗責任者を務めている。

女性誌やWEBメディアで頭皮ケアの記事の監修などを数多く手がける。

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