ダイエット適正診断

スライドカッピングでむくみ顔を撃退!リフトアップやほうれい線対策にも有効

顔がむくんでいると、パーツの輪郭がぼやけたり、思うようにメイクができなかったり、せっかくのポテンシャルを引き出すことができないことも。

写真/GettyImagesそこで、手軽にできるセルフケアとして、伝統中国医学の抜罐(ばっかん)や吸玉療法という施術をベースにしたスライドカッピングに注目。

これは、セルカップを肌に吸い付かせ、血流やリンパの流れを促すことでむくみにアプローチするもの。

脂肪がつきやすく、むくんだり、セルライトができたりしやすいお腹や下半身周りなどをケアできるだけでなく、フェイシャル用のセルカップを使えば顔のむくみを解消することもできるという。

→お腹痩せするスライドカッピングの方法を見る→脚痩せするスライドカッピングの方法を見るそこで、エステティシャン歴8年のアガワさんに、顔のむくみをすっきりさせてくれるスライドカッピングのやり方とそのメリットを教えてもらった。

* * *スライドカッピングで顔のむくみをすっきり!顔は小さいながらたくさんの種類の筋肉が集まっている場所。

また体に比べて脂肪が大きくつくこともないので、むくみに一番左右されやすい部分でもあります。

その分、スライドカッピングの変化を即座に実感しやすい部分です。

写真/GettyImagesまず、首と鎖骨周りを流し、老廃物の流れ道を作っておきます。

その後、フェイスラインやこまごまとしたパーツのむくみを流すことで見た目がすっきりします。

例えば、目の周りのむくみがとれると重たい印象だった一重がすっきりしたり、奥二重の二重幅を広げることができたりします。

また、眼精疲労によって固まりやすい鼻の横のコリをほぐせば、相対的に鼻を高く見せることができるなど、フェイシャルスライドカッピングで顔のむくみやこわばりをとることで理想の顔を目指すことも可能。

写真/GettyImagesさらに、硬くなったおでこが柔らかくなれば顔全体のリフトアップにつながり、ほうれい線も薄くなるなど、年齢とともにエイジングが気になる人のセルフケアとしても有効です。

フェイシャルカッピングを終えたら、ヘッドマッサージのイメージで頭皮を刺激したり、歯磨きのついでにブラシの背で頬を内側から外に向かって広げると、リンパの流れがよくなるのであわせて行うのがおすすめ。

◆フェイシャル用セルカップの基本の使い方セルカップによる摩擦によるダメージを軽減するため、フェイシャルオイルや乳液を顔に塗る。

滑りをよくするためのものなので、ケチらずたっぷりめに使いましょう。

フェイシャル用の小さいサイズのセルカップも使い方はボディ用のセルカップと同様、指でセルカップをへこませた状態で肌に置き、吸盤のように吸い付けばOK。

痛気持ちいいくらいの強さになるように調整して動かしてください。

また、顔にスライドカッピングをするときは、基本的にこめかみに向かって流していきます。

◆スライドカッピングの効果アップのためにやること・水分補給血行不良の解消のため、給水は欠かせません。

冷やすと筋肉が固まるので冷たい水は避け、できれば白湯、苦手なかたは常温以上の温かさで。

水が苦手なかたはお茶でもOKです。

スライドカッピング前、ケア中、終了後にも水分補給を。

常に喉が湿っている状態を保つくらいの意識で飲む。

・ラジオ体操などの軽い全身運動を事前に行うリンパ液は血液と違い、筋肉が動く力により循環しやすくなるので、スライドカッピングの前に体を少し動かしておくのがポイント。

ラジオ体操第一と第二は、短時間で全身を効率よく動かすことができるのでおすすめ。

・ボディ用のセルカップで脇の下をほぐす脇下には大きなリンパ節がある。

ボディ用のセルカップで先にここをほぐしておくと、老廃物が流れやすくなり、効果アップ。

フェイシャルスライドカッピングのやり方イラスト/GettyImages【1】「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」(口をイーと大きく横に開いたときに斜めに出てくる筋)に沿ってセルカップをスライドさせる。

イラスト/GettyImages【2】首の後ろを上から下に流す。

イラスト/GettyImages【3】鎖骨の上と下をそれぞれスライド。

イラスト/GettyImages【4】フェイスライン、あご下、ほほ、唇の上をそれぞれ、内から外に向かうようにこめかみへ流していく。

イラスト/GettyImages【5】鼻の横を念入りにスライドさせる。

イラスト/GettyImages【6】眉下、眉上をそれぞれ流す。

イラスト/GettyImages【7】おでこをほぐすようにしっかりとスライドさせる。

【Point】1から6の手順は逆でも問題ない。

ただし、最終的に耳の下あたりにあるリンパ節に流し込むため、どの手順でも必ずこめかみ横までもっていくことを意識する。

◆スライドカッピングのやり方を動画で見る教えてくれた人:アガワさんエステサロン「メゾンドサバンナ」スタッフ。

エステや美容関係に対する恐怖心を拭えるエステサロンに出合ったことをきっかけに、顧客からエステティシャンになる。

自身の経験などから、体の根本、生活に寄り添い、クライアントが無理なく自分自身の思う美しさを追及できるよう力添えをすることがモットー。

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