日焼け止めなどで紫外線対策をしているつもりでも、いつのまにかできているシミ。
そして毛穴に詰まりがちな皮脂汚れ。
この季節は特に気になる人も多いだろう。
外出したらその日のうちにしっかりとスキンケアをしたいが、化粧品によるスキンケアだけではちょっぴり不安…。
そんな人におすすめなのが、8月21日に発売されるヤーマンの多機能型美顔器『ブライトリフト』だ。
美容家電に精通しているライターの田中真紀子さんは一足先に試してみたという。
その使い勝手は果たしてーー。
イオン導入&導出、ニキビケアの青色LEDやたるみケアのEMSも本モデルは、ヤーマンのRF美顔器『フォトプラス』シリーズの中でも、肌の透明感に着目。
さまざまなアプローチで肌のくすみを抑え、肌の色をトーンアップしてくれるという。
「通常の美顔器には、美容液などの美容成分を肌の奥に浸透させるイオン導入や、皮脂やホコリなどの汚れ、古い角質、ダニの死骸などを引き寄せて吸着するイオン導出、そして潤いを閉じ込めるクールダウンなどの機能が備わっています。
本製品はこの3つに加え、透明感アップにつながる機能が搭載されているのです」(田中さん・以下同)まず、古い角質などを吸着する「CLEANモード」では、殺菌やニキビケアに効果があるという青色LEDや、肌のハリを促すRF(ラジオ波)を当てる機能がある。
美容成分を浸透させる「MOISTモード」では、美白成分で注目のトラネキサム酸やコウジ酸の浸透をサポートする独自波形「メラノバリアパルス」を採用。
さらにRFや、電気刺激で眉間や口元の印象にかかわる表情筋を鍛えるEMSの機能までついている。
最後に使う「COOLモード」では、肌を一気に冷却し、美容成分や潤いを閉じ込めてくれる他、青色LED機能も備わっている。
1台に欲しい要素をぎゅっと詰めた、盛りだくさんの美顔器といえる。
早速10日間使ってみたという田中さんに、5つの視点からレビューしてもらった。
【使用感】毛穴の汚れがかなり取れていることを実感使い方は、簡単。
洗顔後に化粧水や美容液をつけてから電源スイッチを入れ、モードを選んで顔に当てるだけ。
田中さんは、まず「CLEANモード」で毛穴の汚れを取り、次の「MOISTモード」で美容成分を浸透、最後に「COOLモード」で潤いを閉じ込める――という3ステップのケアを行っているという。
トータルの稼働時間は11分間だ。
「最初の『CLEANモード』では、RFのしっかりした温かさを感じつつ、毛穴の汚れをオフ。
久しぶりに美顔器を使ったため、1回目は毛穴の汚れがかなり取れました。
その後数回の使用でも汚れが落ち、肌の色もトーンアップしたように感じます。
続く『MOISTモード』でもRFの温熱を感じつつ、一通りイオン導入が終わったら自動的にEMSが発動。
たるみが気になる口元や顎周り、目じりなどに当てると、しっかり働きかけてくれます。
最後の『COOLモード』はかなり冷たいので温まった肌に心地よく、引き締まる感覚。
肌を触ってみると、ハリのある仕上がりになっているのがわかります」この3ステップを10日間に数回使ったところ、田中さんの肌にこんな変化が――。
「お肌のキメが変わってきたのを実感! 化粧ノリもよくなってきたので、続ける価値はありそう。
EMS刺激もしっかり感じるので、くすみケア、たるみケアを1台でやってくれるのはうれしいところです」【意外性】美白成分×たるみケアで、透明感アップに一般的な美顔器よりも、肌の透明感を追求している点が新鮮だったという。
「まず、美白成分として注目されているトラネキサム酸、コウジ酸も浸透しやすい波形を採用している点から、メーカーの透明感アップへの執念を感じます。
それだけでなく、使ってみて、EMSによってたるみケアをすることで透明感アップにつながったというのは意外でした。
たるみがあると、たるみが影を作り、お肌がくすんで見えるんだそうです」【手軽さ】握りやすくて手にフィットした形状本製品はコードレス。
そのため使う場所を選ばずに済む。
「また、持ち手自体は丸みがあって握りやすく手にフィットしやすい。
重量も230gと、500mlのペットボトルの半分以下の重量で、11分間片手で持っていても疲れません。
化粧水をセットしたら、ソファや椅子に座ってのんびりケアができます」【時短】11分間でトータルケアができる美顔器は珍しい毛穴の汚れだけを取りたいときは「CLEANモード」だけを3分間、美容成分を浸透させたいときは「MOISTモード」を5分間行うなど、目的に応じた時短ケアが可能。
「一方、全コースをしっかり行う場合、所要時間は11分間かかります。
ただ、導出しながらRF、導入しながらRF、EMS…と同時で複数のケアができることを考えると、実は時短かもしれません」「ながらケア」に関しては、片手で美顔器を操作するため家事作業などはできないが、テレビを見ながらのケアは問題ないという。
「稼働中、EMSが始まるなどケアの種類が少しずつ変わっていくので、テレビを見ながらでもケアには意識が向けられます。
また、ケアの時間が半分経過すると音が鳴るので、もう半分の顔をケアする目安がわかります」【コスパ】美顔器の最初の1台に選ぶなら、買って損ナシ!?気になるお値段は、5万円近い。
「安くはありませんが、機能が多く、1台でトータル的にケアできると考えるとお得。
美顔器を持っていない人なら、『ブライトリフト』から始めてもいいかもしれません」【データ】ヤーマン『ブライトリフト』販売価格:4万9500円(税込)販売場所:ヤーマン直営店・百貨店、家電量販店、楽天市場などのECサイト、ヤーマン公式通販サイト『ヤーマンオンラインストア』、一部バラエティーショップ、一部通販。
https://www.ya-man.com/この人に聞きました:田中真紀子さん美容家電と白物家電を専門とするライター。
雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めさまざまな家電についてレビューを執筆している。
1児の母として、慌ただしい生活でも手軽に使えてキレイになれる美容家電を日々研究中。
取材・文/桜田容子●パナソニックの『目もとエステ』は使い方は簡単で、疲れ目以外にも効果アリ?【美容家電レビュー】●髪の潤いを守るアイリスオーヤマのドライヤー『モイストプロドライヤー』の使い勝手は?【美容家電レビュー】●上半身のコリを徹底的に“つかみもみ”!『マイリラシートマッサージャーMRL-1200』【美容家電レビュー】●マッサージも筋トレもこれ1枚!『ルルドEMSシート』は“ながら”にも最適【美容家電レビュー】●『メディリフトネック』は胸鎖乳突筋にアプローチ!首のコリとシワを徹底ケア、その効果は?【美容家電レビュー】【美容家電】の記事をもっとチェックしたいかたはコチラ