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“マスクたるみ”による老け顔解消!1週間レッスン|表情筋を鍛える顔の体操を間々田佳子さんが伝授

コロナ禍でマスク着用が当たり前のいま、みなさん、お気づきだろうか? 顔が見えない気のゆるみから、口が開けっ放しになるなど、マスク下の表情がたるみきっていることを──これが日常化すると、老け顔を助長させてしまいます。

そこで『女性セブン』謹製レッスンをご紹介。

これでマイナス5才顔を目指しましょう!【目次】・老け顔チェックリスト・マスクで見えなくても笑顔を作る習慣を!・まずは「基本姿勢」を覚えよう・正しい「笑顔」も身につけよう・STEP1:眉間のしわを消す「眉リセット」・STEP2:目力UP&目尻のたるみ解消「目尻のVトレ」・STEP3:頬のたるみ&口角UP「8歯見せトレ」・STEP4:鼻の下を引き締める「唇プッシュ」・STEP5:ほうれい線を消す「ほうれい線プッシュ」・STEP6:二重あご解消「首筋トレ」・STEP7:口まわりの引き締め「お口サーキット」老け顔チェックリストCheck1 笑顔を作るには頰の筋肉を使う。

ここが衰えると凹凸のない平らな頰に。

Check2 頰の筋肉が衰えると頰にしわが入る(通称ゴルゴライン)。

Check3 首の筋肉がたるむと二重あごになったり、顔と首の境がなくなり首が短く見えるように。

Check4 まぶたの筋肉がたるむと、目が小さく見えるように。

Check5 口を開けっ放しにしていると口元の筋肉がたるんで口角が下がってしまう。

マスクで見えなくても笑顔を作る習慣を!マスクで顔の半分が隠れていると、どうせ見えないからと、笑顔を作る機会が減る。

この状態が長く続けば表情筋が衰え、頰がたるむなどして老けた印象の顔になる。

さらに、マスクをしていると口呼吸になっているケースが多く、そうなると口が半開きの状態に。

口まわりの筋肉を使って口を締めておかないと、ほうれい線が刻まれてしまう。

「老け顔は、加齢が原因ではありません。

若い人でも、無表情でいれば表情筋が衰え、老けた印象の顔に。

逆に、口まわりや頰など、口角より上の筋肉をよく動かす人、つまり笑顔を絶やさない人は、しわやたるみが改善されるだけでなく、血流が促進されて肌の代謝も上がり、健康的な肌色になります」(表情筋研究家・間々田佳子さん・以下同)そこで今回は、表情筋を効率よく鍛えられるメソッドを紹介する。

1動作7秒×7種類のトレーニングを1日7セット、7日間続ければ、効果が表れるという。

まずは1週間試してほしい。

まずは「基本姿勢」を覚えようNG! 背中が丸まると首も倒れるので体重の約1割もある重い頭を支えられなくなる体の軸となる骨盤、背骨、首をしっかり立てると、頭も正しい位置に収まり顔のゆがみが整う。

つまり、正しい姿勢で次ページから紹介するレッスンを行わないと、トレーニング効果が半減する。

OK! 坐骨から頭までを一直線に伸ばした状態。

あごは引き、肩は下げる。

この姿勢でレッスン開始「座った姿勢でレッスンを行う場合、上のOK写真を参考に背筋を伸ばし、肩やあごが上がらないように注意」正しい「笑顔」も身につけよう笑顔を作るとなると、口を横に開いた“口だけ笑い”をする人が多いが、これはNG。

口角を上げて頰の筋肉を引き上げて笑う“ほっぺ笑い”なら、フェイスラインがシャープになり、小顔効果も。

口角の上がり方に左右差がある人は、上がりづらい方を意識して上げるようにすると、バランスの整った美しい笑顔になる。

【口だけ笑い】NG! 口角を横に引くため咬筋は鍛えられるが、えらの張った顔に「口角を上げたときにあごの力を抜くのがポイント。

力が入ると、あごにしわが寄ってしまいます」【ほっぺ笑い】OK! 上の歯8本を見せて口角は上に引き上げ、頰をリフトアップする。

頰の位置が高くなると立体的な小顔に*ここから紹介する7ステップを1セットとして、鏡を見ながら挑戦しよう!STEP1:眉間のしわを消す「眉リセット」無意識のうちに力が入りやすい眉間はしわが入りやすい部分。

「しわが消えるまでしっかり伸ばすこと。

眉の緊張が解けると目の疲れも緩和されます」。

リラックスした状態で行うと効果が出やすい。

【1】目を閉じ、親指と人さし指で眉を軽く挟み、眉頭から眉尻までをもみほぐす。

【2】人さし指を眉頭に置き、しわを伸ばすように眉尻側を引っ張り、7秒キープ。

STEP2:目力UP&目尻のたるみ解消「目尻のVトレ」スマホやパソコンを長時間見ていると、まばたきする回数が減り、まぶたの筋肉が衰えてたるむ。

このトレーニングでは、眼球を支える目の奥の筋肉とまぶたの筋肉が同時に鍛えられ、目をパッチリとさせる。

人さし指と中指でV字を作り、目の上下を挟んでまぶたを引き上げたら、目を大きく開いて7秒キープ。

【NG】目を見開いても額にしわができないようにすること目を見開くと眉が上がって額にしわが入りやすくなるが、それは間違った動き。

眉は上げず、目だけを大きく見開く。

STEP3:頬のたるみ&口角UP「8歯見せトレ」頰がたるむと顔の幅が広がって大きく見える。

口角を引き上げれば頰も上がり、口まわりと頰の筋肉が同時に鍛えられる。

さらに、舌を出せば出すほど頰の筋肉への負荷が上がる。

「最初は舌を少し出せればOK。

続けると舌が長く出せるようになります」。

【1】上の歯8本が見えるように口角を真上に引き上げる。

《できない人はこうやろう!》口角を上げづらい人は、上の歯8本が見えるように口を開けたら、人さし指で口角を押し上げてサポートを。

頰までしっかり押し上げるのがポイント。

口のまわりに力が入っていると口角が上がりにくいので、ゆるめて行うこと。

【2】【1】の状態から舌を真下に出して7秒キープ。

STEP4:鼻の下を引き締める「唇プッシュ」口のまわりがたるむと、鼻の下が長くなる。

解消するには、口をできる限りすぼめてから、上下の唇をめくるエクササイズを。

唇の開きが小指1本分以上あるのは、口輪筋が弱っていて、すぼめる力が足りない証拠。

口をすぼめて思いっきり突き出し、上下の唇がめくれて見える状態で、7秒キープ。

《できない人はこうやろう!》上唇をめくり上げるように人さし指でサポートする。

口輪筋が衰えていると、口をすぼめる力も弱くなって唇が開きやすくなるので、指で唇をサポートしたらできるだけすぼめることを意識しよう。

余裕があれば、下唇もめくれるように。

【NG】余計な力が入るとほかのパーツにしわが寄りやすくなるので要注意唇を外側へめくろうと集中しすぎると、目のまわりや鼻に余計な力が入り、しわが寄りやすい。

ほかのパーツは力を抜いて行うこと。

STEP5:ほうれい線を消す「ほうれい線プッシュ」舌先に力を入れ、ほうれい線をなぞるように内側から押して伸ばす。

「ほうれい線が消えれば、顔に段差がなくなって顔全体がスッキリとした印象に。

また、舌をよく動かすと滑舌がよくなり、脳の活性化、誤嚥予防の効果もあります」。

口を閉じたまま、左右のほうれい線を舌先で押して伸ばす。

左右各7秒間ずつ繰り返す。

《できない人はこうやろう!》舌が動かしづらい人は、右頰と左頰を交互に膨らませ、空気圧でほうれい線を伸ばす。

ほうれい線が消えるまで、パンパンに膨らませるのがポイント。

交互に膨らませられない人は両頰を一緒に膨らませてもOK。

STEP6:二重あご解消「首筋トレ」あごを引いて首を伸ばすと、輪郭がすっきりして二重あごの解消に。

また、下記の方法で胸鎖乳突筋を鍛えるのもおすすめ。

「胸鎖乳突筋とは、顔と首をつなぐ筋肉。

ここを鍛えればデコルテラインを美しく保てます」。

顔と一緒に上半身が回らないよう注意。

胸鎖乳突筋を伸ばす右手を後ろに伸ばして左を向く。

目線は下にして軽くあごを引き、思いっきり舌を出して7秒キープ(反対側も同様に)。

STEP7:口まわりの引き締め「お口サーキット」口を閉じて突き出し、1回転させる筋トレを繰り返すと、頰のたるみが解消され、フェイスラインがシャープになる。

「口元がゆるんでいると顔全体がたれやすくなります。

特に口呼吸や口を開けっ放しにする習慣がある人におすすめです」。

口を閉じて前に突き出し、左回りに7秒間、右回りに7秒間回す。

《できない人はこうやろう!》いざ回そうと思っても唇がうまく動かない場合は、口を閉じて、できるだけ前に突き出すだけでOK。

閉じる力が強いほど口輪筋が鍛えられる。

これに慣れると筋肉が柔軟になり、回しやすくなる。

【NG】表情が崩れてしまうのは無理して動かしている証拠目の下や目尻にしわが入る人は、唇をきちんと回せていない証拠。

無理に行うとしわができるので、上記の「できない人はこうやろう!」から実践を。

間々田さんの実体験によると、顔の筋トレによってひどい吹き出物もなくなり美肌になったという。

「30代後半まで、大人ニキビに悩まされていました。

人に顔を見られたくなくて表情もくもりがちに。

そうすると表情筋も衰えるので悪循環でした。

ところが顔の筋トレを始めたところ、血行がよくなり肌のターンオーバーも活性化。

大人ニキビも改善したんです。

マスクによる肌荒れに悩むかたも、顔の筋トレはおすすめです」また、10年で輪郭が激変したともいう。

《38才の頃》「たっぷりお肉がつき、頰もたるんでえらの張った大きな顔でした。

おまけにニキビ面…。

人に顔を見られたくなくて、無表情なことが多かったですね」《48才の今》「顔の筋トレを10年続けた結果、笑顔が作りやすいよう筋肉がしっかりつき、ニキビが改善。

血色のよい健康的な肌に変わりました」実はいまの方が10年前より5kg太っているという間々田さん。

しかし顔の大きさは、いまの方が小さい。

体重は増えているのに顔が引き締まっていると、やせてみえるのだという。

教えてくれた人:表情筋研究家・間々田佳子さん“顏ヨガ”ブームの火付け役。

2020年より顔を引き締め、表情、印象をピンポイントで変える新メソッド『コアフェイストレーニング』を考案。

著書に『日めくりまいにち、顔ヨガ!1回10秒で小顔&若顔になる』(小学館)など多数。

日めくり まいにち、顔ヨガ!~1回10秒で小顔&若顔になる~取材・文/佐々木めぐみ 撮影/菅井淳子※女性セブン2020年9月24日・10月1日号●【動画レッスン】むくみを改善!間々田佳子さんの「顔ヨガ」5選●【マスクを着けたままできる顔の筋トレ】二重あごを撃退!首をスッキリ見せ小顔効果も●【マスクを着けたままできる顔の筋トレ】頬をリフトアップしてデカ顔を小顔に!●コロナ自粛で表情筋弱ってない?老け顔を防ぐ5分でできるセルフエステ紹介●【山本浩未さんのメイクのメ】メイク崩れで夏老け顔に!汗や皮脂から守る眉コート

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