「あの子あんなに食べてるのに全然太らない…。
」そういう友人、周りに一人はいますよね。
それはどうしてなのか。
体質だからと諦めていませんか?実はこの食べても太らないのは、「糖化」という現象が深く関係しています。
糖化を抑えることで食べても太らない体になれるのです。
そこで今回は糖化のメカニズムと、糖化を抑えるポイントをお教えします!これを読んで、あなたも食べても太らない体を手に入れましょう♡食べても太らない人の秘密とは?冒頭でも述べたように、食べても太らない人の体内では「糖化」という現象が抑えられています。
では糖化とは何なのか。
簡単に述べると、たんぱく質と糖が熱を加えることで変化することを言います。
よく例えられるのがホットケーキです。
ホットケーキの主成分はたんぱく質と糖。
これを熱することで茶色く焦げてきますよね。
この変化こそ糖化と呼ばれる変化になります。
この糖化が起きると、糖化したたんぱく質がさらにAGEという強い毒性を持つ老化物質に変化します。
一度作られたAGEは取り除くことができず、老化現象だけでなく視力低下や白内障、シワやたるみ、アルツハイマー病や動脈硬化といったような深刻な症状を引き起こす原因になります。
まさに糖化は健康の天敵なのです。
「糖化」でなぜ太りやすくなるの?糖化による恐ろしい影響をお分かりいただけたところで、次に一番気になる話題、”「糖化」が太る原因になるわけ”を解説していきます。
まず知っておきたいことは、たんぱく質が糖化するとたんぱく質本来の働きが鈍くなるということ。
たんぱく質は体の代謝をあげたり、新たな細胞を作ったり、体内環境を整える働きをしています。
しかし糖化によりたんぱく質が十分に働けなくなると、体のエネルギー消費が滞り、太りやすくなるのです。
また、糖化が起こりやすいのは血糖値が高い時です。
血糖値が高いとインスリンが多く分泌されるので、インスリンの働きで体内に糖を蓄積しやすくなります。
それだけではなく、糖化によりできたAGEが血管に蓄積されることでリンパの流れも悪くなり、老廃物を溜め込むことにつながります。
こうしたことが原因で「糖化=太る」という関係になってしまうのですね。
関連記事:「血糖値コントロールで脂肪とサヨナラ!血糖値の仕組みをマスターしよう!」糖化を抑える食生活改善ポイント2つ!糖化は食生活の改善である程度予防できるとされています。
糖化を抑えることはダイエットになるだけでなく、恐ろしい病気を予防することにもつながります。
糖化を抑えて、病気予防&食べても太らない体を手に入れましょう。
ポイントは血糖値の急上昇を抑えること!①食事をする時間に注意!血糖値は食後1時間程度でピークになり、この時間に体を動かして糖を使わなければ高血糖になります。
この状態で寝てしまうと、糖が使われずそのまま蓄積されるはめに。
これでは糖化が進む環境そのものです。
就寝3時間前には夕食を終えて寝る。
空腹感を覚えて寝る。
食事と食事の間をあけることが大切です。
②食材&順番に注意!◎糖質の多い食材を控えめに!そもそも糖化は、余分な糖とたんぱく質が結びつくことで起こるので、余分な糖をとらないようにすることは大切です。
そのために糖質の少ない食材をとるようにしましょう。
また高GI食品は避け、低GI食品をとることも意識してみると良いでしょう。
血糖値の急上昇を抑えることができます。
◎とるなら野菜や肉魚のあとに少量食べるように意識!食べる順番は、血糖値のコントロールにかなり関係してきます。
まずは食物繊維の多い野菜を、次に肉や魚のたんぱく質、最後にご飯などの炭水化物をとるようにすると良いです。
空腹時にいきなり糖質をとると血糖値が急上昇してしまいます。
まずは野菜や汁物で「これから糖をとる」ということを脳に知らせてあげる必要があります。
関連記事:「【話題沸騰中】カロリーの質を味方につける?!スローカロリーで痩せるには?」関連記事:「【ダイエット体験談⑩絶対痩せるダイエット法】ながらトレ&少しの意識改革!無理は禁物ダイエット♡」まとめ最近よく耳にする「糖化」について、正しい知識を身につけることはとても重要です。
ダイエットだけでなく重大な病気になりうる糖化をきちんと予防する意識を持てたでしょうか。
「食べる=太る」と食事を抜かすことは、逆に食べた際に血糖値の急上昇を引き起こし、太りやすい体になってしまいます。
血糖値を急上昇させないような食べ順、食べ物に注意してみると、少しずつ体が変わっていくかもしれません。