ダイエット適正診断

年末年始に時短で!餅をヘルシーに食べる「もっちりオニオングラタンスープ」【市橋有里の美レシピ】

いよいよ年の瀬。

自宅で過ごすお正月を想定して、今年はお餅を買い込んだり、おせちを予約したり、おいしいものをお取り寄せしたりしている人も多いのでは? 新型コロナウイルスが猛威をふるう中、少しでも楽しく年末年始を過ごすために、おいしいものは欠かせない要素のひとつ。

そこで、「マラソン界のシンデレラ」と呼ばれた最強美人ランナー市橋有里(いちはし・あり)さんが、年末年始に重宝すること間違いなしの、あったかヘルシーレシピを伝授!忙しい年末、そしてのんびり過ごしたいお正月こそ、手軽でおいしいレシピを知りたいライターFが徹底レポートします!お餅のリメイクにも!和洋のおいしさがギュッと詰まった満足スープ――オニオングラタンスープにお餅なんて、和と洋のいいとこ取りじゃないですか!有里:そうなんです。

お餅もオニオングラタンスープも冬の定番ですが、組み合わせると新感覚の1皿に。

忙しい年末のお手軽メニューとしても、お正月に余りがちなお餅のリメイクメニューとしても重宝すること間違いなしです!――熱々で食べ応えもあって、お腹も心も満たしてくれそうですね。

有里:近頃めっきり寒くなりましたし、体を温めてくれるおいしいスープのレシピは、いくつあってもいいですよね。

――おっしゃる通り。

楽しみです!《材料》(2人分)玉ねぎ…2個 切り餅…2個 バター…少々 水…400cc 固形コンソメ…2個 溶けるチーズ…適量 塩、こしょう…少々 ローリエ…1枚《作り方》【1】玉ねぎは薄くスライスして、レンジでしんなりするまで5分ほど加熱する。

【2】鍋にバターを熱して【1】を入れ、飴色になるまで炒める。

【3】【2】に水、コンソメ、ローリエを加え、さっと煮て、塩、こしょうで味を調える。

【4】水にくぐらせた切り餅をラップに包み、レンジで30秒ほど加熱しておく。

【5】グラタン皿に【3】を注ぎ、【4】の餅を入れ、その上に溶けるチーズをのせて、230℃のオーブン(トースター)で10分ほど焼き、完成。

美容効果もアリ!栄養豊富な玉ねぎの時短活用テク――玉ねぎって料理の守備範囲が広くて便利ですよね。

有里:料理のおいしさを引き出してくれる、縁の下の力持ちのような存在ですよね。

実は、私は現役の頃から火を通した甘い玉ねぎが大好きで、カレーや肉じゃがには普通の倍量の玉ねぎを入れて作っていたほど。

――倍量! 確かに、香ばしくて甘みたっぷりの飴色玉ねぎは最高ですよね。

手間も時間もかかるので、実際にはなかなか作れないのですが…。

有里:今回のレシピのように、はじめに半透明になるくらいまでレンジで加熱しておくと、時短になりますよ! また、少し水を加えて炒めると、均一に火が通りやすくなり、早く飴色にすることができます。

――なるほど、時短テクがあるわけですね!有里:はい。

他にも、あらかじめ刻んだ玉ねぎを冷凍しておけば、皮をむいて刻んで…という時間と手間を省けます。

刻んだ玉ねぎをジップロックなどに薄く伸ばして冷凍保存しておくと、使いたい分だけパキッと折って使えて便利ですよ。

――それ、さっそくやってみます!有里:ぜひ! 玉ねぎには疲労回復効果が期待できる「アリシン」や、血液をサラサラにするといわれる「硫化アリル」の他、むくみ改善に効く「カリウム」や、抗酸化作用、脂肪燃焼効果のあるポリフェノールの一種「ケルセチン」など、美容効果のある栄養も含まれていますからね。

――アンチエイジングやダイエット効果も期待できるのですね! 私も今度からカレーや肉じゃがを作るときには、玉ねぎ倍量でいきたいと思います!腹持ちがよく、疲労回復や冷え防止にも効果的なお餅の魅力――この年末年始はいつもより自宅で過ごす時間が長くなる分、ついついお餅を食べすぎて太ってしまうんじゃないかって今から心配しています。

有里:もちろん食べすぎはよくないですが、“お餅=太る”というのは、やや極端だと思います。

意外かもしれませんが、ご飯茶碗1杯分の白米に比べると、切り餅1個のほうがカロリーは控えめ。

それに、お餅は特有の粘りによってゆっくりと消化されるので、ご飯に比べて腹持ちがいいという利点もあります。

――確かに、食べ応えや腹持ちはお餅のほうが断然上ですね。

有里:それにお餅は、炭水化物、脂質、たんぱく質の他、疲労回復に効果的なビタミンB1や、むくみ予防に役立つ「カリウム」などの栄養も豊富。

手軽にコンパクトに栄養を摂れるので、アスリートが試合前にお餅を口にすることも珍しくありません。

――それは意外でした!有里:さらに、「アミロペクチン」という成分によって、体を温め、代謝を促す効果も期待できますし、寒い冬にお餅を食べるというのは理にかなっているというわけです。

――勉強になりました! はじめはお餅入りでチーズがのったスープなんて太りそうと思いましたけど、栄養たっぷりの玉ねぎを丸ごと1個とれる上に食べ応えも腹持ちも満点で、むしろダイエットの味方になってくれそうですね。

有里:その通りです。

お餅は、それだけをいくつも食べてしまうのは危険ですが、工夫しながら適度に食べれば、むしろヘルシー。

それでもカロリーや糖質が気になるときには、お餅の代わりに車麩や生麩を使うのがおすすめです。

――お正月の楽しみが増えました! と言いたいところですが、さっそく今日にもお餅のストックに手をつけてしまいそう。

有里さん、今回もステキなレシピをありがとうございます!有里:こちらこそ! 何かと制限の多い年末年始ですから、美容や健康を気にしつつも、気分の上がるおいしいものを楽しむことも大切にしたいですね。

罪悪感に駆られそうな見た目とおいしさなのに意外にヘルシーなこのスープは、心まで満たし、体を芯から温めてくれるはず。

冬の新定番として、“アリ”だと思います!* * *日本のお正月に欠かせないお餅。

太るイメージをもたれがちですが、食べすぎと組み合わせに気を付ければ、思いのほかヘルシーに楽しむことができます。

丸ごと玉ねぎのコクと熱々のお餅、そしてチーズが溶け込んだスープをふうふうしながら頬張れば、きっと心も体も満たされるはず。

年末年始のおうち時間に試してみてはいかがでしょうか。

レシピ考案:市橋有里いちはし・あり。

1977年11月22日、徳島県生まれ。

アスリートフードマイスター・料理研究家・ランニングアドバイザー。

1999年、世界選手権セビリア大会銀メダル獲得。

2000年、シドニーオリンピック日本代表。

「マラソン界のシンデレラ」とも呼ばれ、現在はランニングアドバイザーとして女性誌でランニングモデルをするほか、料理イベントをするなど、活躍の場を広げている。

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