生活していれば毎月発生するのが電気代やガス代などの公共料金や通信費などです。
Ph/PhotoAC年間で考えると結構な額を支払っているはず。
これを、銀行口座の引き落としやコンビニ支払いにしている人は、実は損をしているかもしれません。
お金のプロフェッショナルである節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんによると、出費の多くを占める固定費こそ、ポイントが貯まるクレジットカード払いに切り替えるのがおすすめだといいます。
【目次】クレジットカード払いでポイントをゲットクレジットカードはポイント率を見極めて契約をポイントと手数料を確認してから利用しよう* * *クレジットカード払いでポイントをゲット現在、電気代やガス代、固定電話やインターネットの回線費用、新聞代、NHKの受信料など、はほとんどクレジットカードで支払うことが可能です。
さらに国民年金も2年分前納してまとめて支払えば、毎月払いに比べて約1万5000円もお得になりまた、クレジットカードで支払うと、その分ポイントが付いてさらにお得です。
(国民年金基金のホームページに変更届があるのでそれをその年の2月末までに申し込めば、2年払いの変更ができます)クレジットカードはポイント率を見極めて契約をただ、大事なのがクレジットカード会社の選別です。
必ず自分がポイントを使いやすいブランドのクレジットカードを使ってください。
Ph/PhotoAC会社によって、ポイントの有効期間が1年間のところもあれば、永久不滅のところもあります。
しっかりと把握していないと、気がついたときにはポイントが失効していることも多いので、こまめなチェックと利用をしましょう。
◆還元率が高いオリコカードがおすすめ中でもおすすめなのが、オリコカードです。
年間費が無料で、ポイント還元率は1.0%と良心的。
クレジットカードで公共料金を支払うと100円につき1ポイントが貯まり、1ポイント1円で「Amazonギフトカード」や、「T-POINT」、「dポイント」、「auWALLETポイント」、「楽天スーパーポイント」などメジャーなポイントサービスの中から、自分がよく使うものに交換できます。
公共料金が月4万円とすると、単純計算で月400ポイント、1年で4800ポイントが貯まることになります。
◆永久不滅の文字に惑わされないでPh/PhotoACたとえば、永久不滅ポイントを魅力に感じるセゾンカードもありますが、還元率が0.5%と低めです。
一例ですが、今なら「REXCARD」が年間費無料でポイント還元率1.25%、「リクルートカード」が年間費無料でポイント還元率1.2%、「JCBCARDW」が年間費無料でポイント還元率1.0%、入会後3か月間は2.0%とお得。
自分にとって使いやすく、ポイントが貯まって、お得なクレジットカードを見極めて発行しましょう。
◆クレジットカードはそれぞれ個性豊かなお得情報が満載ちなみにクレジットカードには、ポイントだけでなく、それぞれにお得な付帯サービスが必ずあります。
「ショッピング保険」」や「海外旅行傷害保険」、「紛失・盗難補償」など各種保険が付帯していたり、「エポスカード」であればレストランの優待やマルイのセールがあったりと、それぞれメリットがあるのです。
生活や好みに合った特典はかなり重要になってくるので、加入する前にポイントだけではなく、付帯するサービスにも注目することが大事です。
ポイントと手数料を確認してから利用しようさらに最近では住民税(普通徴収)や国民健康保険料など※「モバイルレジ」や「Yhahoo!公金支払い」などを経由して、クレジットカードで支払うことができるのですが、支払い手数料がもらえるポイント以上にかかってしまうことも。
クレジットカード払いでお得になるのか、確認してから利用することをオススメします! ※自治体によっては、クレジットカード払いができないところもあるので、事前に確認をしましょう。
教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん節約アドバイザー。
ファイナンシャルプランナー。
22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。
ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。
丸山さんのオフィシャルサイト「らくらく節約生活」構成/吉田可奈●新型コロナの影響で収入が減った…年金、税金、光熱費などをサポートしてくれる制度●全部お得というわけじゃない!?100円ショップで買うと得する商品と損する商品→丸山晴美さんの他の「お金のスゴ技」はコチラ