暮らしのプロが実際に使ってみて「これ買ってよかった!」と実感した便利グッズを教えてもらうこの企画。
今回は、イケアマニアで有名な整理収納アドバイザーの岡本淳生(あつみ)さんが、インテリアとしても収納アイテムとしてもおしゃれなイケア(IKEA)の『フローディス シーグラスバスケット』のおすすめの使い方を教えてくれました。
【目次】何を入れても画になるおしゃれな佇まい2WAYと見せかけて、実は3WAYになることを発見!隠しつつ“見せる収納”もできる三変化バスケット何を入れても画になるおしゃれな佇まい持ち手を出して収納物を目隠しすることも、内側に折り込んで収納物をディスプレイすることもできるシーグラス(水草)のバスケット。
手編みの多機能なバスケットが、天然素材ならではのナチュラルな表情をプラスしてくれます。
大きさは、高さ(最大)32cm、直径25cm。
しかもさすがイケア、この大きさ、このデザインで1299円という安さにも驚きです。
◆どこに置いてもサマになるうえに、ごちゃつきを隠せる手編みのバスケットなので、ひとつひとつ微妙に表情が違うところも魅力。
生活感の出やすいもので、でもよく使うから取り出しやすい場所に置いておきたいものも、このバスケットに入れれば、生活感を隠せるうえに、部屋全体のおしゃれ感もアップします。
「天然素材のシーグラスで置くだけでナチュラル感を演出できます。
即、お部屋のインテリア性がアップしますよ。
奥にしまうには不便なもの、出しっ放しがラクなもの、ちょっと近くに置いておきたいものの収納にぴったりです。
バスケットの口が広いので、ポイポイ収納できます。
見せたくないものを、おしゃれに目隠し収納できる点も魅力です」(岡本さん・以下同)2WAYと見せかけて、実は3WAYになることを発見!公式ページには、「持ち手を出して収納物を目隠しすることも、内側に折り込んで収納物をディスプレイすることもできる」とあり、2WAY仕様ということがわかりますが、実は岡本さんいわく、3WAYで使えるのだそう。
「フローディスは基本的には2WAY仕様。
まずはそのままバケツ型として。
コロンとしたフォルムとピョコンとした持ち手がかわいいです。
次に、ボウル型。
バスケットを半分に折ると簡単にボウル型になります。
そして3つ目はバッグ型として。
こうやって、いろんな場所でいろんな形で、フレキシブルに使い回せるものは買って失敗が少ないですよね。
ボウル型なら重ねて収納できるので、使わないときは省スペースで保管できます」隠しつつ“見せる収納”もできる三変化バスケットそのままバケツ型なら、けっこうものがはいるので、生活感あふれるものも隠して収納でき、かつ口が広いので取り出しやすく便利だそうです。
ボウル型はバケツ型より口が広くなりさらに取り出しやすくなります。
どの形にせよ、クローゼットや押入れに完全に隠すのではなく、隠しつつ“見せる収納”もできるのがこのバスケットのすごいところ。
岡本さんが実際にどのように活用しているか見ていきましょう。
◆バケツ型に、パスタなど乾物を入れてストックキッチンは生活感が出やすい場所。
隠すために大きな棚に収納しても、よく使うものは高いところや奥にしまってしまうと、なかなか取り出せず不便に感じます。
岡本さんは、そういったよく使うけどちょっと隠しておきたいものをこのバスケットに入れているそうです。
「キッチンの食材のストック入れとしても便利。
私は、パンケーキミックスやプロテインなどを入れていますが、パスタやうどんなどの乾麺などを入れておくのもいいです。
せっかくキッチンや部屋が洋風なのに、わかめやのり、かつお節など、“ザ・和”な食品についてもこのバスケットに入れてしまえば、見た目は洋風です!」◆ソファ横にただ置いただけなのに画になる!ソファはリビングの憩いの場所。
ソファで雑誌を読んだり、うたた寝したり、いろいろなくつろぎの時間を過ごす場所だから、くつろぐためのアイテムをすぐに取り出せるようにそばに置いておくのにもひと役買っているそうです。
「中身がほとんど見えないのでとにかくすっきりします。
ソファでうたた寝したとき用にブランケットを入れておいたり、雑誌や新聞を入れておくのもいいと思います」◆観葉植物を鉢ごと入れて雰囲気をチェンジ自宅で過ごす時間が増えたこともあり、観葉植物の人気が高まっているようです。
でも鉢が気に入らなかったり、おしゃれじゃなかったり、もしくは植物が大きくなって鉢のサイズがミスマッチになっているといった場合にも、意外にもこのバスケットが活躍するそうです。
「バスケット自体が自然素材なので、植物の鉢をそのまま入れてカバーにしても相性バッチリです。
鉢はけっこう値が張りますが、このバスケットなら鉢に比べてお手頃です。
成長して鉢が小さくなってしまった観葉植物もこのバスケットに入れればバランスよくなります」◆ボウル型は洗濯物の“一時置き”ポジション!生活感が溢れるものといえば、洗濯物もそうですよね。
でも洗濯物を取り込んですぐにたたまず、いったん置いておくという人も多いと思います。
そんなときに、このバスケットをボウル型にしたバージョンで使っているという岡本さん。
「ボウル型にすると、口が広くなるので、洗濯物をポイポイ入れやすいんです。
何が入っているのかもひと目でよくわかります。
我が家では、ウォークインクローゼットの中で、洗濯物の“一時置き場所”として使っています」◆バッグにして“かける収納”もできる!岡本さんが発見したのは、バッグのようにして使う“かける収納”パターン。
こればバケツやボウル型よりもさらに場所を使わずに使えるので、狭い場所でも有効なんだそうです。
「バスケットの持ち手を掛けるとバック型になります。
ただ、もともとバスケット型で使う仕様なので、持ち手部分にそこまで強度はありません。
中に入れるものの重さと扱いには注意してくださいね。
例えば、玄関近くの壁掛けにかけておいて、エコバッグを入れておいたり、レインコートを入れておいたり、もしくは、キッチンにかけておいて、ビニール袋を入れておいたり、いろいろと生活感をシャットアウトできます」◆DATA『フローディス』(イケア)1299円(税込・編集部調べ)詳しくはこちらhttps://www.ikea.com/jp/ja/p/fladis-basket-seagrass-40322174/教えてくれたのは:整理収納アドバイザー・岡本淳生さん「家が好きになる」をテーマに、得意なインテリア・収納・DIY・マクラメを生かしてあなたの家づくりをお手伝い。
片付け訪問作業をはじめ、インテリアプランニング、マクラメワークショップをメインに行っている。
岡本さんInstagram●洗剤なしでも汚れが落ちる“指先感覚”のクロスで家中ピカピカ【これ買ってよかった!】●今再び注目の『亀の子束子』、頑固な汚れもびっくりするほど落ちる!【これ買ってよかった!】→他の「これ買ってよかった!」記事はコチラ