インスタグラムで“#腹筋女子”のハッシュタグをつけた投稿が15万件を超えるなど、美腹筋は2018年のトレンドになりそう。
そんな美腹筋の条件を「くびれと3本のタテ線」と語るのは、東京・代官山にあるサロン「ソラーチェ代官山」の代表で加圧トレーニングやピラティスを指導する山崎麻央さん。
山崎さんが監修を務め、2017年12月に発売となった『#腹筋女子〜お腹が割れたら人生変わった!〜』の出版を記念して、同サロンでは「#腹筋女子入門ツアー」を開催した。
そこで、12月の第1〜3金曜に行われた「#腹筋女子入門ツアー」の12月15日の回に、最近下腹の脂肪が気になるアラサー編集Oが挑戦。
前編のトレーニングパートと後編の食事パートに分けてレポートする。
* * *美腹筋の基礎をレクチャーイベントはまず、座学からスタート。
男性と女性は体質が違うため、目指す腹筋も違う。
そして、それにあった鍛え方をする必要があるという。
「整える」「ほぐす」「鍛える」の3ステップによる最短メソッドで、目指すべきは「タテに3本のライン」「スッキリした肋骨」「グッと入ったくびれ」「おへそもタテ線」「ぺたんこな下腹」という5つのポイントを備えた、女性らしい腹筋!とはいえ、最近はジム通いもサボりがちな私…。
「腹筋を作る最短メソッドなんて、きっとキツいに決まっている」と、戦々恐々とした心境で山崎さんの話を聞いた。
深い呼吸で体を「整える」最初のステップで行ったのは、あぐらの姿勢で背筋を伸ばしたら、5秒かけて鼻から息を吸い、10秒かけて吐き出すという胸式呼吸。
でも、ただ呼吸を繰り返すだけでなく、吸うときには肋骨を思いきり膨らませ、その後、手で肋骨下部にぎゅっと圧を加えて、肋骨を閉じるように意識しながら、息を吐ききる。
さらに、「お腹をへこませて、平らになるように。
膣で水を吸い上げるようなイメージで」と山崎さん。
確かに、これは腹筋に力が入るので、効いている感じがする!「呼吸が全ての基本。
この呼吸法をマスターして、普段の生活に取り入れるだけで、筋トレをしなくてもどんどん腹筋が鍛えられていくので、ぜひ覚えてください」(山崎さん。
以下、「」同)しかし、肋骨を締めながら、同時に下半身も意識するのが難しい…。
山崎さんがやってきて、お腹を触りながら「しびれるくらい、もうちょっと閉じて!」とアドバイスしてくれたものの、「これ以上、無理です〜!!」と心のなかで叫んでいた。
腹筋を鍛える前に「ほぐす」腹筋を鍛えるために必要なのは、筋肉を伸び縮みさせることなのだそう。
そのために重要になってくるのが、実は背中の柔軟性。
腹筋と裏表にある背筋が固いと、うまく腹筋を縮めることができず、頑張って鍛えても効果減なのだとか。
そこで、腹筋を効率よく鍛える下準備として、背中を中心にストレッチを行う。
柔軟性にはそれなりの自信があった私が、今回のレッスンで唯一、苦労せずにできたのがこのパート。
あぐらのまま、体の前で組んだ手を伸ばして背中を丸めたり、手を頭上に持ち上げて左右に動かしたり。
そのほか、股関節ともも裏のストレッチや脇腹のストレッチも行った。
そして、いよいよ、腹筋を鍛えるパートへ。