日本人選手の活躍が注目を集め、卓球台を置く飲食店も増えるなど、東京五輪に向けてますます人気が高まっている卓球。
東京・渋谷区にある「T4TOKYO(ティーフォートウキョウ)」では、そんな卓球を会社帰りなどに楽しむことができる。
こちらはレストラン&バー「TheRallyTable(ザラリーテーブル)」や、卓球ブランドショップ「VICTAS(ヴィクタス)」などが入る複合施設。
さらに、地下1階の卓球スクール「TACTIVE(タクティブ)」には、卓球経験豊富なトレーナーが常駐している。
しっかり指導してもらえるので、初心者や経験が浅い人でも、気軽にチャレンジできるのがうれしい。
そこで、アラサー編集・Oがプライベートレッスン(60分5940円)に挑戦。
小学生のころに卓球部に在籍していたけれども、ラケットを握るのはほぼ20年ぶりというOの感想は…?* * *「T4TOKYO」の脇にある階段から地下に降りると、秘密の特訓施設のような卓球場から、ピンポン球を打つ音が聞こえてくる。
卓球部に所属していたときは、お世辞にも強い選手とは言えなかったけれど、当時の経験が役に立つはず、と懐かしい音を聞きながら意気込んだ。
基本姿勢を覚えて球を打ち返す練習からスタートダイエット目的の練習内容で…と事前に伝えていたものの、基本のフォームや正しい動きができないことには始まらない。
ということで、まずはピンポン球を打ち返し続けるラリーで、スキルをチェック。
基礎をすっかり忘れていた私は、まずそこでラケットの持ちかたや姿勢のレクチャーを受けることに。
腰を落とした低重心の状態で、ラケットの角度を45度くらいに保ったまま、体の横からおでこの前まで振り上げるのが基本の姿勢。
基本姿勢で素振りを数回繰り返したら、トレーナーの清野由紀さんが打つ球をひたすら打ち返す「多球練習」がスタート。
卓球台の右側1点を目指して打ってくれるので、「これは余裕でしょ!」と思ったのもつかの間、私の打った球は、てんでバラバラの方向へ飛んでいってしまう…。
思わぬところへ飛んでいくたびに、悔しくて思わず「あぁー!」と声をあげてしまった。
これは、振り上げたときにラケットの角度が変わってしまっていることが原因なのだとか。
球が当たる角度が変わるせいで、飛ぶ方向も変わってしまう。
左胸の前で持ったラケットの裏側を使って、球を押し出すように打つバックハンドも同様に練習した後、今度は右左交互に飛んでくる球を返す練習にシフト。
反復横跳びの要領で左右に移動し、ラケットで球をとらえていく。
気を抜くと、ラケットの角度が曲がったり、腰の位置が高くなっていたり、大股で左右にジャンプしていたり…。
そうすると、自然と球も上手に打てなくなってくる。
ところが、すべてのポイントをきちんと意識すると、打ち返した球が面白いくらいきれいに決まって気持ちいい! その繰り返しで、必死になって球を打っているうちに、うっすらと汗もかいてきた。
続いて今度はスマッシュへ。
相手が球を拾えないように、強く球を打ち込む技だけれど、力を込めて球を打とうとすると、台から外れたところへ球が飛んでいってしまい、苦戦。
4~5回に1回しか決まらず、打率的にはイマイチだったけれど、思い切り球を叩き込むのは快感! ストレス解消にもおすすめとのことなので、ダイエット中のストレスを発散するために訪れるのもアリかも。
【卓球のダイエット効果は?】