フコキサンチンという成分がダイエットに期待できると話題ですが、どのような効果があるのでしょうか?フコキサンチンは主に海藻に含まれていて主にアカモクなどに多く含まれていますのでダイエット時には取り入れたいですね。
フコキサンチンのダイエット効果はどのようなものがあるのでしょうか?近年話題になっている様々な成分。
アントシアニン、アスタキサンチン、クロロフィル……その多くが、植物や藻類の色のもととなっている色素です。
フコキサンチンもまた、こうした色素の1つ。
なぜ、フコキサンチンがダイエットに有効なのか?話題の成分フコキサンチンについて、詳しくご紹介します。
話題の成分「フコキサンチン」とは?目次1話題の成分「フコキサンチン」とは?2フコキサンチンの注目の作用!脂肪が燃焼しやすくなる?2.1白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞の働きをする?3フコキサンチンの摂取量はどのくらい?3.1海藻は食べすぎに注意?4フコキサンチンの作用1:ダイエット効果4.1脂肪を燃やすサポート4.2脂肪蓄積を抑制5フコキサンチンの作用2:美容効果5.1しわやたるみを防ぐ5.2弾力のある肌を保つ5.3美白効果6海藻にはプラスアルファの効果も7より効果が得たいなら、組み合わせてダイエット8フコキサンチンでダイエット!【燃える脂肪を増やすにはアカモク?】のまとめフコキサンチンはカロテノイドの仲間で、オレンジ色の色素です。
食品の中では、特に「褐藻類」と呼ばれる褐色の海藻に多く含まれています。
また、こうした海藻を食べて育つ、牡蛎やホヤといった貝類にも含まれています。
<フコキサンチンを多く含む食品>フコキサンチンを多く含む食品には、以下のようなものがあります。
アカモク昆布わかめアラメ牡蛎ホヤこうした食品の他、成分を手軽に摂取できるサプリメントもおすすめです。
フコキサンチンの注目の作用!脂肪が燃焼しやすくなる?私たちの身体には「褐色脂肪細胞」と「白色脂肪細胞」の、2種類の脂肪細胞があります。
褐色脂肪細胞は、脂肪を分解し、熱を作り出す働きをする脂肪細胞です。
一方、白色脂肪細胞は、食べ物から摂取したエネルギーの余剰分を溜め込むための脂肪細胞です。
褐色脂肪細胞は、褐色脂肪細胞組織にあるミトコンドリア内にUCP1(脱共益タンパク1)が発現することで、脂肪を分解し、熱を作り出すことができます。
褐色脂肪細胞が多ければ、脂肪が消費され、肥満につながる確率は低下しますが、人は年齢とともに褐色脂肪細胞数が減少していきます。
そのため、年々太りやすくなると言えます。
白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞の働きをする?フコキサンチンには、白色脂肪細胞内にUCP1(脱共益タンパク1)を発現させる作用があることがわかっています。
これにより、白色脂肪細胞が酸化され、エネルギーとして利用されることが期待できます。
脂肪がエネルギーとして使われれば、脂肪の量は減少するため、フコキサンチンの摂取がダイエットサポートとなることが考えられます。
フコキサンチンの摂取量はどのくらい?フコキサンチンは、海藻の中では「アカモク」に最も多く含まれています。
アカモクからフコキサンチンを摂取する場合には、乾燥のものの場合1日に10g程度摂取するのがよいとされています。
海藻は食べすぎに注意?注意しなければならないのが、海藻に含まれる「ヨウ素」です。
ヨウ素は、甲状腺ホルモンを作る際に必要な物質ですが、過剰に摂取し続けると甲状腺ホルモンが作られなくなり、甲状腺機能低下症を招くおそれがあります。
海藻や海苔を食べる習慣のある日本人は、ヨウ素が不足することはほとんどありません。
意識的に海藻を摂取する場合には、その摂取量に注意が必要です。
特に、フコキサンチンをダイエット目的で摂取する場合には、毎日継続して摂取しなければならないため、摂取量に十分注意しましょう。
フコキサンチン自体の摂取上限量は定められてはいません。
海藻は、大量に食べるのではなく、適量を朝食と夕食の1日2回に分けて摂取するのがおすすめです。
出汁をとった昆布なども捨てずに食べるようにすると、無理なくフコキサンチンを摂取することができます。
フコキサンチンの作用1:ダイエット効果フコキサンチンを継続的に摂取することにより、ダイエットサポートとなる嬉しい効果が得られます。
脂肪を燃やすサポートフコキサンチンは、白色脂肪細胞の中でUCP1(脱共益タンパク1)という物質に働きかけ、脂肪がエネルギーに変換されるのを手助けします。
脂肪細胞には、既述の白色脂肪細胞と、褐色脂肪細胞がありますが、肥満は白色脂肪細胞が増えた状態を指します。
フコキサンチンを摂取することで、白色脂肪細胞から脂肪が燃焼されやすくなり、通常よりも体脂肪が減少しやすい状態になると考えられます。
参考⇒体脂肪を落とす方法と期間は?【食事が原因で短期間で増える事も】脂肪蓄積を抑制フコキサンチンには、体脂肪の蓄積を抑制し、肥満を予防する作用があることがわかっています。
毎日一定量を摂取することで、新たな脂肪が蓄積されにくくなることが考えられます。
フコキサンチンの作用2:美容効果フコキサンチンなどのカロテノイドには、強い抗酸化力があるため、身体を酸化や糖化から守り、老化抑制に効果があるとされています。
さらに、フコキサンチンには、肌を美しく保つ様々な作用が期待できるとされています。
しわやたるみを防ぐ皮膚のしわやたるみは「コラゲナーゼ」と呼ばれる酵素により、コラーゲンが分解されることによって生じます。
フコキサンチンには、このコラゲナーゼの働きを阻害する作用があるため、しわやたるみ予防に効果が期待できます。
弾力のある肌を保つフコキサンチンには、繊維芽細胞におけるコラーゲン産生を促進する作用があることが確認されています。
コラーゲンがしっかりと作られることにより、肌を美しく保つことができます。
美白効果肌のくすみやシミのもととなるメラニン色素は「チロシナーゼ」と呼ばれる酵素により、チロシンが変化してできます。
フコキサンチンには、このチロシナーゼの働きを阻害する作用があるため、シミやくすみを予防できると考えられます。
海藻にはプラスアルファの効果も褐藻類には「フコイダン」と呼ばれる成分が含まれています。
フコイダンは、褐藻類のネバネバのもとで、摂取すると腸内で水分を吸って大きく膨らみ、余分なコレステロールや糖を吸着し、体外に排出してくれます。
参考⇒コレステロールを下げる方法は?【サプリと食事対策が効果的!】腸内環境が改善される他、生活習慣病予防に効果が期待できると言われています。
フコイダンには、免疫力アップなどの効果もあるとされており、健康を維持するために摂取したい成分でもあります。
より効果が得たいなら、組み合わせてダイエットフコキサンチンのサプリメントの口コミでは、運動や骨盤サポートグッズなどを組み合わせたところ、効果を感じたという投稿が多く見受けられました。
参考⇒運動ダイエットを効果的に行う方法!【食事制限だけのデメリットは?】特に、お腹まわりがすっきりしたと感じている人が多く、簡単な運動などを組み合わせることで、内臓脂肪が有意に減少することが期待できます。
フコキサンチンでダイエット!【燃える脂肪を増やすにはアカモク?】のまとめ海藻の色素成分であるフコキサンチン。
多くの抗酸化成分と同様、私たちの身体を酸化のダメージから守ってくれます。
さらに、脂肪が燃えやすい状態を作り出してくれるため、ダイエットサポートにも。
日本人が古くから親しんできた食品を毎日の生活に取り入れ、健康的にダイエットしていきましょう。