抹茶のダイエット効果が人気で日本だけではなく海外でも抹茶が人気になっていますが、抹茶ドリンクの効果的な飲み方は?ダイエットで抹茶を飲む時にはいくつかの注意点などもありますので、ぜひチェックしてくださいね!抹茶はダイエット効果が期待できるのみものです。
お茶にダイエット効果があることは、多くの方がご存知だと思いますが、さらに、最近では抹茶のダイエット効果が国内外問わず注目されていると言います。
抹茶ドリンクは、ハリウッドの有名セレブもこぞって称賛する、ヘルシードリンクなのです。
茶葉をまるごと摂取する抹茶だからこそ得られるその効果とは?ここでは、抹茶の持つ成分の特徴と、ダイエット効果を高める飲み方をご紹介します。
抹茶の成分とダイエット効果目次1抹茶の成分とダイエット効果1.1緑茶と抹茶の成分の違いとは?1.2抹茶を飲むだけでダイエット効果あり?2ダイエット効果をもたらす抹茶の成分とは?2.1ダイエットサポート成分「カテキン」2.1.11.食事からのコレステロールの吸収を抑制2.1.22.腸からの糖の吸収を抑制2.1.33.抗酸化作用で老化予防にも2.2腸内環境を改善する「食物繊維」2.3脂肪燃焼を高める「カフェイン」2.4ドカ食いを防ぐ「テアニン」2.5デトックス作用のある「クロロフィル」3抹茶ダイエットの注意点は?4抹茶を飲んでダイエット効果?【体脂肪対策なら食事と一緒に!】のまとめ抹茶に用いられる茶葉は、覆下(おおいした)栽培と呼ばれる特別な方法で育てられています。
抹茶は、こうして栽培された茶の木の新芽を摘み、蒸した茶葉を揉まずに乾燥させ、葉脈や茎を取り除き作った碾茶(てんちゃ)と呼ばれる茶葉から作られます。
碾茶を石臼で挽いてパウダー状にしたものが抹茶です。
これに似たもので「粉茶」と呼ばれるものがありますが、粉茶は煎茶を粉にしたもので、抹茶とは異なります。
緑茶と抹茶の成分の違いとは?緑茶と抹茶は、その栽培方法が異なることから、成分にも違いがあります。
抹茶のもととなる碾茶は、陽射しを遮り育てられるため、旨み成分であるテアニンが失われず、通常の緑茶よりも多くのテアニンを含んでいます。
反対に、緑茶は日光を浴びて生育する過程でテアニンがカテキンに変化するため、多くのカテキンを含んでいます。
参考⇒緑茶ダイエットで脂肪燃焼効果?【運動前にカテキンを摂取!】抹茶は緑茶に比べ茶葉に含まれるカテキンの量が少ないのですが、茶葉をそのまま摂取するため、緑茶よりも多くのカテキンを摂取することができます。
また、テアニンが多く含まれるためまろやかで飲みやすく、栄養が豊富に含まれているのもポイントです。
抹茶を飲むだけでダイエット効果あり?抹茶のダイエット効果を得るためには、1日あたり3杯の抹茶を飲むのがおすすめとされています。
飲むタイミングは毎食後、さらに運動の前に飲むのがよいとされ、スプーン1杯(約3g)の抹茶を100ml程度のお湯や水で溶いて飲みます。
抹茶を牛乳で溶いた「抹茶オレ」として飲む人もいると思いますが、乳製品はカテキンの作用を低下させるとされています。
ダイエット目的で抹茶を飲む場合には、お湯かお茶で溶くのがおすすめです。
味の変化を楽しみたい場合には、牛乳ではなく豆乳を用いるようにしましょう。
ダイエット効果をもたらす抹茶の成分とは?抹茶に含まれるダイエット成分は、1種類ではありません。
ダイエットに嬉しい様々な成分が、あなたのダイエットをサポートしてくれます。
ダイエットサポート成分「カテキン」カテキンはポリフェノールの一種で「タンニン」とも呼ばれ、お茶の渋みのもととなる成分です。
1.食事からのコレステロールの吸収を抑制カテキンには、食事からのコレステロール吸収を抑制する作用があります。
そのため、食事とともに抹茶を摂取することで、脂肪の吸収が穏やかになり、飲み続けることにより次第に体脂肪・体重ともに低下するということがわかっています。
参考⇒体脂肪を落とす方法と期間は?【食事が原因で短期間で増える事も】また、食事からのコレステロールの吸収が抑えられると、血中コレステロール量も低下します。
血中コレステロールが増えると、動脈硬化などの生活習慣病につながります。
カテキンが低下させるのは、身体にとってよくない悪玉コレステロールのみという点もポイントです。
参考⇒コレステロールを下げる方法は?【サプリと食事対策が効果的!】2.腸からの糖の吸収を抑制カテキンには、腸からの糖の吸収を抑制し、体脂肪が増えるのを抑える作用があります。
ラットを用いての6週間の実験では、高糖・高脂肪食を食べ続けても体重は減少したとされています。
さらに、糖が筋肉や脳で使用される量が増えるとされています。
そのため、糖が余ることにより体脂肪が増えるリスクが低下することが考えられます。
3.抗酸化作用で老化予防にも抹茶に含まれるカテキンには、体内で生じる活性酸素の働きを抑える作用があります。
活性酸素は細胞を傷つけ、様々な病気の原因となります。
また、身体の酸化を招き、老化を促進します。
活性酸素を抑えることで、身体の老化を予防することにつながります。
腸内環境を改善する「食物繊維」抹茶の4割は食物繊維でできていると言われています。
参考⇒食物繊維はダイエットに効果的!【おすすめの食べ物は?】抹茶1杯(抹茶3gを100mlで溶いた場合)に含まれる食物繊維の量は、焼き芋40gと同程度とされています。
食物繊維は、水を吸って大きく膨らむため、小腹が空いた時の間食を減らすのに役立ちます。
参考⇒ヘルシースナッキングでストレスフリーのダイエット!【間食しても太らない?】また、食物繊維には、便秘を改善し腸内環境をよくする作用もあるため、ダイエットの強い味方です。
脂肪燃焼を高める「カフェイン」お茶に含まれるカフェインは、若い芽ほど含有量が多いと言われています。
そのため、新芽を摘んで作られる抹茶には、通常の緑茶よりも多くのカフェインが含まれています。
カフェインを摂取して適度の運動を行うことで、糖よりも先に脂肪をエネルギーとして利用する現象が見られるとも言われています。
参考⇒コーヒーダイエットはインスタントでもOK?【飲み方で効果が変わる】運動前に抹茶を摂取することで、体脂肪を効率的に燃焼させ、ダイエット効果がアップすることが期待できます。
参考⇒運動ダイエットを効果的に行う方法!【食事制限だけのデメリットは?】ドカ食いを防ぐ「テアニン」お茶のうまみ成分であるテアニンには、脳の神経細胞を保護する作用があることがわかっています。
また、テアニンを摂取すると、脳がリラックス状態になることもわかっています。
抹茶には、緑茶よりも多くのテアニンが含まれています。
ダイエットのストレスでイライラした時などに、脳をリラックスさせるために摂取するのがおすすめです。
参考⇒ダイエット中のイライラ解消法は?【やけ食いの原因に!】脳がリラックスすると、イライラした時に起きやすいドカ食いを防ぐことができます。
参考⇒ドカ食いは翌日の対策が大事!【ダイエット中の予防法は?】抹茶を飲むことで、ストレスによるやけ食いを防ぎ、ダイエットをサポートしてくれます。
デトックス作用のある「クロロフィル」お茶には、植物の緑色の色素であるクロロフィルが含まれています。
特に、光を遮り栽培される抹茶の場合、少ない光をより効率的に吸収するために、クロロフィルが大量に生成されます。
そのため、通常の緑茶よりも抹茶の方が、多くのクロロフィルを含んでいるとされます。
クロロフィルには、体内のコレステロールや毒素を排出する作用があり、デトックス効果が期待できます。
参考⇒デトックスダイエットで美肌効果あり!【スープや水の摂取方法は?】体内の有害な物質が排出されると細胞が活性化され、身体の代謝が向上することが期待できます。
抹茶ダイエットの注意点は?抹茶には、豊富なカフェインが含まれています。
その含有量は、抹茶100mlあたりにおよそ40mgと言われています。
カフェインは脳を覚醒させます。
安眠を妨害してしまうため、就寝前に抹茶を飲むのは避けた方がよいでしょう。
また、妊娠中や授乳中の人は、カフェインの摂取量に注意が必要です。
1日に1~2杯の抹茶を飲む程度なら問題はないと言われていますが、積極的に抹茶を摂取する抹茶ダイエットは控えた方がよいでしょう。
抹茶を飲んでダイエット効果?【体脂肪対策なら食事と一緒に!】のまとめお茶は日本人が古くから愛した嗜好品で、普段から口にすることが多い飲み物ではないでしょうか。
特別なことをしなくても、タイミングを選んで抹茶を飲むだけで減量効果が期待できます。
お茶を上手に飲むだけでダイエットになるのなら、是非とも利用しましょう。
香り高い抹茶をおいしく飲んで、すっきり健康美人を目指しましょう。
監修ドクター監修ドクター工藤孝文先生工藤内科 ダイエット外来医師「世界一受けたい授業」減量外来ドクター「ホンマでっか!?TV」肥満治療評論家※記事監修ドクターは、広告には携わっておりません。
掲載商品や特定商品への保証や購入等を推薦するものではありません。