”9等身美女”田中道子さんの美脚の秘密はテレビを見ながらの足上げ運動【美痩せインタビュー】
モデルや女優などプロにとって、健康で美しいボディを保つのも仕事のうち。
そんなプロフェッショナルの美の秘訣をご紹介!いま好調の月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系・毎週月曜9時~)に、捜査一課刑事巡査長・板倉麻衣役で出演中の田中道子さん。
本ドラマでは、ロボットのように無表情な女刑事を好演し、新境地に挑戦中だ。
取材前日もドラマの撮影という多忙なスケジュールの中、登場してくれた。
誰もがうらやむ9頭身美女の田中さんだが、体づくりのために無理な食事制限をして、ストレスをためていた時代もあったという。
地道な努力の果てにたどり着いた、独自の美容法とは? ドラマのクールな表情とは裏腹、溢れる笑顔で【美痩せ習慣】について語ってくれた。
* * *FOOD/ストレスをためず、好きなものだけ食べる!20代前半は、いいといわれる美容法は片っ端から行い、評判のエステやジムにも通い、とにかく何でもやりました。
でも、ホルモンバランスは乱れ、肌荒れもひどい…。
いつもなんだか調子が悪かった。
24才の時、『ミス・ワールド2013』の日本代表に選ばれて、その頃は1日30種類の野菜や良質なたんぱく質を摂るなど、アスリートのように栄養素や食べるタイミングに気をつけていました。
でも、25才でモデル活動をスタートした時は、体重が58kgあって、仕事中にデニムのボタンが飛んだほど(笑い)。
「これは痩せなきゃダメだ!」と、一念発起し、約3か月で約10kgの減量に成功しました。
それからは1日1食、インスタントラーメンばかり食べて、必要最低限の栄養はサプリで補って、気付いたら46kgになっていたんです。
私は、菜々緒さんと同じ身長171cmで、当時体重も同じ46kg。
「スリムで素敵な菜々緒さんのようになれる!」と憧れていたはずが、私の場合は疲れてやつれて見えてしまって…。
その時、同じ身長や体重でも、人によって見え方は全然違うことに気づいたんです。
この時、「自分の中でバランスがとれていれば、ストイックになる必要はないんだ」と、肩の力が抜けてラクになりました。
それからは、自分の好きなものを食べるようにしたんです。
そうしたら肌荒れもなくなり、風邪もひきにくくなって。
「あれしなきゃいけない、これしなきゃいけない」っていうことが、知らず知らずにストレスになっていたんですね。
私は、よく“偏食”といわれますが、水をあまり飲みません。
モデルで1日2リットルの水を目安にするかたもいますが、私は代わりにカフェオレを飲む! ドラマの現場でも、沢村一樹さんやマギーさんに「また飲んでる!」と言われているのですが、それでも、今までは1日1.5リットルだったのを、最近は500ミリリットルに抑えているんですよ(笑い)。
カフェオレを減らした分、最近は麦茶を飲んでいます。
麦茶はミネラルが多く、髪にもいいそうなんですよ。
また、最近のお気に入りは「しらす」。
栄養士の先生に1日20g摂ると、女性ホルモンが活発になり、コラーゲンが豊富なので肌にもよいと聞いて、積極的に摂るようにしています。
20代前半でとにかくいろいろな美容法を試したから、今は自分の体にフィットするものがわかるようになった気がします。
若い頃の経験って、やっぱり無駄じゃないですね。
WORKOUT/1日40分の”ながらトレーニング”運動は週1回、アクションレッスンをしていますが、夏になってくびれを作りたい時は、さらに自宅で筋トレもプラス。
ただテレビを見ているのはもったいないので、その間に体操をしたり、ドライヤーで髪を乾かす間にスクワットをしたり、“ながら運動”でコツコツとトレーニングをするのが好きですね。
テレビを見ている時に行うのは“足上げ体操”。
憧れは米倉涼子さんのような足。
四つん這いになって、片方ずつ足を上げて、外側と内側に、足を交互にぐるぐると回します。
これ、かなり効くんですよ。
ながら運動は、5分、10分、15分と短い時間ではありますが、合計したら1日40分くらい運動していることになる。
ジムやヨガにわざわざ行くよりも効率的。
そうして趣味の時間をもっと増やしたいですね。
あと、昔から気をつけているのは“姿勢”。
きれいな姿勢を保つだけで、腹筋や背筋が鍛えられるので、これも効率がいい。
先日バラエティー番組で姿勢年齢を測ったら、23才と診断されたんです!BATH&SLEEP/半身浴で汗をかき、ぐっすり就寝お風呂が大好きで、最近は毎日半身浴をしています。
水を飲まないからか新陳代謝が悪くて、以前はスポーツをしても汗をほとんどかかなかったのですが、半身浴を始めたら汗をかく習慣ができました。
半身浴って、すっごく気持ちいい。
その後ぐっすり眠れるので、睡眠の質も向上した気がします。
睡眠時間は、通常6時間が基本ですが、疲れを回復するために最低週1回は9時間たっぷり寝るようにしています。
9時間寝ると、体の疲れが取れてスッキリするんですよ。
BODY&MIND/ストレス発散はネットでおしゃべり私、芸能界の友達は少ないのですが、ネットで繋がっている友達はすごく多いんです。
初めての彼氏もネットで作ったくらい(笑い)。
普段は仕事関係の人と接することが多いのですが、ネットだと多彩な職業の人と出会え、お互い本音で話せる。
普段知り合えないかたとも友達になれるので、視野が広がります。
ネットの友人たちとチャットしながら素直な気持ちで話すことで、ストレスをためずに済んでいるのかもしれません。
DORAMA/共演者・マギーさんから教わった脇役のコツ『絶対零度』の撮影現場は、和気あいあいで、沢村一樹さん、マギーさん、本田翼さん、横山裕さん、伊藤淳史さん、みんなで輪になって話しているほど。
私が演じる板倉麻衣は、感情を表に出さないタイプなのですが、回を重ねるごとに、段々と人間らしい一面が出てきました。
私はマギーさんと共演する機会が多いのですが、本当に勉強させていただいております。
女優の友達が少ないと話したら、「俺が同僚やるよ! 一緒に演技について語ろうや」と元気づけてくれて。
「脇役のコツを教えてあげようか?」と言って、「脇役は一瞬で表情を変えろ」「まばたきした瞬間に違う顔になれ」と、演技のコツも教えてもらいました。
撮影現場では、マギーさんが「こうしたらおもしろい」と言ったことが採用され、私の出演シーンが増えたことも。
台本通りにやるだけではなく、より面白く柔軟に演じることが大事なんだなって。
演技の奥深さをいつも教えてもらっています。
沢村一樹さんは、共演者やスタッフみんなに分け隔てなく接してくださり、話しやすい雰囲気を作ってくれます。
現場がなごやかなのは、沢村さんのおかげ。
大先輩だけど同じ目線で付き合ってくれるので、すごく居心地がいい。
今までのドラマでは、「失敗しないかな、大丈夫かな」という不安やプレッシャーが大きかったのですが、『絶対零度』は現場に行くのがいつも楽しみですね。
私は親に反対されながら上京したので、教師だった父には「お前とは縁を切る」と言われました。
当時は親不孝なことをしたと思いますが、今では父は全部ドラマを録画して、各地域の視聴率まで調べてくれて、「東海地方は高かったぞ」なんてLINEが届くんです(笑い)。
祖父母も、私がドラマに出演するのを観るだけで「長生きできるわー」って喜んでくれる。
家族の応援って本当にありがたいですね。
これからは、演じる私たちも予期せぬ展開ばかりなので、みなさん最終話まで、ぜひ楽しみにご覧ください!作品紹介/『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)未来の犯罪を予測する捜査チーム“ミハン”の活躍を描く『絶対零度』シリーズ。
シーズン1・2は新米女性刑事・桜木泉(上戸彩)が活躍。
シーズン3となる今作は、元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村一樹)が主人公を演じる。
井沢は、ある事件をきっかけに公安から総務部・資料課の室長として転属。
配属された資料課は、警察内で厄介払いされたトラブルメーカーの吹きだまりだった。
しかし、裏の顔は、重大犯罪を犯す可能性の高い危険人物を事前に割り出し、犯罪を未然に防ぐ捜査チーム“ミハン”。
彼らの“未然犯罪捜査システム”を使ったミッションとは一体?今回のスリム美人:田中道子さんたなか・みちこ。
1989年8月24日、静岡県生まれ。
2013年に『ミス・ワールド2013』日本代表に選出され、世界大会(インドネシア)でベスト30に輝く。
『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)、NHK大河ドラマ『西郷どん』(NHK)などに出演。
現在放送中の月9ドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』(フジテレビ系)では、ロボットのような無表情の女刑事・板倉麻衣を好演している。
写真/黒石あみ、文/岸綾香 【関連する記事をチェック!】●「エルカフェ」のヘルシーメニューにハマり中!前田敦子さんの【美痩せ習慣】●新垣結衣と小松菜奈、竹内結子と黒木メイサも!服がかぶっちゃったスタイリング対決●後藤真希さんの【美痩せ習慣】スキンケアは洗顔後から4分で完了「肌には触りすぎない」●美尻と美腹筋で有名!ジェニファー・ロペスの【迫力ボディ】を手に入れる方法●クレンジングをやめて石鹸洗顔で美肌をキープ!安達祐実さんの【美痩せ習慣】