カロリーが低いだけじゃない!脂肪を燃焼する「海藻ダイエット」のやり方
海藻ダイエットは、食べないダイエットが流行っている今の時代において、「食べても痩せられるダイエット」として現れた救世主的な「食べてもいいダイエット」です。
主にはワカメや昆布などの代表的な海藻になります。
これらの海藻は痩せ体質を作ってくれる成分であり、ダイエットにも最適ないろいろな効果や成分を含んでいます。
なぜ海藻を食べると痩せていくのかをこれから紹介していきます。
海藻に含まれる様々な成分で脂肪を燃焼!海藻ダイエットには様々な脂肪燃焼効果をもつ成分があるのでまずはその成分と効果から紹介していきます。
フコキサンチンと脂肪燃焼の関係!海藻の脂肪燃焼効果でまず注目したいのが、フコキサンチンです。
フコキサンチンは茶色のカロテノイドと言われる色素の一種です。
海藻の中でもワカメや昆布などの褐藻類と呼ばれる海藻にだけ含まれている貴重さ成分です。
褐藻類にはその他にも有名どころの食品としては、ひじきなどがあげられます。
カロテノイドとは光合成をする生物がもっている天然の色素なので、生物が生きていくために必要な抗酸化作用と抗疲労作用も期待されている成分です。
このフコキサンチンも白色脂肪細胞に直接働きかけて、脂肪の燃焼を促進してくれる効果があると言われています。
考えられているフコキサンチンの効果としては今の所以下のようなものがあります。
特に肥満に対しては、化学構造的な特殊な作用によります。
・抗肥満作用・抗糖尿病作用・抗酸化作用・抗炎症作用・抗がん作用・血管新生抑制作用脂肪燃焼を促進する「DHA」「EPA」海藻にはフコキサンチン以外にもまだまだいろいろな脂肪燃焼成分が含まれています。
よくCMや健康番組などで耳にする「DHA」や「EPA」も脂肪燃焼に影響してくる成分です。
DHAは、正式名称がドコサヘキサエン酸、EPAは正式名称がエイコサペンタエン酸と呼ばれる、代表的な海藻に含まれる脂肪燃焼作用のある成分です。
DHAもEPAも褐色脂肪細胞を活性化させることで、脂肪燃焼を促進してくれます。
褐色脂肪細胞は年齢とともに減少していってしまうので、どうしても加齢にともなって痩せにくい体質になってしまいます。
そこで褐色脂肪細胞を活性化することで、体脂肪を燃焼しやすくなるのです。
褐色脂肪細胞を活性化させることができれば、内臓脂肪や中性脂肪の増加も抑えることができるのでオススメの脂肪燃焼方法です。
脂肪燃焼だけじゃない!海藻ダイエットの効果海藻ダイエットとは、文字どおり海藻を食べるダイエットです。
海藻ダイエットのメリットは、お腹いっぱいになることができるのにダイエットができることです。
お腹いっぱいになれるのにダイエットができるので多くの人が長く続けられるダイエットだと言われています。
なぜ、お腹いっぱいになってもダイエットができるのかを脂肪燃焼以外の海藻の効果面から紹介していきます。
海藻は食欲を抑えることができるまずは海藻は食欲を抑えることができるので、ダイエット向きの食品なのです。
ダイエットは食欲をどれだけ抑えることができるかが大事なポイントとなるので、まさに打ってつけの食品です。
食欲さえ抑えられれば多くの人がダイエットを続けられると考えていると言われており、多くの人が、このメリットに注目して海藻ダイエットをはじめているようです。
さてなぜ海藻が食欲を抑えるかといいますと、海藻には水溶性食物繊維がたっぷり含まれています。
この水溶性食物繊維はお腹の中に入ると胃の中の水分を吸収することでゲル状になることで、空腹感を満たしてくれます。
ほんの少しの量でも水分によって満腹感を得ることができ、食欲を抑えることに成功します。
さらにそれだけではなく、海藻から食事をはじめることでお腹を満たして、その後の主食の量などを減らすことにも成功して、結果としてダイエットに成功します。
海藻は血糖値の上昇を抑えてくれる海藻には血糖値の急な上昇を抑えてくれるという作用もあります。
血糖値の急上昇を抑えることで、急激にインスリンというホルモンがでることを未然に防いでくれます。
インスリンが大量に出てくると血中の糖分を脂肪に変えていってしまうので肥満の原因になってしまいます。
これを海藻は防いでくれます。
この作用を主に行ってくれるのが海藻に含まれているフコイダンという水溶性食物繊維です。
このフコイダンは海藻の表面のぬめぬめした成分のことをいい、このぬめりによって腸の中で糖を吸収することを抑えてくれ、結果として血糖値の急激な上昇を抑えてくれるのです。
海藻は脂肪の吸収を抑えることができる海藻に含まれているフコイダンという水溶性食物繊維が脂肪分解酵素の働きを抑えてくれて、脂質を排出しやすくしてくれるので、結果として脂肪の吸収を抑えてくれます。
このフコイダンは水溶性食物繊維であることから、糖の吸収を抑えるだけでなく、吸収も抑えてくれるのです。
実際に動物による実験でもフコイダンによって中性脂肪の上昇が抑制されたという結果の報告もされています。
「アカモク」が脂肪燃焼におすすめ!先ほど紹介した褐藻類にはアカモクというスーパーフードがあります。
スーパーフードとは今もっとも注目されている食品で、いろいろな栄養が豊富に含まれている食べ物で、女優やモデルさんの中でとても流行っています。
アカモクは褐藻類の海藻で、日本でも豊富に取れる鮮烈な磯の香りと粘りが特徴的なギバサからとれます。
秋田では昔から食べている海藻です。
5月下旬から6月上旬のわずかな期間を狙って収穫している特産品です。
古くからダイエット効果や健康効果を期待されて食べられてきた食品です。
その効果を1つずつ見ていきましょう。
脂肪燃焼効果と脂肪吸収抑制をダブルで実現!アカモクのダイエット効果には先ほども紹介した、フコキサンチンとフコイダンが含まれることにより実現しています。
この2つの成分が含まれていることで脂肪が燃焼しやすくなったり、脂肪吸収を抑制したりしてくれるのです。
それだけではなく、脂肪関連では血糖値の上昇も同時に抑えてくれるので太りにくい体質を実現してくれます。
アカモクを食事の最初に食べることで食べ過ぎを防止してくれる抑制効果も合わせて期待できるのも嬉しいポイントです。
便秘解消も女性には嬉しいポイント!アカモクに含まれる食物繊維は便秘解消にも役立ってくれます。
水溶性食物繊維であり、かつネバネバしていることで腸の中で便を包み込み、柔らかくしてくれることで排出しやすくしてくれます。
それだけでなく水溶性食物繊維は善玉菌のエサにもなるので善玉菌が水溶性食物繊維を食べて成長することで腸内環境のバランスを改善して、便秘解消に導いてくれます。
便秘解消を実現することで血行が促進されて代謝アップも期待できます。
もともとアカモクには食物繊維が多く含まれることにより、脂肪の吸収を抑えて血行を良くしてくれます。
血行が促進されると、代謝が上がるので痩せやすい体質になることができます。
抗酸化作用による美肌効果も期待できるアカモクには抗酸化作用も期待できるので、美肌効果やアンチエイジング効果も期待できます。
体内で発生した活性酸素を除去することで、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを改善してくれます。
活性酸素は肌の老化を早めてしまうのでそれを除去することで、アンチエイジング効果も期待できます。
アンチエイジング効果によって、肌のハリや弾力を取り戻すために肌のターンオーバーを活性してくれます。
上記で紹介したように便秘解消ができれば、さらに美肌効果もアップします。
腸内細菌である善玉菌が優勢になってくれれば、ビフィズス菌などが賛成するビタミンB群などの影響で、美肌効果があったり、ミネラルの吸収が促進されお肌にとってはプラスに働きます。
他にも腸内環境が悪化していると、悪玉菌が増えて腸内に毒素や有害ガスが発生して、結果として肌荒れやニキビなどにつながっている場合もあるので、そのような肌トラブル過程も抑えることができるのです。
アレルギー症状の軽減アカモクの抗酸化作用は、花粉症などのアレルギー症状を軽減することが期待できます。
花粉症などのアレルギー症状は免疫機能に異常が起きることで引き起こされますが、アカモクの抗酸化作用があれば、この反応を抑えることができ、改善を期待できます。
薬で花粉症などを解消しようとすると薬の副作用で眠くなったりしてしまうのが気になる方は日頃から食事などでアレルギー症状を抑えるようにしましょう。
アカモクの注意点アカモクは体に良い成分も含まれていますが、実は良くない成分もあるので食べ方や食べる量に注意が必要です。
まず気をつけなければいけないのが、食べ方です。
アカモクにはヒ素が含まれています。
以前事件などにもなったヒ素なので注意が必要です。
ただし、ひじきなどにもヒ素は含まれており食べ方を注意すれば問題ありません。
ヒ素は茹でてから食べることで除去できるのでかならずアカモクは除去してから食べましょう。
また、アカモクにはヨウ素が含まれているので摂りすぎると個人差はありますが、悪影響を及ぼす可能性があります。
ただし、アカモクに限ったことではなく他の海藻にも多く含まれているので海藻全般において気をつけなければなりません。
甲状腺に異常があり薬を服用している人や妊婦の方は、摂取量に気をつけましょう。
脂肪燃焼効果の高い海藻ダイエットのやり方海藻ダイエットは基本的には海藻を食べるだけのダイエット方法ですが、ちょっとしたコツがあるので以下のポイントを抑えながら食べていきましょう。
海藻であれば、何でもダイエットになる!先ほど紹介したアカモクもそうですが、一般的なわかめや昆布など海藻であれば海藻ダイエットになります。
とりあえず有名どころの海藻からはじめてみましょう。
・アカモク・わかめ・昆布・ひじき・もずく海藻を食べるタイミングは食前、それとも食事中?海藻を食べるタイミングには2種類あります。
どちらもダイエットには結果的につながります。
まず食前に食べることで、単純にお腹を満たすという方法があります。
海藻はお腹に入ると膨らみお腹を満たしてくれるので、少し食べただけでも結構お腹を満たしてくれ、食事そのものを食べる量を減らしてくれます。
その結果、ダイエットにつながるのです。
食べてから少し時間を置くのもいい手です。
満腹信号は20分くらいから働くのである程度海藻を食べて少し時間を置いてから主食などを食べましょう。
また、食事中に一緒人食べることで血糖値の急上昇を抑えたり、脂質の吸収を抑えるという方法もあります。
これは別々に食べるだけでなく、料理に混ぜる方法も効果的です。
海藻はどんな料理ともミックスすることが可能なので、いろいろな料理に海藻を混ぜて食べて料理のかさ増しに使いましょう。
そうすることで食事のカロリーを軽減することができます。
良く噛んで食べる、出汁だけじゃなく食べる海藻はただ胃の中に放り込めばいいわけではありません。
海藻はよく噛んで食べましょう。
海藻の内側の部分に脂肪を減らすDHAなどが含まれているので、栄養素をしっかり吸収するためにもしっかりと噛みましょう。
また、海藻を出汁などに使った場合にも、捨てずに食べるようにしましょう。
水溶性食物繊維として、腸の中に入れれば便秘解消などの効果を発揮して、結果としてダイエットや美肌効果などにもつながるので、ちょっとした味付けをして食べましょう。
料理方法は無限にあるから飽きずにいられるダイエット海藻は加熱処理しても、その効果を失いませんし、栄養素もしっかりと残っているのでいろいろな料理方法があります。
サラダなどで食べることだけを目指さずにいろいろな料理を楽しみましょう。
リゾット、天ぷら、炒め物などいろいろな料理を試してみましょう。
時間がない人には、海藻サプリメントもオススメ!現代社会においては時間がなくて、海藻を毎回加える料理を作る余裕のない人もいると思います。
そんな場合にオススメの方法があります。
それが海藻サプリメントです。
海藻サプリメントなら、ダイエット効果を期待できる脂肪燃焼作用のあるフコイダン、フコキサンチンなどが含まれているのものや、DHAやEPAなどが含まれているものなど様々なサプリメントがあります。
しかも、それだけではなく、効果的に代謝をアップするためにビタミンやミネラルなども一緒に含まれており、料理ではいろいろな食材を買いあさって作らなければ摂取できない量を一気に摂取することができるのです。
時間がないだけでなく、効率的に海藻成分を摂取したい人には海藻サプリメントもオススメです。
食べながら海藻ダイエットで効率よくダイエット!いかがでしたでしょうか?海藻ダイエットは食べながら続けられるのでかなり辛さやストレスの少ないダイエットと言えるでしょう。
量を食べられないからダイエットを断念してしまっていた人はぜひ海藻ダイエットにチャレンジしてみましょう。
食べていてもしっかりと効率よく脂肪を燃焼することができます。
食べすぎによる注意点などをケアしておけば、長く続けられる食事ダイエットです。