むくみ解消したいならきゅうり!ただし、ピクルスや漬け物で食べるのはNG
ついつい食べすぎ&飲みすぎてしまって、翌朝、鏡に映るどんよりしたフェイスラインに後悔、なんて人も少なくないのでは?写真/アフロそんな人に朗報! 顔だけじゃなく、体のむくみまでとってくれる食材があるという。
そんな最強食材を、管理栄養士の菊池真由子さんが教えてくれた。
翌朝に残るむくみは体に溜まった水分が原因「むくみの原因は2つ。
1つは疲労。
長時間の立ちっぱなしによる血液やリンパの液の滞りによるもの。
疲労の場合は、むくんだ場所をほぐすストレッチをして熟睡すれば、翌朝には解消します。
問題なのはもう1つ、塩分のとりすぎです。
味の濃い料理や塩味をしっかり感じるポテトチップスなど塩分の多い食事をすると、血液などの体液中における塩分の濃度が上がりすぎてしまいむくみの原因になります」(菊池さん・以下同)塩分とはナトリウムのこと。
ナトリウムは、本来、体内の水分調節をする役目だが、体内に過剰に蓄積されると水分調節がうまくいかなくなり、むくむ結果に。
→きゅうりが有効!25㎏減の医師の【痩せグセ】解説はコチラ!余分な水分はきゅうりで排出!写真/ゲッティイメージズでは、溜まった水分を体の外へ出すには、どうすればいいのか?「余分なナトリウムを排出するにはカリウムが最適です。
たっぷりのカリウムをとり込めばむくみは解消できます。
カリウムは生野菜に多く含まれますが、料理で使用する調味料によっては、ナトリウムが増えてしまうケースも少なくありません。
また、加熱すると成分が水に溶け出し、食材中のカリウムが半減してしまうことも」それでは、カリウムが豊富で生食に適した食材はないものか。
「最強の食材がきゅうりです。
サラダ、スティック野菜に欠かせない食材ですよね。
もちろん、調味料をつけずにそのまま食べるのが一番ですが、そのままではたくさんの量を食べられないという人は、比較的塩分の少ないごま、フレンチ、イタリアンのドレッシングを少量かけて食べましょう」一方、NGドレッシングは、和風、中華、マヨネーズ。
「和風や中華のドレッシングには多めの塩分が含まれています。
排出すべき塩分を、再び体にとり込むのは本末転倒。
一方、マヨネーズはそれほど塩分は多くありませんが、脂肪分が多いのでボディラインをスッキリ見せることを目指す人には不向きです」また、きゅうりがむくみに効くからと、ピクルスや漬け物で食べるのは塩分のとりすぎとなってしまうため論外だという。
→オバ記者が”きゅうりダイエットに挑戦!”の記事はコチラ!ダイエット食としてもパーフェクト!さらに、きゅうりにはダイエットにもうれしい効果が。
「きゅうりは95%が水分。
たくさん食べても太る心配はありません。
むくみが気になる場合は1本まるごと食べるのが効果的です。
ただし、むくんだ状態が1週間も続くようなら、一度、専門医に診てもらいましょう」ゆるんだ顔や体のライン、実はむくみが原因かも!? 体の余分な水分はさっさと出すべし。
悩んでいる人は、早速きゅうりパワーを試してみて!この人に聞きました:管理栄養士・菊池真由子さん管理栄養士。
健康運動指導士。
NR・サプリメントアドバイザー。
日本オンラインカウンセリング協会認定上級オンラインカウンセラー。
大阪大学健康体育部(現・保健センター)、阪神タイガース、国立循環器病センター集団検診部(現・予防検診部)を経て、厚生労働省認定健康増進施設などで栄養アドバイザーを務める。
ダイエットや生活習慣病の予防対策など、のべ1万人の栄養指導に携わる。
その活動の集大成として刊行した、『食べても食べても太らない法』(三笠書房)が10万部超え、『図解食べても食べても太らない法』(三笠書房)が16万部超えのベストセラーに。
最新作は、『食べれば食べるほど若くなる法』(三笠書房)は5万部超え。
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