肌、髪が若返る!?老化防止レシピ|夜ご飯やおかずなど美容に嬉しい6品
最近なんだか肌にハリがない、白髪が増えた、実年齢より年上に見られる――それは年のせいだとあきらめていませんか? 実はそれ、老化を加速させる食事習慣が原因かもしれません。
『いつ会っても若い人の食べ方の新常識』(主婦の友社)の著者である管理栄養士の麻生れいみさんが、老けにくい「若食べ」レシピを紹介します。
毎日の食事に取り入れて、体の中も見た目も若くなりませんか。
“シミ・シワを撃退する”レシピ●鮭とブロッコリーのレモンバターぽん酢蒸しビタミン&コラーゲンで透明美肌をめざして《作り方》【1】ブロッコリー1/2株(約200g)は食べやすい大きさに切る。
鮭2切れは1口大に切り、塩・こしょう各少量と片栗粉小さじ1をまぶす。
【2】フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、鮭の皮目からこんがり焼き、ブロッコリー、水50mlを入れ、ふたをして中火で蒸し焼きにする。
【3】水けがなくなったらバター大さじ1を入れ、溶けたらぽん酢大さじ1を加えてさっと炒める。
レモン汁小さじ1をかける。
・若食べ食材Point!鮭のアスタキサンチンもブロッコリーのビタミン類も美肌に必須。
特にビタミンCが生成するコラーゲンは、肌にハリを与えメラニンの合成を防ぎシミ予防に。
●豚レバーのもやしにら炒めにらのレチノールでお肌がピン!《作り方》【1】豚レバーの薄切り150gは10分ほど水にさらし、ペーパータオルで水けを拭く。
しょうゆ・酒各大さじ1、黒糖小さじ1を混ぜたたれに5分浸ける。
にら1/2束(50g)は3cm長さに切る。
【2】【1】の汁けをきって、片栗粉適量を両面にまぶす。
フライパンにごま油大さじ1を入れて中火で熱し、レバーを炒める。
【3】火が通ったらもやし1/2袋(100g)、にらを加え、しんなりしてきたらオイスターソース・片栗粉各小さじ1、めんつゆ(2倍濃縮)小さじ2を合わせた調味液と炒め合わせる。
・若食べ食材Point!吸収率のよい鉄分(ヘム鉄)が豊富なのは鶏レバーより豚レバー。
血色がよくなる。
さらに、にらは肌にハリを与えるレチノール(ビタミンAの一種)が豊富。
“白髪を減らす”レシピ●ブロッコリースプラウトと牛肉トマトマリネトマトの抗酸化作用で体内のさびを撃退《作り方》【1】トマト2個はくし形切りに、ブロッコリースプラウト1パックは根を切っておく。
【2】オリーブオイル小さじ2を熱したフライパンで牛ばら肉200gとトマトを炒め、酢・しょうゆ各大さじ1を加え、塩・こしょう各少量で味を調える。
【3】粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
皿に盛り、ブロッコリースプラウトをのせる。
・若食べ食材Point!ブロッコリースプラウトのスルフォラファンは抗酸化作用が高く白髪改善に。
牛肉に含まれるビタミンB12はメラニン色素を増やしてくれるので白髪対策に。
“めざせツヤ肌”レシピ●アーモンド入りで食感◎ かぼちゃサラダβカロテンで免疫力アップ 健やかな肌をめざす《作り方》【1】かぼちゃ300gは種とわたを取り、皮は包丁でそぎ取るようにしてむき、3cm角に切る。
アーモンド20gは食べやすい大きさに砕いておく。
【2】かぼちゃは水から入れて塩ゆでしてから、熱いうちにつぶす。
【3】粗熱が取れたらマヨネーズ大さじ2、ヨーグルト大さじ1、塩・こしょう各少量とアーモンドを混ぜ合わせる。
・若食べ食材Point!肌の免疫力を上げてくれるβカロテンは、じゃがいもよりかぼちゃに多い。
アーモンドはビタミンEが豊富で抗酸化作用に優れるアンチエイジング食材。
●手羽先のお酢煮青梗菜添えお酢で煮るとカルシウム倍増《作り方》【1】青梗菜2株は縦半分に切り、ゆでてざるに上げておく。
【2】フライパンに手羽先8本を皮目を下にして入れて焼く。
出た脂をペーパータオルで拭き取り、水400mlを加え、沸騰したら酢・焼酎・しょうゆ・黒糖各大さじ1・1/2を加えて弱火にし、ふたをして15分煮る。
【3】とろみがついてきたら中火にし、スプーンで汁をかけながら約10分煮る。
【1】を添えて盛りつける。
・若食べ食材Point!手羽先には肌の老化を抑えるカルシウムや、皮膚の合成に必要なコラーゲンがたっぷり。
青梗菜のビタミンCもコラーゲン生成に一役。
“輝くツヤ髪”レシピ●干ししいたけと卵のスープ卵のたんぱく質は美しいツヤ髪の元に《作り方》【1】干ししいたけ2個は200mlの水で戻し、軸を切って薄切りにする。
青ねぎ1本は小口切りにする。
【2】【1】としいたけ、水150ml、中華スープの素小さじ1を入れて煮る。
【3】煮立ったら溶き卵1個分を加えてひと煮立ちさせ、塩・こしょう各少量で味を調える。
器に盛り、青ねぎをのせる。
・若食べ食材Point!ツヤとコシのある髪に必要なビタミンB2の量は、干ししいたけがエリンギの6倍以上(便秘予防ならエリンギ)。
卵の黄身のビオチンは毛髪を作るアミノ酸の代謝を促進。
教えてくれたのは:管理栄養士・麻生れいみさん撮影/阿部健太郎※女性セブン2019年9月5日号●老化の元「AGE」が多い食材&少ない食材は?フライドポテト、ピザは注意!●自宅で簡単に作れる薬膳料理「tomatoサムゲタン」で紫外線&老化に負けない美肌に【市橋有里の美レシピ】●空前ブームのさば缶「1週間レシピ」美容と健康、老化防止にも効果的!●首の老化を防ぐ&首痩せする方法|”老け首”リセットのマッサージ&ストレッチ4つ●「やってはいけない」美容法|朝ランニング、水洗顔、メイクブラシもNG?麻生れいみ式いつ会っても若い人の食べ方の新常識