【64歳オバ記者のリアル】「今年はコロナを言い訳にしない」とダイエット決意。まずは歩くことから

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バツイチ独身のライター・オバ記者(64歳)が、趣味から仕事、食べ物、健康、美容のことまで”アラ還”で感じたリアルな日常を綴る人気連載。

243回目となる今回は、不調続きから「そうだ、歩こう!」と決めた日の話です。

* * *天気とともに体調も冴えない日々「動けないこと、いったん木綿のごとく」朝、目が覚めると心臓がバクバクって、かなりヤバい。

それがおさまっても、体がだるくて、トイレに行くにも、体を引きずっていくような感覚。

スマホで天気図を見たら、関東甲信越の上空に、低気圧を示す線が3本! 気圧が下がるとともに体調が悪くなる私。

1本でもヤバいのに3本はないよ。

それを見ただけで再び布団に潜り込んだわよ。

で、ようやく体と自分が一体化したのは議員会館でのアルバイトに向かう朝だったの。

お腹まわりがパンパンに!思えば当初、議員会館での私の仕事は、小学生に国会議事堂を案内すること。

議事堂の広い敷地を日に何度も歩いたりして、最盛期の春と秋は、1日が終わるとくたびれて口もきけないほど。

それがコロナ禍で完全になくなって、事務所からほぼ外に出ない日もある。

おまけに原チャ通勤を始めたら、ますます体を動かさない。

そんなある日のこと。

事務所に来客があったので、椅子から立ちあがろうとしたとたん、左太ももの付け根に鈍痛が走ったの。

これはまずい。

いや、それだけじゃないの。

茨城の笠間市の公園に行ったときの写真だけど、お腹まわりがパンパンではないの! 去年のパンツもスカートもはけるから油断していたら、体の形がすっかり変わっちゃった。

芽吹きの木々を見上げながら春の夕暮れを歩く歩こう、そうだ歩くことから始めよう! そう自分を励まして、芽吹きの木々を見上げながら春の夕暮れを歩き出した私。

永田町から霞ヶ関、日比谷と坂道を下っていったら山手線の高架下。

有楽町から新橋駅の間に「日比谷OKUROJI」というプロムナードが出来ていたのよ。

緊急事態宣言が明けたとはいえ、人足はまばら。

それだけに、貴重な歴史遺構を残した空間を、足を止めて見られるんだよね。

真新しい店にも、何度か吸い込まれそうになったけど、今朝、鮭ご飯を炊いてきたことを思い出して、がまんがまん。

この日は帰り道だけで3800歩稼いじゃった。

去年はコロナを本気のダイエットをしない言い訳にしちゃったけど、今シーズンは体調維持のためにも、やらねばなるまい!オバ記者(野原広子)1957年生まれ、茨城県出身。

『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。

同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。

バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。

一昨年、7か月で11kgの減量を達成。

●【242】1つ年をとって思い出した、AKBになりきって踊った11年前の私●【241】靖国神社の桜で思い出した、「東京の広さ」を見せられた40年前の出来事●【240】「人生って何があるかわからない」と感じたある代議士との出会い→オバ記者の過去の連載はコチラ!

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