食べても太りにくいと注目のパスタ!絶品でお手軽「まかないスパゲッティー」レシピ
糖質制限ダイエットの流行で目の敵にされてきた炭水化物。
特にパスタは「食べると太る」と散々言われてきたが、これまで我慢してきた人に朗報! カナダ・トロントのセント・マイケルズ病院の研究で、乾燥パスタはGI値が低く、実は食べても太りにくい上に減量にも有効であることが明らかになった。
バリエーション豊富なパスタ『パスタ(PASTA)』は、日本でいう“麺類”とほぼ同義の概念をもつイタリア語で、スパゲッティー、ペンネ、マカロニなどに代表される、小麦粉(とくにデュラムセモリナ)を主原料とした、イタリア料理を構成する主要穀物。
イタリアには地方独特のものも含めると650種類ものパスタがあるといわれており、家庭で生パスタを手打ちすることもある。
日本では幕末に外国人居留地で食べられ始め、1883年頃にフランス人神父が長崎で製造したのが始まりとされる。
1955年にマ・マーマカロニ(当時の「日本マカロニ」)から国産のマカロニが発売され、1961年にはデュラムセモリナを100%使用した業務用パスタが製造販売されるようになった。
その後、日清製粉が家庭用パスタの販売を開始、1970年代に「スパゲッティー・ナポリタン」が爆発的にヒットして、パスタは日本の食卓で完全な市民権を得ることになった。
そんなパスタについて家庭料理研究家の松田美智子さんはこう話す。
「パスタはゆでたてをさっと食べるのがいちばんおいしい。
そこで今回は、私が高校生のときに考案した、たらこを使った松田家の“鉄板”メニューと、イタリア人シェフから教えてもらった絶品“まかない”スパゲッティーをご紹介します。
どちらも手軽ですが、お味は抜群!です」パスタの準備スパゲッティー2人分(約140g)をゆでるとして、水と塩の黄金比は、「水2リットル:塩大さじ1.5」が松田さんのおすすめ。
「イタリアのレセピではもっと塩を使いますが、ゆで汁も塩分控えめにしておく方が、ソースの調整などにも使いやすい。
たっぷりの湯で1回のゆで量を1~2人分に止めておくと、扱いやすいですよ」(松田さん)。
『パルメザンチーズとこしょうのスパゲッティー目玉焼きのせ』の作り方【1】スパゲッティー140gは【準備】を参照し大きめの鍋でゆで始める。
【2】パルメザンチーズをグレーターで1/2カップ分おろしておく。
フライパンにオリーブ油大さじ1を入れて中火で温め、半熟の目玉焼き2個(※)を作る。
【3】ゆで上がった【1】を大きめの器にすくい入れ、バター大さじ2、パルメザンチーズと目玉焼きをのせ、粗びき白こしょう・1cm幅に切ったシブレット(または細ねぎ)各適量をふる。
よく混ぜていただく。
※とろとろの半熟目玉焼きがキメ手。
卵をフライパンに割り入れ、2~3分して白身の下が固まったら、蓋をして火を切るのがコツ!『和風スパゲッティー』の作り方【1】スパゲッティー140gは、【準備】を参照してアルデンテにゆでる。
【2】たらこ小1腹はスプーンで中身をしごき出す。
玉ねぎ中1/2個はみじん切りにして水にさらし、水気を絞る。
ボウルにたらこと玉ねぎを入れ、レモン汁・ごま油各大さじ2、薄口しょうゆ大さじ1/2を加えて混ぜ合わせる。
【3】器にパスタをすくい入れ、【2】をのせて、小口切りの青ねぎやせん切りにした大葉、もみのりなどを好みで適量散らす。
混ぜていただく。
撮影/鍋島徳恭※女性セブン2018年6月7日号【関連する記事をチェック!】●【Twitterプレゼント】ダイエット中の栄養不足解消にも役立つ「BASEPASTA」セットを10名様に!●管理栄養士が教えるグルテンフリーレシピ!おからを使った主食系メニュー2品●【冷凍からのレンチン!やせおか】お豆カサ増しでヘルシー「トマトチキンパスタ」●食物繊維豊富なパスタで体型キープ!「ベースフード」太田里沙さんの【美痩せ習慣】●カレーもパスタもヘルシーに!話題の【さば缶】絶品レシピ3選<水煮缶編>