“月曜断食”挑戦中のオバ記者、過去最大の空腹をどう乗り越えたのか?

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一進一退を繰り返して、5か月。

“月曜断食”に奮闘中のオバ記者。

毎週月曜日、空腹に耐えているのだが、そんなある月曜日、「過去最大」の空腹が襲ってきた。

連載110回目は、オバ記者が“空腹の1日”をどう乗り越えたのかについてお伝えします。

* * *“月曜断食”を始めて24週目。

いやいや、こんなにきつい日はなかったわ。

体は床に沈むようにズシンと重くて、とても目を開けていられないの。

こうなったら寝るだけ寝てやれとベッドに入るものの、寝られるわけじゃない。

そこに、経験したことのない強烈な空腹感が、朝の5時から押し寄せてきたの。

単なる“空腹”なんてもんじゃなくて、胃が大暴れしている感じ。

で、これがなかなか収まらないんだわ。

“月曜断食”の考案者・関口賢先生に以前教わった手の平の真ん中、「労宮」というツボを、ゆ~っくり深呼吸をしながら押すと、確かに空腹の苦痛は遠のいていくのよ。

でも、体全体のだるさはどうにもならない。

野生動物が泥土に体を叩きつけてもだえ苦しむ様子を“ぬたをうつ”っていうそうだけど、まさにそれよ。

水をかぶ飲みしてごまかして…水をがぶ飲みしつつ、お土産にもらった乾燥パイナップルを小さく小さくして食べたらひと息ついたけど、約2時間おきに次の波がきて、午後6時がピークだったね。

そのたびに、ゆで卵とか、インスタントみそ汁でしのいで、やっと体がまっすぐ立ったと感じたのは、夜8時過ぎよ。

「断食って、どんな?」とよく聞かれるから、ごく普通の1日を説明すると、朝の空腹は白湯で収まり、正午前後は水を飲めばなんとかなる。

問題は午後2時からなんだよね。

おやつタイムの午後3時前後と、夕方6時。

それから8時もヤバい。

どのくらいヤバイかというと、私はこの3回の空腹タイムをやり過ごせたのは、たった1回だけだもの。

たいがいはおせんべいやクッキー、ようかんとかチョコレートをちょっとだけ何か食べちゃう。

「えっ、それしたら“断食”にならないでしょ」なんて言いっこなし。

とにかく、“食事”はしていないからOKってことで!なぜつらいか?思い当たるのは”気象病”そもそも今回、なぜここまでつらいのか、寝ながらわが身を振り返ると、原因はふたつ思い当たるんだよね。

ひとつはずいぶん前から私を苦しめてきた“気象病”よ。

天気が崩れかけると体調も崩れだして、低気圧が張り出してくると気分も落ち込み、よほどの用事でもない限り、家で布団をかぶって寝ていたい。

そのドンピシャの天気だったの。

でも、待って! 今年の夏は、大型台風が何度も来ている。

なのに1度も“気象病”を思い出さなかったんだよね。

ってことは、4月から始めた“月曜断食”のおかげ? 自律神経が整ってきた証拠? なら、なんで今、こんなに体がつらいのか?夜8時過ぎ、突然、元気になった私は台所に立って、塩漬け肉の最終工程を始めたの。

一昨日から豚バラ肉の塊に塩をまぶして紙ふきんで包んでビニール袋に入れて冷蔵庫へ。

水が出てきたら紙ふきんを取り換える。

それをまた包み直して、ビニールひもで十字に縛って冷蔵庫の中で干す。

このまま2週間、ほったらかすといい感じの塩漬け肉、イタリアでいうパンチェッタができるらしいんだわ。

豚肉とハムのちょうど半々の感じで、使いよう、いろいろ。

さらに勢いづいた私は、鶏肉のシチューづくりに突入。

フライパンにバター、つぶしたにんにくを投入して着火。

ざく切りの玉ねぎと、塩コショウして小麦粉を振った鶏肉を入れ、白ワインをかけたら、じゃがいもを加えて炒めて、最近買った『スロークッカー』っていう電気鍋へ投入。

調味は塩ひとつまみと、コンソメの素を一個。

どっちも今日は食べられないけど、鶏肉のシチューは明日、塩漬け肉は2週間後にいい味になっている…と思うと、気がまぎれるんだよね。

実は絶不調の最大の原因は…で、最後にこっそり言うけど、今回の絶不調の最大の原因は、この料理。

最近、めっきり食が細くなった私は、人を呼んでお皿を並べたくなった。

先週末は30代の若夫婦と、40才男子がやってきたんだわ。

身長180cm、98kgの巨漢男子につられて、「おいしい~」「うまいッ」と食べつつ、飲む。

シャンパン1本、赤ワイン1本。

日本酒の4合瓶が2本、500ml缶のビール1ダース、缶酎ハイ数本に、安焼酎のボトルにまで手がかかっていたって、どんだけ!玉ねぎとか、ブロッコリーのスープを飲んでから乾杯すると、二日酔い予防になるというおまじないも、ぶっ飛ぶほどの酒量よ。

そりゃあ、体の奥深くで眠っていた“気象病”も目を覚ますって。

今回、あらためて思い知ったんだけど、“月曜断食”の断食日のキツさは、その週の食生活しだい。

体重の増減もそう。

この“掛け値なし”で答えが出るのが、いいところであり、怖いところでもあって、ぐーたらの私には向いているんだと思う。

オバ記者(野原広子)1957年、茨城県出身。

『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。

同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。

バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。

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