水太りと油太りあなたはどっち?自分のタイプを知って適切にダイエットをしよう!
突然ですが“水太り”って聞いたことありますか?水太りや脂肪太りなど、いわゆる“肥満”と言われる原因には様々あります。
その中でも、水太りの場合にはむくみが原因ということが多くきちんと対処しないとなかなか解消しずらい状態が続いてしまいます。
水太りの状態が続くことで、日常生活にも支障が出てしまいますよね。
靴が履きづらくなってしまったり、体がだるくなってしまったり、その症状はさまざまです。
この記事では、水太りの症状や対処法まで詳しくご紹介していきたいと思います。
最近むくみが気になるという方、水太りか油太りか分からない方、タイプ別のチェックリストもご用意していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
水太りはどんな症状が出る?人間の体内には、水分を吸収する働きをもつナトリウムと、そのナトリウムを排出する働きをもつカリウムが2:1の割合で存在しています。
そのため、そのバランスが崩れてしまうと身体に何かしらの支障をきたしてしまいます。
代表的な例でいうと、ナトリウムの過剰摂取です。
ナトリウムは食塩によって体内に摂取されるので、濃い味が好きな方は特に体内でナトリウムが多く存在していることになります。
ナトリウムは体内に水分を吸収する働きがあると、前述した通りナトリウムが過剰に働くと“むくみ”の原因となります。
これは、水太りの症状の1つです。
とくにむくみは、夏場の暑い時期にエアコンの効いた部屋にずっといることによって“冷え”が進み、慢性化してしまいます。
では、水太りにはどのような症状が出るのかを見ていきましょう。
・むくみ・冷え性・汗をかきにくくなる・こむら返りが起きる・体がだるい・何もないところで転ぶこれらはほんの一例ですが、水太りをしていると上記のような症状が現れます。
水太りする原因は?水太りの症状がわかったところで、その原因となるものを見ていきましょう。
大きな原因として、7つご紹介します。
代謝が悪い水太りになる大きな原因の1つとして、新陳代謝の悪さ(低下)が挙げられます。
体内に摂取された水分は、リンパ管や血管を通って吸収され、体外への排出も同じような仕組みで起こっているんです。
しかし、新陳代謝が悪いことで、リンパや血液の流れが悪くなり老廃物が体内に溜まってしまうのが、水太りに直結してしまうのです。
新陳代謝をよくするためには、適度な運動をする必要があり長く続けることで効果を得られますよ。
不規則な生活習慣水太りの大きな原因である、新陳代謝の悪さは不規則な生活習慣にも原因があります。
運動不足であったり、湯船につからないシャワー浴、栄養の偏った食事など普段の生活習慣が水太りに直結してしまいます。
運動不足や、シャワーだけの生活が続くと汗をかく機会がなくその結果として代謝の悪化につながってしまいます。
汗をかきにくくなる体に変化してしまうのです。
また、加齢もその原因だと言われています。
さらには偏った食事では、体に必要な栄養素を取り入れることが出来ないので代謝が悪くなってしまうのです。
対策としては、通学や通勤で1駅分多く歩いて運動不足を解消したり、シャワーだけでなく毎日湯船につかるようにすることで必然的に汗をかくことが出来るので、必要のない水分を体外に排出することが出来ます。
汗のかきにくい体になってしまった場合には、少し時間がかかるかもしれませんが、汗をかくまでゆっくりと湯船につかるようにしましょうね。
塩分の過剰摂取食塩に豊富に含まれている“ナトリウム”は、体には必要不可欠な栄養素ですがナトリウムを過剰摂取することで、体内に必要のない水分まで吸収してしまうことになります。
そうすると必然的に水太りが起こってしまうのです。
ついつい濃い味になってしまう方は、味付けを替えてみるなど多少の工夫が必要になります。
また、外食やジャンクフードを好む方も塩分過多の傾向にあります。
出来るだけ自炊を心がけるようにしましょう。
アルコールの過剰摂取飲み会の翌日など、顔や手足がむくんでパンパンになっていることがありますよね。
アルコールには、水分を体内に吸収しようとする働きがあるので、むくみが生じてしまいます。
そのため、体には必要のない水分までたくさん取り込んでしまうため、水太りに直結してしまうのです。
アルコールを摂取するときには、適量を心がけるようにしましょう。
また、アルコールを摂取した量と同じだけ水を飲むようにすると利尿作用が働いてむくみにくい体を作ることができます。
ホルモンバランスの乱れ特に、女性は毎月月経がくるので、ホルモンバランスが乱れやすくなっています。
ホルモンバランスが保たれていないと自律神経が乱れるので、体内に水分をためておく働きが盛んになります。
また、ホルモンバランスが乱れる原因として妊娠や過度なストレスを受けたときにも、同じような働きが起こると言われています。
自分なりのストレス発散方法を見つけるなど、対策を考えておくことができたらいいですよね。
体の冷え体が冷えてしまうと、必然的に新陳代謝は低下してしまいます。
その影響でリンパ管の流れも悪くなり、老廃物が滞ってしまう原因になります。
その結果水分が体内にたまり、慢性的にむくみが生じて水太りになってしまうのです。
体が冷えるとホルモンバランスも乱れがちになるので、負のループであることがわかります。
エアコンの効いている部屋にずっといないように工夫したりそれが出来ないようであれば、ひざ掛けや靴下などで体を温めるようにしましょう。
水分不足水分が体内に溜まってしまうなら、水分を摂らなくていい!と思って水分摂取を控えてしまう人がたまにいるのですが、ズバリそれは逆効果です。
体内の水分が不足してしまうと、体が水分を残すように反応を起こして体内に残っている水分をすべて吸収してしまいます。
そのためむくみが起こるのです。
その状態がずっと続くことで、むくみは解消されずに水太りに直結します。
水分を適量とることで、体内に滞ることなく循環させることができるので適度な水分補給を心がけましょう。
また、水分をきちんととることで便秘の解消にも繋がりますよ。
水太りを放っておくとどうなるの?水太りは、根本的な脂肪太りとは違い、簡単に解決することが出来ます。
太っているわけではなく水分と老廃物がたまる“むくみ”が原因の水太りですがそれを放置してしまうと、次第に脂肪に変わって体内に蓄積されてしまいます。
結果的に、水太りだから大丈夫と考えていたら、いつの間にか脂肪に変わっていたということも少なくありません。
むくみの原因と言われる不必要な水分や老廃物は、体内に存在している脂肪細胞に吸収されてしまうんです。
それが肥大化したものが、女性の天敵である“セルライト”です。
そう考えると恐ろしいですよね。
そのため、ただむくみがひどいだけと考えずにその段階からきちんとした対策を行っていくことが必要になります。
むくんでいるだけの状態なら、生活習慣を改善するだけで解決することが出来ますが脂肪に変わってしまったら、相当な努力が必要となります。
水太りと油太りは違う!自分はどちらのタイプなのか知ろう!水太りと油太りは、太り方にそれぞれ特徴があります。
それぞれの特徴を理解することで、自分がどちらのタイプであるのかが分かります。
水太りタイプ(冷え型)・疲れやすい・胃腸が痛くなることが多い・食欲はないことが多い・冷たいものよりも温かいものが好き・よく汗をかく(汗っかき)・湿疹や肌荒れが出来たときは赤黒い色になる・舌の色が淡い青色であることが多い水太りのタイプ(熱型)・体力はある・食べる量が人よりも多い・食欲は常にある・甘いものや脂っこいものが好き・お酒が好きでよく飲む・温かいものより冷たいものが好き・暑がり・よく汗をかく・舌の色が赤いことが多い油太りのタイプ・体脂肪率が平均値よりも高い・下半身は細いがお腹周りは太い・食事制限をすることで体重が減りやすい・運動をすることで体重が減りやすい・内臓脂肪が多いと言われたことがある・太もものぜい肉を簡単につまめる・比較的運動が苦手・太ももの裏側にぜい肉がついていて、固い・太ももを両手でねじるとボコボコしている(セルライトがある)・足に力を入れたとき筋肉が出てこない水太りを解消する方法は?気になる水太りを解消するためには、生活習慣から改善していく必要があります。
ここでは、少しの工夫で水太りを解消するための方法をご紹介します。
水は毎日2L水太りを解消するための1番の近道は、水分を多めにとることです。
1日に最低でも2Lをとるようにしましょう。
始めのうちはなかなか飲みきることが出来ないと思いますが、ご飯の前、ご飯の後、トイレのあと、帰宅後など自分の中でルールを決めることで習慣になり忘れずに飲むことが出来ますよ。
水分を多く摂取することで、体内循環がよくなり不要な老廃物を排出することが出来ます。
軽い運動をする運動をすることで、汗をかきやすい体を作ることが出来ます。
汗がかきやすくなると、新陳代謝がよくなり痩せやすい体に繋がります。
汗を流すことで、体内に滞ってしまった老廃物を排出することが出来るのでむくみの解消になります。
日常生活でできる簡単な運動といえば・ウォーキング・階段の上り下り・エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使うが挙げられます。
明日からでも取り入れることが出来る運動なのぜひ取り入れるようにしてください。
わざわざジムに通わなくても出来ることがたくさんあります。
また、運動することが難しい方は、ストレッチやリンパマッサージだけでも十分な効果を得ることができます。
お風呂あがりに水分をとりながらぜひ挑戦してみてください。
食生活の改善水太りは、普段の食生活を見直すことでも改善することが出来ます。
体内の水分を外へと出しやすい体つくりが重要です。
具体的には、水分を蓄えようと働くナトリウム(塩分)の摂取を減らし塩分を排出する働きをもつカリウムを豊富に含む食材を積極的に摂るようにします。
食生活の改善を行うと、肌にハリがでたり便秘の解消にも直結するのでたくさんのメリットがあります。
ゆっくりと湯船に浸かる水太りの原因として、冷えを挙げましたがそれを防ぐことが出来るのが入浴です。
シャワーだけの入浴は出来るだけ避けて、きちんと湯船に浸かることが大切です。
湯船に浸かることで体が温まり、汗をかきやすい体をつくることができます。
出来れば毎日湯船に入るようにしましょう。
水太りに効果のあるお茶を飲む利尿作用があるものや、カリウムを多く含んでいるお茶が販売されています。
そのようなお茶はむくみに効果があるので水太りの解消が望めます。
具体的に効果のあるお茶は・はと麦茶・黒豆茶・とうもろこしのヒゲ茶・よもぎ茶・ごぼう茶・どくだみ茶・桑の葉茶・ジンジャーティー・ルイボスティーです。
もちろん単品で飲んでも良いのですが何種類かをブレンドして飲むと美味しさが増すので飲みやすくなります。
飲む際には体を冷やさないように、温かいものを飲むようにしましょう。
サプリメントでむくみの解消水分を体外に排出しやすい体をつくるためには、それに特化したサプリメントを上手に活用することも大切です。
サプリメントを飲むメリットとしては、毎日手軽に続けられることです。
運動することが苦手な方や、都合上湯船につかれない方などが取り入れることでむくみの解消へと繋がります。
デメリットとしては、他の解消方法に比べたら多少のコストアップです。
サプリメントは決して安いものではないので、それらをふまえた上で活用するようにしましょう。
まとめ女性が気になる水太りについて詳しくご紹介してきました。
水太りの症状から具体的なタイプまで、ご理解いただけたかと思いますが、水太りを放置しておくと、油太りにつながってしまうのは驚きですね!ただのむくみだと放っておかずに、その時に適した対処をすることが必要です。
自分の生活スタイルにあった対処法を見つけて、長く継続できるものを見つけましょう。
継続は力なり、です!始めはなかなか効果が得られないかもしれませんが、続けていくうちに効果が表れますよ。
ぜひ参考にしてみてください。