ダイエット適正診断

医師も警告!61歳オバ記者がかつて挑戦した“睡眠導入剤ダイエット”とは?

「痩せましたね~」「キレイになりましたね~」――そんな言葉をかけられることが増え、ニヤニヤが止まらないオバ記者。

昨年は”月曜断食”で減量に成功したが、うまくいったのは実は今回が初めて。

これまでさまざまなダイエットに挑戦しては、失敗を繰り返してきた。

その中には危険なものも。

連載129回目の今回は、オバ記者が”絶対やってはいけないダイエット”について綴る。

* * *つい先日、1歳年上の従兄と久しぶりに会ったらぶくぶくに太っている。

「どうしたのよ?」と聞いたら、「しゃーんめな(仕方ないよ)。

オレだけじゃね~もん。

同窓会に行くとみんな、酒飲まねぇで薬のんでんだから。

ヤンなっちゃ~よな~」だって。

そういう私も50半ばから何かしら薬をのんでいるもんなぁ。

更年期障害で血圧が高くなって、自律神経が不安定になって、寝ても3~4時間で目が覚めてしまい、一日中体がどんより。

つらくて医者に行くと、必ず言われるのが「体重を落としたほうがいいですね」なの。

昨年の春、“老ける”覚悟で体重を落とす決意をしたのは、美容どうこうより、ずっと深刻な健康事情があったからよ。

結果、“月曜断食”を始めて、7か月で11kg減。

目標、15kg減を前にしてかれこれ3か月お休みしているけど、今のところ1~2kgのリバウンドで済んでる。

睡眠導入剤をのんで空腹のまま寝ちゃえば痩せる?で、ダイエットってどんな方法でも2~3kgは気合で落ちるのよ。

でもそれからが本当のダイエットで、5kg減がひとつの山。

私は長い間、この山が超えられなかった。

実際、お酒を飲んだあと“シメのラーメン”を食べたり、上等なバイキングで“元”を取ろうと張り切ったら2kg増えているもの。

問題はそのあとよ。

3kg減ったあとに2kg戻ったら“残金”は1kg。

それをなきものにするか、それともここで奮起して、もう一度、“山”を登るか。

思えば私が危険な道を選ぶのはいつも、このタイミングなんだよね。

まずは3年前の睡眠導入剤の話から。

医者から処方された睡眠導入剤をのむと、20分足らずでそれはそれは見事にズドンと深い眠りにつく。

7時間、ガッツリ寝て起きると、頭の芯がぼわ~とするものの、寝られない日より何十倍もマシなのよね。

そのうち、この薬がないと不安になって、病院に駆け込んで、限度いっぱいの量を処方してもらうようになった。

と、ここまでは別に問題はなかったんだけど、そんなある日、ピコンとひらめいたのよ。

夜、薬をのんで空腹のまま寝ちゃえば、何の苦痛もなく、痩せられるんではないかと。

糖質制限ダイエットで1か月かけて稼いだ3kgが消えかかっていたときだから、すごくいいアイディアに思えてね。

「1日おきに薬をのむ」を2週間続けた結果…写真/アフロ医者に相談? するもんかね。

コツコツのまずにためていた睡眠導入剤を前にして、「ひひひ。

これだけあれば増えた2kgくらいチョロいでしょ。

3kg、いや、5kg、6kgだって夢じゃないかもよ~」と、思い込んでいるんだから。

で、どうなったか。

1kgは2日で減ったけど、そのあとが続かないの。

そのうち、空腹のまま薬をのんで布団にもぐりこんでもなかなか寝付けない。

なんとなく「ヤバいかな~」と思ってはいたのよ。

でも、どうヤバいか、想像つかないから、薬は1日置きにしてのんで、2週間もたったころかしら。

ある朝、ぼんやりと目が覚めて、「そういえば今日はクライアントと大事な約束があったんだっけ~」と頭の端っこのほうで思い出したの。

時計を見ると、待ったなし。

体中の毛穴を全開にして支度をしても、間に合うかどうか。

意識障害?起きると頭がぼーっとして…そのときの状況を再現するオバ記者なのに私は、「今日は行けましぇ~ん」とのん気な声で電話をしていたんだよね。

「えっ? どういうことですか?」というクライアントの気色ばんだ声を聞いても、「ですから~」とふがふがとした声で…。

さすがに途中で「私、何言ってんのッ!」と気づいて、ぶっ飛んでいったけど、その顛末はさんざん。

仕事先で半日、頭が上がらなかったわよ。

“睡眠導入剤ダイエット”はもちろん、その日限りでやめた。

しかし私の体に何が起きたのか、すっと気になっていたの。

それで更年期障害の権威のA医師に、取材をしたとき、おずおずと聞いてみたら…。

「はあああ?」と電話の向こうでこれ以上ない呆れ声。

「そんな使い方をしていいわけがないでしょ! あなたは意識障害を起こしたんですよ」とだんだん声に怒気が含んできちゃった。

「はい、もうしませんっ」と謝り続けて受話器を置いたものの、自分のバカさがつくづく悲しくなったね。

その前には、一度は救急車で運ばれて、命の危機に直面したこともあったんだから。

なんたる学習能力のなさ。

恥を忍んでいうと、実はつい最近も…。

という話は、また次回。

オバ記者(野原広子)1957年生まれ、茨城県出身。

『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。

同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。

バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。

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