低栄養は万病のもと!【痩せ願望の問題点】

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行き過ぎはかえって害になってしまうということは往々にしてあります。

もちろん、これはダイエットについても当てはまることです。

近年、特に若い女性の間で”痩せ過ぎ”が問題になっていることは皆さんもご存知のことでしょう。

痩せ過ぎを問題にする記事に触れるたびに取り上げていますが、また改めて取り上げます。

女性のやせ・栄養不良改善せず目次1女性のやせ・栄養不良改善せず2BMI3エネルギーの摂取量も減少4栄養不足の悪影響4.0.1minoru4.0.2最新記事byminoru(全て見る)妊娠を望むなら普通体重に2017年の調査によると、20歳代の女性の約5人に1人が「低体重」との結果が。

日本では「やせている方が美しく見える」といったステレオタイプの価値観や偏った美意識が根強いこともありますが、過度なダイエットは本末転倒!必要な栄養素が不足すると、肌や髪のツヤ・ハリ、健康、妊娠の可能性さえ失う危険があるので、要注意です。

◆2017年に厚生労働省が実施した国民健康・栄養調査によると、BMIが18.5未満の低体重が、20歳代女性では21.7%、30歳代では13.4%、40歳代では10.6%で、20歳代女性の約5人に1人はやせすぎているとの結果でした。

国民健康づくり運動である「健康日本21」では、2022年までに20歳代女性の低体重の人の割合を20%にするという目標を掲げていますが、なかなか達成できていません。

◆BMIとは、身長と体重から割り出す肥満度の目安で、「体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)=BMI値」で計算します。

年齢が18〜49歳の場合、BMIが18.5未満は低体重(やせ)、18.5以上25未満は普通体重で最も病気にかかりにくい体重とされ、25以上は肥満とされます。

◆自分の普通体重を知るには、「身長(m)×身長(m)×18.5以上25未満」で計算できます。

身長160cmの場合は「1.6m×1.6m×18.5以上25未満=約47.5〜64kg」が普通体重で、47kgを下回ると低体重となります。

◆また、同調査によると、第二次世界大戦後の1950年に日本人のエネルギー摂取量の全国平均は2,098kcalでしたが、2017年の全国平均は1,897kcalで、現代人は終戦直後よりもエネルギー不足の状態にあるということになります。

女性に限れば、2017年では20歳代で1,694kcal、30歳代で1,685kcal、40歳代では1,704kcalでした。

◆「日本人の食事摂取基準」では、女性のエネルギー必要量を18〜29歳で1,950kcal、30〜49歳で2,000kcalとしていますので、毎日300kcalくらいが足りていません。

◆極端に食事を控えると低栄養となり、肌や髪のツヤやハリを失う、筋肉や骨密度が落ちて疲れやすくなるなど、逆に見た目が老けた印象になりかねません。

メリハリのある体づくりはまず健康であってこそです。

◆さらに、低体重・低栄養では代謝エネルギーが減り、冷え性をはじめとした体のトラブルを起こしやすくなります。

貧血、月経不順や無月経などを引き起こすほか、やせていると子宮内膜症のリスクが高まることも知られており、将来的には不妊の原因になる危険があります。

◆また近年、妊娠しても太りたくないと考える女性が増えているようですが、妊婦の低体重・低栄養は、低出生体重児の原因になるうえ、低栄養により飢餓状態で育つ胎児は、栄養を吸収しやすい体質になり、生まれたあとに糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症しやすくなるといわれています。

妊娠に気づいたときには、胎児の器官の多くはすでに形成されているので、普段からの適切な食生活が大切です。

◆「朝からだるい」「顔色が悪い」「肌荒れが治らない」といった不調の原因も、間違ったダイエット法による栄養不足かもしれません。

パリコレのモデルでも、やせすぎは不健康として禁止される現代。

栄養の大切さを再認識し、若いうちからの体づくりを見直すことで、年齢に負けない健康美をめざしましょう。

(監修:目黒西口クリニック院長 南雲久美子)gooニュース「女性のやせ・栄養不良改善せず」2020.1.28肥満は万病のもと、とはよく言われることですね。

メタボリックシンドロームなど、肥満を原因とする病気のリスクについての情報には接する機会が多くありますが、逆に、痩せ過ぎの危険性を指摘する情報は少ないように思われます。

痩せ過ぎによる弊害にはどのようなものがあるかについてみていきましょう。

BMI肥満度を表す指標として良く知られているものが”BMI”です。

BMIは【体重(kg)÷身長(m)×身長(m)】で求められ、18.5未満:痩せ過ぎ18.5~25未満:標準体重25以上:肥満に分類されます。

2017年の厚生労働省の調査によると、20代女性のじつに2割に上る人が痩せ過ぎという結果だったのです。

エネルギーの摂取量も減少現代は飽食の時代ともいわれますが、エネルギー摂取量の全国平均は1950年当時の平均と比べると200kcalほど少ないのだそうです。

米離れが進んでいるという話もありますが、この摂取カロリーの平均が少ないのは、お米(主食)離れの影響があるのかもしれません。

女性のエネルギー摂取量の平均は20代女性で1,700kcal弱、厚労省が定める基準では1,950kcalを必要量としていることから、毎日250kcal不足していることになります。

栄養不足の悪影響カロリー摂取量が少ないという問題は、過剰ともいえる痩せたい願望にあると言ってもいいでしょう。

痩せるためには食事を制限する、よくある話ですね。

そうすると必要となる栄養素も充分に摂れなくなってしまいます。

食事の量を減らすのは自分で自分の首を絞めるようなものです。

栄養不足の悪影響は、外見的には老けた印象を与える幸薄そうに見える不健康に見えるといったものが挙げられます。

また、健康面では筋肉、骨密度の減少冷え性貧血月経不順・無月経症などが指摘されています。

また、引用した記事では触れられていませんが、痩せている方が死亡率が高い免疫力が低い血管・血液に関する疾病リスクが上昇するなどといった危険性もあるのです。

有名ファッションブランドにも、痩せ過ぎモデルの起用を見送るといった動きが出てきています。

この流れが本格化して、【痩せ過ぎ=悪】という認識が広がることを願いましょう。

参考⇒太りたいときにおすすめの食べ物は?【健康的に体重を増やす逆ダイエットのポイント】Thefollowingtwotabschangecontentbelow.この記事を書いた人最新の記事minoru食材の歴史や効果、効能を正しい情報を元に発信しています。

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