豆乳の新商品が勢ぞろい!朝食におすすめ”豆乳カルピス”からアイスまで12選
美容に、健康にいいと大ブーム、生産量も売り場も拡大中の豆乳。
いっこうに衰えぬ盛況ぶりに、新しいコンセプトの豆乳入り商品も続々登場している。
管理栄養士の松田美紀さんも、「素材も味も、クオリティーの高いものが多い」と言う。
松田さんのお気に入りや春の新商品など、一挙紹介!“安心・安全・ヘルシー”がポイント(写真/アフロ)飲むだけではなく、いまや「豆乳」の枠を超えた豆乳入り製品も増え続けている。
大手飲料メーカーからは健康を意識した新作が、老舗の豆腐メーカーからは「豆腐目線」で開発したユニークなものが、この春そろい踏み。
しかも「どれもちゃんとおいしい」と、松田さんは言う。
「いまは少々値段が高くても、健康や社会、環境に配慮していることを基準に商品を選ぶ『イミ消費の時代』ともいわれます。
作り手もそれを意識しており、味も品質もグレードの高い商品を開発しているんです」(松田さん・以下同)安心で安全でヘルシー。
しかも、おいしい豆乳の百花繚乱時代は、まだまだ続きそうだ。
朝食に●「豆乳グルト」豆乳を、みそなどに利用される植物由来の乳酸菌(TUA4408L)で発酵。
食べ続けたらお腹の調子がよくなったという女性の声も多く、控えめな酸味で、乳製品が苦手な人にもおすすめだ。
発売10周年のロングセラー商品。
400g 250円/マルサンアイ●「豆乳でつくったのむ豆乳ヨーグルト」九州産ふくゆたか大豆の豆乳を乳酸菌で発酵。
「乳酸菌と食物繊維で腸内環境アップも期待できます」。
乳不使用・コレステロールも0。
200ml 108円/ふくれん●「GREENCALPIS」ついに乳成分を使わない植物生まれのまったく新しい「カルピス」がお目見えする。
『GREENCALPIS』は、豆乳を発酵させて作られており、甘さは控えめだという。
アレルギーや菜食主義など、さまざまな国の人々のさまざまなニーズにも応えたもので、その味わいが気になるところだ。
4月7日発売。
300ml 138円/アサヒ飲料●「AOJILSOYLATTE」4種の国産緑野菜に豆乳をブレンド。
たっぷり食物繊維とカルシウム、植物性乳酸菌が摂れ、豆乳のまろやかな味わいで、「りんご果汁のほのかな甘さもいい」。
330ml 170円/カゴメ●「野菜生活Soy+(ソイプラス)」まろやかプレーン/ベリー・プルーンMix青臭さを消した丸ごと大豆に野菜と果実をブレンド。
野菜と大豆イソフラボンが同時に摂れる。
砂糖・甘味料無添加ながら天然由来の甘みが◎。
各330ml 170円/カゴメ昼食・夕食に1951年創業の豆腐メーカーによる豆乳入り食品。
「どれも豆腐らしくて大好き」と松田さんも太鼓判。
●「ひとり鍋シリーズ豆乳たっぷりカレースンドゥブ」豆乳とカレーが溶け合った“まろ辛”鍋。
198円/相模屋●「とうふラテ」豆腐から飲料に仕上げたという斬新な“ラテ風とうふ”。
正確には豆腐飲料だが、プレミアム豆乳と低脂肪豆乳を使用し、はちみつの甘みが秀逸。
130ml 158円/相模屋●「BEYONDTOFU」低脂肪豆乳を発酵技術でチーズのように仕上げたもの。
乳製品不使用なのに熱を加えるととろけるという、まさにBEYONDTOFU(豆腐を超えた)な逸品。
チーズの代替として活躍しそう。
278円/相模屋デザートに甘い、でもヘルシーだから、おやつがわりに摂りたい「SUNAO」のビスケットシリーズとアイスシリーズ。
●「クリームサンドレモン&バニラ」●「マカダミア&アーモンド」●「チョコ&バニラソフト」「やせたいけど甘い物は別腹!」。
そんなわがままに応え、「おいしさと糖質オフ」を実現した「SUNAO」シリーズ。
豆乳を使い、全商品糖質40~50%オフ、10g以内に抑えているという。
4月の新作はレモン&バニラクリームのビスケット(250円)とマカダミア&アーモンドアイス(ストロベリー&ラズベリーもあり/各160円)。
一番下の商品は定番人気のソフト(160円)。
ダイエット時の救世主だ。
/すべて江崎グリコどう食べてるの? 台湾の豆乳ライフ『東京豆漿生活』の鹹豆漿(450円)。
搾りたての豆乳を好みのトッピングでいただく(写真提供/『東京豆漿生活』)台湾の人々は朝食を店でとることが多い。
その定番中の定番が豆乳。
朝の食堂で豆乳を飲む姿はおなじみの光景だ。
「台湾の朝食に欠かせないのは、『鹹豆漿(シェントウジャン)』と『豆漿』です。
塩味の鹹豆漿は、豆乳に酢と、好みでラー油を加えたもので、干しえびや揚げパンの油條(ヨウティアオ)などをトッピングします。
おぼろ豆腐のような食感でお腹が温まります」と言うのは、台北在住20年のライター片倉真理さん。
『東京豆漿生活』の胡麻豆漿(380円)。
焼餅に油條を挟んだボリュームあるパンとともに(写真提供/『東京豆漿生活』)一方の豆漿は、砂糖入り・なし、温・冷・常温が選べる。
「台湾の豆乳は、日本のものより豆臭さがなく、薄味でさらっとしています。
朝、食堂で自家製を飲むことが多く、老若男女みんな大好きという印象。
最近では大豆の産地にこだわった、おしゃれな豆乳店も増えています。
プリン状の豆乳にゆでた豆やいもなどをのせて食べる『豆花(トウファ)』という国民的スイーツもあり、生活に根付いていることを実感します」(片倉さん)昨年、都内に台湾仕込みの本格豆漿を提供するお店『東京豆漿生活』が開店。
姉妹店に豆花専門店『東京豆花工房』もあり、まるで台湾にいるような気分が味わえる。
(写真提供/『東京豆漿生活』)【DATA】『東京豆漿生活』東京都品川区西五反田1-20-38:00~14:00 日曜休み『東京豆花工房』東京都千代田区神田須田町1-19 11:30~19:00 水曜休み教えてくれたのは…●松田真紀さん…管理栄養士。
日本抗加齢医学会認定指導士。
企業やスポーツ団体、一般向けに栄養指導やセミナーを行う。
著書『居酒屋ダイエット』(三笠書房)が好評。
●台湾在住ライター・片倉真理さん…台湾に関する書籍やガイドブックを企画・執筆。
女性誌の台湾特集のコーディネートも。
「&Premium」にて連載中。
著書に『台湾探見』(ウェッジ)など。
※女性セブン2020年3月26日・4月2日号●【名医が愛するコンビニ飯】「豆乳」や「納豆」など“大豆習慣”で揺らがぬ肌をキープ●豆乳のすごい効果、3つの種類、飲み過ぎの注意点、簡単レシピなど紹介●健康鍋レシピ3品|後藤真希が「美肌」でおすすめ「豆乳きのこ鍋」など●おからや豆乳が体に優しい。
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