コロナストレスにはビタミンC&Dが有効!新しい生活様式での不安を解消する方法を解説

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新型コロナウイルスの感染を防ぎ、共存していく生き方として、新しい生活様式が推奨されている。

写真/GettyImages否が応でも変化を求められる中で、ストレスを感じることも多くなると考えられる。

そこで、アフターコロナの社会でストレスを軽減させ、環境に順応して生きるためのアドバイスを、みゆきクリニック院長で精神科医の塙美由貴さんに教えてもらった。

* * *アフターコロナの社会で考えられるストレス今回の新型コロナウイルスに対して、人類は必ずや何らかの解決策を見つけ出すことでしょう。

しかし私たちは、行きたい所に行き、会いたい人に会うという当たり前のように享受してきた自由を、部分的ではあるけれど失ったのです。

そして今後も、未知のウイルスと遭遇するリスクや新型コロナウイルスによる第2、第3のパンデミックが繰り返される可能性を覚悟し、常に感染のリスクと隣り合わせの生き方や生活習慣に移行していかざるを得ません。

写真/GettyImages◆”リモート”でのストレスは人によって違うその中で、生活の大きな変化として今回の新型コロナウイルスによって、出社しなくてもできる仕事においては在宅やリモートでの業務にシフトしていたという動きがあります。

緊急事態宣言が解除された今、仕事のやり方に対する判断は会社や団体によって異なっていると思います。

その変化から生じるストレスは、個々人によって受け止めがさまざまでしょう。

在宅勤務が快適だったかたにとっては、これまで通りの働き方に戻ることで満員電車や人との接触など、会社に行くこと自体が苦痛に感じるかもしれません。

一方で、人間は社会的生き物なので、在宅勤務が長く続くことで人に会わないことをストレスに感じる人もいると思います。

また、これまでは仕事などで家を空けていた家族が一日中家にいることで、物理的にも心理的にも距離が保てない環境が続くため、それぞれがストレスを感じやすい状況になることも多いと思います。

ストレス状況が続くことによる体への影響画像/GettyImages◆ストレスのカギとなる「コルチゾール」脳にストレスが伝わると、視床下部というところから指令が出て、脳下垂体、副腎皮質へと指令が伝わり、コルチゾールというホルモンが分泌されます。

これは、血圧や血糖値を上げ、交感神経優位となります。

このとき、コルチゾールの分泌の有無を自覚することはありません。

気がつかないからストレスなのです。

交感神経優位の間は、短時間睡眠で、食事をいい加減にしていても、疲れを感じずに活動できてしまうことがあります。

そこで、休まなくても栄養が偏っていてもやれるんだ、と勘違いしてしまいそうになりますが、それは間違いです。

新型コロナウイルスによる不安や抑圧に加え、生活習慣の乱れなどによって、ストレス状況が慢性的になると、コルチゾールの分泌がだらだらと続きます。

すると、コルチゾールがやがて枯渇し、鬱や不安などの精神的トラブルをはじめ、がんや心臓疾患の誘因ともなっていきます。

ストレスから体と心を守るための対策◆副腎を保護する栄養を摂る副腎の働きすぎにより副腎が機能しなくなると慢性的な疲労を引き起こすので、長く続くストレス下では、副腎を保護することが最も必要です。

副腎を保護し、酸化ストレスから細胞を守るのに大切なのがビタミンCです。

ビタミンCは細菌やウイルスなどの感染症にも予防効果があり、感染しても重症化を防ぐ効果も期待できるので、感染症が流行しているときには積極的に補っていただきたいと思います。

◆ストレス発散方法を考えるストレスを感じると、そのイライラを子供や自分より弱い立場の人にぶつけてしまうこともあると思いますが、対人間ではない形でストレスを解放するという工夫が必要です。

人間関係を安定的に維持することが、安心できる居場所を確保し、それぞれが不要なストレスを感じない生活を送ることにつながります。

怒りもエネルギーですので、運動などの形に変えて放出することで発散することができます。

大きくて柔らかいボールを壁に向かって投げるとか、パン生地をバンバンたたきつけてパンを焼くのもよいでしょう。

ボクササイズなど、やや激しい運動を試してみるのもよいかもしれません。

ばかばかしいと思う人もいるかもしれませんが、やってみると意外にストレス発散になるかと思います。

また、イライラを感じていないという人も、実はストレスを自覚していない場合があるので、やってみるといいでしょう。

生活環境の変化における心構え写真/GettyImages健康な人は感染しても重症化のリスクは低いと言われていますので、過度に怖れずに従来通りの生活を取り戻していっていいと思います。

ただし、今まで以上に想像力と他者への配慮がより重要になっていくでしょう。

他者への配慮というのは、特別なことではありません。

不眠不休で患者を助けようと治療にあたる医療従事者のことや、感染患者受け入れのために治療を待たされる病気を抱えた多くの患者たちがいることを想像し、感染リスクのある自分本位な行動を控えること。

また、自分が感染源になって誰かの命を奪うかもしれないというリスクを常に考えて、人にうつさない配慮や気配りが求められます。

目の前にいる相手はとても元気そうにしているけれども、もしかしたら免疫力が弱く感染しやすい人かもしれないという想定をしていかねばなりません。

一方で、感染リスクを避けようと過剰防衛をし、人との接触やコミュニケーションが少なくなることによって、マイナスな影響も多く発生すると考えます。

健全な社会生活を送っていくためには、感染者ゼロを目指すのではなく、万が一感染しても重症化しない免疫力を身につけることが、最も現実的な対策と言えると思います。

写真/GettyImages◆ビタミンDが豊富な食材は?先に述べたビタミンCの他に、ビタミンD、亜鉛、マグネシウム、セレンなどの栄養素も免疫細胞の強化に有効です。

肉や魚、新鮮な野菜をしっかり食べ、インスタントな食品を避け、糖質過多にならない工夫が大切です。

ビタミンDは感染予防に有効であることがわかっていますが、鮭やしらす、椎茸などに含まれていますので積極的に補ってください。

とはいえ、必死にストレスと闘っている体には、通常の食事だけでは栄養素が十分ではないと考えられるため、サプリメントで取り入れるのがよいでしょう。

私のクリニックでは、新型コロナの問題が起こる前から鬱や不安の治療のために積極的に医療用サプリメントを飲んでいらした患者さんたちは、コロナの感染拡大のさなかにあっても、動揺することなく、とても落ち着いていらっしゃいます。

十分な睡眠に、食事の改善と運動、加えてサプリメントで栄養を補うということは、免疫を上げるだけではなくストレス対策にも有用です。

最後に、ストレスに対する生体の反応は生化学的なものですので、気の持ちようだけで解決できるものではありません。

避けられないストレスによる生化学的反応への対策をすることが、長期的に見ると病気のリスクも減らしてくれます。

教えてくれた人:塙美由貴さんみゆきクリニック院長。

精神科医、精神分析学会認定医、精神神経学会認定医&指導医、認定産業医。

日本の精神分析の創始者の一人である小此木啓吾氏の元で研鑽を積み、小此木医師と共に世界各国の国際学会に数多く出席。

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