63歳オバ記者、ゆで卵3個ダイエットに緊急事態!? うな丼、かつ丼…食べる食べる!

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「これならできる!」と毎朝ゆで卵を3個食べるだけというダイエット法を続けていたオバ記者。

3kgはすんなり痩せたが、その後思うように成果が出ず、効果について「微妙…」と漏らしていたが、ついに緊急事態が。

いったい何があったのか? 連載216回目となる今回は、ゆで卵ダイエット最終章!?* * *卵をゆでる気にならない…ダメとなったらどうやっても、ダメって、何言ってんの!! グズグズいってないで、ゆで卵3個、お食べ!と、自分をなだめすかしたり、叱ったりしても、どーしても卵をゆでる気にならない。

8月6日から始めた朝食にゆで卵3個を炭水化物ぬきで食べるダイエット。

あと5日で、当初の予定の2か月というときになって、いきなり大ブレーキがかかったの。

自分でも何が起きたのか信じられない。

だってゆで卵ダイエットはいいことずくめだったのよ。

朝食に何を食べるかを悩む必要がないので、考えることがひとつなくなってラッキー。

朝食の準備の手間がかからずラッキー。

体重も2週間目から落ちだして、最近ではしばらく会わなかった人から「痩せたねー」と言われるようになり、ますますラッキー。

思い出したソ連で食べた「モーニング」なのになぜ? あえていえば黄身のにおいかな~。

あれが鼻についてきたんだわ。

だしに大量のきざみネギを入れて、殻をむいたゆで卵をつぶしたゆで卵を細かくつぶして流し込む…って書いているだけで、鼻の奥に黄身のにおいがよみがえってくるんだよ。

いま気づいたんだけど、黄身の味とにおいって、価格が高くなるにつれて強くなっていくのね。

そういえば最初の海外旅行で泊まったのがソ連時代のモスクワ。

翌朝に出たモーニングセットは、天を仰ぐほどひどかったけれど、ゆで卵が2個ついてきた。

その濃厚な味といったらない。

最近、買い始めた6個300円超えの卵はあの味に近いんだよ。

あ~あ、ヘンな欲を出さず、10個145円の味の薄い特売の卵を食べておけばよかった、と後悔してももう遅い。

2日、3日とゆで卵をパスしているうち、頭に浮かぶ食べものがすっかり変わっちゃった。

うな丼のことが頭から離れなくなった…そのひとつがうな丼。

ある日、議員会館の上司、N氏が政策秘書の先輩からうな丼をごちそうになった、という話を聞き、その映像が頭に浮かんで消えなくなった。

で、お彼岸に実家に帰ったとき、92歳の母親と食べようと半額になったうなぎをスーパーで買った。

ところが夕飯になったら、「うなぎは後でひとりで食べるからいい」と言う。

まったく長生きの秘訣ってこれよね。

オイシイものはひとりでこっそり食べたいのよ。

気持ちはわからないわけではないし、ま、老い先短いばあさんだ、好きにしてやろうと、そのときは引き下がった。

ところが引き下がれないのが私の体よ。

生涯忘れられない男は、いくら考えても思い浮かばないけど、食べそこなったものは、どんなに振り払っても頭から出ていってくれない。

で、どうにもこうにも体が疲れてたまらなくなったある日、バイト先の議員会館から赤坂見附まで買い物に出た帰り道、体が勝手に『にょろ助 赤坂』に吸い込まれちゃった。

で、気づいたときは、3080円のうな丼を注文していたというわけ。

そりゃもう、うまいなんてもんじゃなかったわよ。

かつ丼のタレ、ロースの脂身が浮かんできてゆで卵ダイエットは、カロリー制限なし。

昼夜は何を食べてもいいんだけど、「じゃあ、かつ丼!」という気持ちにならないのが、すごいところね。

丼は丼でも、うどんとか、そばが食べたくなる。

そのゆで卵ダイエットを中止した今の私は、野に放たれた女野獣。

朝、目が覚めたら、かつ丼の甘辛いタレと、カリッとした衣。

ジューシーな豚ロースの脂身が、これでもかというほど頭の中に押し寄せて、どうにも止まらない。

気がついたときは、近所の『なか卯』のチケット自販機の前に立っていたわよ。

ちらし寿司は1.5倍に増量!土曜日、原チャにまたがって『築地 本種』へ行くときは、もう迷わなかったね。

ちらし寿司を注文するとき、言いも言ったり、「1.5ね」。

1.5倍にネタを増量してという意味。

大将が「中とろのいいところ、あるよ」と言ってドンとのせてくれたのを、一心不乱に食べる幸せといったら…。

でも、これはおっさんの幸せじゃないか、とも思うのよね。

いくらバイトとはいえ、おっさん最後の牙城、国会議事堂周辺を油断してうろうろしているのがいけないのかも。

ダイエットはともかく、行動パターンを変えたほうがいいかも。

で、天気のいい朝、原チャにまたがって、東京湾沿いにある城南島海浜公園へ。

目的はここにあるキャンプ場で、これからアウトドア・オバになろうとしているわけ。

今日はその下見。

さてさて、新しい扉の向こうには何があるか。

そう思うだけでわくわくが止まらないのでした。

ゆで卵ちゃん、サヨナラ~!オバ記者(野原広子)1957年生まれ、茨城県出身。

『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。

同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。

バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。

一昨年、7か月で11kgの減量を達成。

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