【直居由美里の「風水と晩成運」】運気上昇には入浴が吉 ゆっく浸かって厄を洗い流す
コロナによってさまざまなことが起こった今年。
2021年が良い年となるよう、開運のヒントを風水建築デザイナーの直居由美里さんがアドバイスする。
illustration/すみもとななみ不快なことがあった日は長めに入浴を現実社会ではさまざまな事態に直面し、厄を背負ってしまうこともあります。
どこにも出かけず、誰とも出会わずに暮らすなら悪いことは起こらないでしょうが、幸運をつかむこともできません。
吉も凶も社会からもたらされるのです。
不快なことがあった日は、いつもより長めに入浴を楽しみましょう。
浴室は単に体の汚れを落とすだけでなく、一日の厄を流す場です。
ゆっくりお湯につかっているうちに、いやな記憶も薄れ、ぐっすりと眠れます。
◆九星気学では移動すること自体が吉そして、秋も深まり温泉に行きたくなる時期です。
東洋占術が生まれた古代中国は農耕社会ですから、すべての恵みは土からもたらされると考えます。
温泉は地熱の利用法であり、豊かな土壌の恵みを直接、心身に取り入れる開運法であると言えます。
九星気学では、移動すること自体を吉と考えます。
庶民が気ままに長距離を移動することが少なかった時代は、物見遊山の旅に出ること自体が豊かさの象徴でした。
今年はコロナのために、やりたかったことをあきらめた人も多いことでしょう。
温泉に出かけるのは、気分転換になりますし、来年に向けて運気上昇に弾みがつきます。
遠くに行かなくても、近郊でもかまいません。
普段の見慣れた生活圏を離れるだけで、心身がリフレッシュされ人生を楽しもうという前向きな気持ちになれるでしょう。
感染予防に気をつけるだけでなく、温泉施設や交通機関で働く人への感謝の気持ちを忘れず、気持ちのよい旅にしましょう。
お金を払っている客だから何をしてもいいという傲慢な態度や、小さなミスに大げさなクレームをつけるようでは、せっかくの開運旅行の効果が台無しになります。
教えてくれたのは:直居由美里さん風水建築デザイナー。
風水を環境学(学問)として捉え、風水・気学・家相学などを30年以上にわたり研究。
独自のユミリー風水を確立。
近著に『2021九星別ユミリー風水』(大和書房)などがある。
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