肌荒れも花粉症も便秘が原因!?「麻子仁丸」で体に優しい自然なお通じを【漢方でカラダケア】

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便秘に悩む女性は意外と多いもの。

しかも、便秘による腸内環境の悪化は、肌荒れや花粉症などのアレルギー症状を悪化させる可能性もあるのです。

そんな便秘の解消に、漢方薬が使われることもあります。

ただ、一言に便秘といっても体質や便秘のタイプによって合う漢方薬は異なると、薬剤師の山田桂子さんはいいます。

今回紹介する「麻子仁丸(ましにんがん)」は、便が硬く乾燥してしまい、排泄が困難なタイプの便秘に使われる代表的な漢方薬とのこと。

麻子仁丸にはどんな生薬が配合されていて、どんな体質の人に合うのか詳しく解説してもらいました。

【目次】麻子仁丸ってどんな漢方薬?漢方薬ってそもそもどんなもの?漢方薬を始めるときの注意点毎朝の快調なお通じで、肌荒れや花粉症に対策!* * *麻子仁丸ってどんな漢方薬?◆麻子仁丸はこんな漢方薬麻子仁丸は、以下のような人におすすめの漢方薬です。

□便が固く乾燥している□腹痛を伴い、スッキリ出ない□うさぎの糞のようなコロコロ便が少量出る。

便をスッキリ排泄できない状態が続くと、腸に老廃物が溜まってしまい、腹痛、お腹の張り、食欲不振につながります。

また、漢方医学では、腸は肌の健康状態や花粉症、喘息といったアレルギー体質と深い関わりがあると考えられています。

便をしっかり排泄することは全身の健康と美しさにつながるということです。

便秘の原因の1つとして、腸の蠕動(ぜんどう)運動が低下することで水分が過度に吸収され、便が硬くなりすぎてしまうためにスムーズに排泄できなくなることが考えられます。

麻子仁丸は、このようなタイプの便秘に特に効果的です。

麻子仁丸には、水の循環を整えることで腸に潤いを与える生薬が配合されているため、適度に便を軟らかくし、排泄をスムーズにします。

◆麻子仁丸に効果を感じた人の事例慢性的な便秘と頑固な肌荒れ、花粉症でお悩みの、30代女性の事例をご紹介します。

彼女は社会人になってから10年近く便秘がちで、ひどいときには市販の便秘薬を服用することもあったそうです。

普段からお腹が張って苦しく、自力で排泄できてもコロコロとした硬い便が少しだけ。

胃が圧迫されて苦しく、食欲も湧かないといいます。

おまけに肌も絶不調で常に吹き出物に悩まされている状態。

さらに、春先はスギ花粉の症状がつらく、アレルギーの薬が手放せないといいます。

そこで、麻子仁丸を飲み始めたところ、あんなに排泄が大変だった硬い便が軟らかくなり、スムーズに排泄できたとのことでした。

硬く溜まっていた便が排泄されたことで、お腹の張りやガス溜まりが解消されて胃がスッキリし、食欲が湧いてきたそうです。

これまでは便秘のせいで食欲がなく、便秘解消のための食材を意識して摂ることが難しかった彼女ですが、食欲が湧いてからは、便秘解消の鉄板食材である食物繊維の多い野菜や、発酵食品をおいしく食べることができるようになったそうです。

今では、漢方薬を減らしても気持ちよくお通じがあると喜ばれていました。

また、漢方薬の服用を始めてから、肌の状態が落ち着いていることに気づいたそうです。

そして、ご本人曰く、便秘解消による一番の副産物は、花粉症の症状の改善が見られたこと。

花粉症の症状はまだあるものの、例年に比べると信じられないくらい軽症で、今季はマスクだけで乗り越えられそうだと驚いていました。

便に適度な潤いを与え、排泄をスムーズにする麻子仁丸の効果がしっかりと発揮され、便秘解消によって肌荒れや花粉症の改善も見られた事例です。

◆麻子仁丸に含まれる生薬麻子仁丸には、便に潤いを与える「麻子仁(ましにん)」、「杏仁(きょうにん)」、「芍薬(しゃくやく)」、通便効果が高い「大黄(だいおう)」、気(エネルギー)の流れを整えることで腸の動きをスムーズにし、お腹の張りを解消する「枳実(きじつ)」、「厚朴(こうぼく)」という6種類の生薬が配合されています。

Ph/PhotoAC麻子仁丸という名前の通り、この漢方薬は一般的に「丸剤」という小さな丸い粒状です。

丸剤にすることで、服用後に徐々に有効成分が溶け、穏やかな便通効果が得られるのです。

また、丸剤を製造する際、賦形剤(ふけいざい)に使用するはちみつにも腸や便を潤す効果があります。

麻子仁丸は便秘に対して比較的穏やかに作用するため、下剤初心者の人でも使いやすい漢方薬といえるでしょう。

ただし、子宮収縮作用のある生薬が配合されているため妊娠中は服用できません。

産後の便秘には使用できますが、授乳中の場合は主治医に相談してください。

漢方薬ってそもそもどんなもの?漢方薬は、体質や症状に合わせて複数の生薬を組み合わせた薬です。

自然由来の有効成分を利用する漢方薬ですが、医薬品として、さまざまな症状に効果が認められています。

西洋薬と異なり、漢方薬はつらい症状を一時的に和らげる対症療法ではなく、根本的な体質の改善にじっくりと働きかけるため、何度も同じ症状を繰り返してしまう人におすすめです。

さらに、漢方薬は一般的に、西洋薬よりも副作用が少ないといわれています。

今回ご紹介した麻子仁丸も、体力がある若い世代だけではなく、ご高齢のかたにも安心して服用いただける漢方薬です。

また、同じ病名であっても現れる症状は千差別で、西洋薬では対応しきれないこともあるでしょう。

その点、漢方薬なら自分の体質や症状に合わせて選ぶことができるのも大きな利点といえます。

漢方薬を始めるときの注意点漢方薬は西洋医学の薬に比べて、作用が穏やかで優しい薬ですが、体質に合わないものを服用すると、期待した効果が得られないだけでなく、思わぬ副作用が起こることもあります。

そのため、漢方薬を選ぶときは医師や薬剤師に相談するのが安心です。

漢方薬の購入はドラッグストア、漢方クリニック、漢方薬局などで可能です。

クリニックや漢方薬局は敷居が高いという人には、スマホで相談し、AI(人工知能)と漢方のプロフェッショナルが効く漢方薬を見極めて、ご自宅まで届けてくれる「あんしん漢方(オンライン個別相談・AI漢方)」(https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/)などの、スマホで気軽に頼めるサービスもおすすめです。

毎朝の快調なお通じで、肌荒れや花粉症に対策!便に潤いを与えながら、気をめぐらせ、排便をスムーズに整える麻子仁丸は以下のような人におすすめです。

□便が硬く排便しにくい□コロコロ便でスッキリしない□腹痛やガスだまりがある不要なものを溜め込んでいる便秘は不快なもの。

麻子仁丸で慢性的な便秘を解消できれば、腸内環境が整い、肌荒れや花粉症なども改善できる可能性があります。

健康な体を作る最初の一歩は「出す」ことから。

頑固な便秘とともに、肌荒れや花粉症にお悩みのかたは、漢方薬の力を借りてみてはいかがでしょうか。

バランスのよい食事や適度な運動とともに、自分の体に合う漢方薬をぜひ試してみてください。

教えてくれたのは:薬剤師・山田桂子
さんやまだ・けいこ。

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師、漢方専門薬剤師。

10年で受けた漢方相談の人数は延べ1万5000人を超える、漢方のスペシャリスト。

自身も12年間もの無月経を漢方の知恵を使って改善した経験があり、自らの体験から生理や妊活など女性の悩みや不調のサポートを得意とする。


●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/●不調の改善に!無料体質判定はこちら:
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