サバンナの美しい“猫”たち 写真家が32年にわたり撮影。超希少なサーバルの姿も

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“かわいい動物”というと、家で一緒に暮らすペットたちの姿を思い浮かべる人が多いかもしれません。

実際にふれあえるからこそ愛着がわきますし、「かわいい」と思うものですよね。

ですが、弱肉強食の世界で暮らすワイルドな動物たちもかわいくて、美しいんです! 今回は、『サバンナのネコ』(集英社)を紹介します。

サバンナに魅せられた写真家の”猫”写真!著者・井上冬彦さんが「もっとも時間をかけて撮影してきた」というチーター。

こちらは、親子を捉えた1枚です。

キレイに並んで同じ方向を向いている姿は、とても絵になりますね。

2021年3月に発売された『サバンナのネコ』は、東アフリカ・サバンナで暮らすネコ科の動物たちを撮影した写真集。

ライオン、ヒョウ、チーター、サーバルといったさまざまな動物の姿が収められています。

撮影・著は、内科臨床医で自然写真家の井上冬彦さん。

1987年、初めて訪れたサバンナに魅せられ、写真家としての活動を本格的にスタート。

以来32年間、内科臨床の合間を縫って64回もの取材を現地で行ってきたそうです。

撮りためられた写真は、『サバンナが輝く瞬間』(三修社)、『SymphonyofSavanna―サバンナいのちの交響楽』(新日本出版社)といった書籍で発表されています。

そんな井上さんの最新書籍が『サバンナのネコ』です。

「本当のネコ好きに、サバンナの美しい猫たちを見てもらいたい」。

そんな思いからまとめられたという本書。

獲物を追う勇壮な姿から子供たちとじゃれ合う無邪気な姿まで捉えられていて、長年サバンナに通い続けている井上さんだから撮れた貴重な写真ばかりです。

では、その一部をご覧ください。

ワイルドな姿をとらえた珠玉のショット希少性が高いというサーバル。

大きな耳とつぶらな瞳が特徴的でかわいらしいですが、どことなく警戒心をあらわにしている様子。

ピリピリとした緊張感も伝わってきます。

じゃれ合うライオンの子供たち。

ペロペロと顔を舐めているほうも、舐められているほうもとても気持ちよさそうです。

見ているだけで癒やされますね!サバンナで暮らすネコ科動物の中では小型のアフリカンワイルドキャット。

“イエネコ”の祖先ともいわれているそうですが、草の中からこちらを見つめる瞳は野生らしく勇猛です。

こちらは、サーバルよりも希少だというカラカルの子供。

2頭で仲良く行動しています。

クリッとした瞳は目が離せないほど美しい! 赤茶色の毛と緑のコントラストも見事です。

今回紹介したのは…『サバンナのネコ』サバンナのネコ◆DATA写真集『サバンナのネコ』発売日:2021年3月30日発売元:集英社●バレエや見事な腰ふりも? 決定的瞬間をとらえた“踊る猫”の姿に釘付け!●猫と犬、猫とウサギetc.…にゃんこたちの”種を超えた”友情にほっこり

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