【芸能人の整形事情】頬のリフトアップが人気で、最近の注目は「あごヒアルロン酸」
メイク、ファッション、ダイエット、エステ――美へのアプローチはさまざまなやり方がある。
最近は「美容整形」が身近になり、憧れの顔やスタイルになり得るゴールまでの距離がより近くなったともいえる。
整形が身近になり、カミングアウトする有名人も増えた(写真/アフロ)昨年、国際美容外科学会が発表した調査結果によると、「2016年にもっとも美容処置(外科的、非外科的処置を含む)が行われた国」の1位がアメリカ、2位がブラジル、そして3位が日本。
日本は世界的な「美容整形大国」となった。
プチ整形を告白する有名人も「美容整形クリニックがいちばん混雑するのは3月。
就活に向けて整形する学生が殺到するんです。
親御さん同伴で来院することも多く、本人よりも親の方が熱心な場合もある。
また、“成績にかかわるので顔の印象をよくしたい”という営業職の人にも人気です。
女性だけでなく、ヒゲの永久脱毛などを受ける若い男性も増えていますね」(美容ライター)整形が身近になったことで、一般人も有名人もカミングアウトをする人が増えたという。
堀ちえみ(51才)や青田典子(50才)、西川史子(47才)のプチ整形告白は知られたところだが、最近では6月6日に『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、矢部みほ(41才)が二の腕の脂肪吸引手術を受けたと語り、7月15日には恋愛バラエティー番組『あいのり』(フジテレビ系)に出演していた人気ブロガーの桃(33才)が整形した二重まぶたを指さした写真を公開。
手術前後の写真や整形後の経過についても赤裸々に明かしている。
堀ちえみ、青田典子、西川史子(左から)美容整形の経験がある芸能人は彼女たちだけではない。
都内にある美容整形クリニック「A」のスタッフが語る。
「先日うちのクリニックに来たのは、あの人気アイドルグループの中でもトップ人気のSちゃん。
頬のリフトアップのために来ていました。
気に入ってくれたのか、同じグループのメンバーにも紹介してくれて、今では常連も多いです。
ただ手術を重ねるうちに感覚が麻痺してしまうのか、なかには別人のような顔になっていくコもいて…。
事務所の人やマネジャーには相談せずに来ているみたいです。
正直、自己判断だけで美容整形を受けると、顔全体の印象がガラッと変わってしまい、不自然な変化になってしまうことが多い」「顔が変わった」と噂され、ネット上でビフォーアフター画像が作られる芸能人は数えきれないほどいる。
「確かにメイクでの変化もありますが、少しずついじっている人は多いですね」と語るのは別の美容クリニックBに勤めるスタッフ。
「アラフォー女優のHさんは、最近、整形したのではないかと盛んに言われていますが、確かに唇にヒアルロン酸を入れて、上唇を以前よりふっくらとさせました。
同じクリニックでヒアルロン酸を注入した別の女優Hさんと顔が似てきたとも評判です」宝塚出身の大女優が訪れたというクリニックCのスタッフはこんな話を明かす。
「みんなとにかく頬にヒアルロン酸を入れたがるんです。
元アイドルで人気女優NさんもMさんも元宝塚女優も、独特なトークが人気のYさんもそう。
しかもほとんどが同じクリニックに通っているから、みんな頬がツヤップリッとした“アンパンマン顔”になっていますね。
他のクリニックの先生から“そちらでやるとみんな似るよね(笑い)”と言われたことは1度や2度じゃありません。
実際、本人の希望でやりすぎてしまう人も多いんですよね…」逆に、ナチュラルな仕上がりで、美容関係者を感心させている芸能人もいる。
都内にある美容整形クリニック「A」のスタッフが語る。
「男性トップアイドルのKさんは整形で成功したタイプ。
もともとは一重まぶたですが、末広形の二重にしたおかげで人工的な感じが少ない。
以前は幅が広く線が平行型の二重が人気でしたが、最近は“やりすぎに見える”ということで、敬遠する人が多いんです。
整形クリニックのスタッフの中でも成功例として語られるのは、超大物女性アーティストのAさんや最近よく出ているお騒がせ系女優のSさん。
かなり腕利きの医者の仕事だと思います」整形というと目や鼻筋をイメージするが、意外なところに手を加える人も多い。
別のクリニック「B」のスタッフはこう語る。
「大御所女優のKさんは、加齢とともに骨ばった印象になってきたのを気にしてか、手の甲をふっくらさせるためにヒアルロン酸を注射したそうです。
また、最近人気なのが『あごヒアルロン酸』。
日本人はあごが丸い人が多いのですが、ヒアルロン酸を注入してシャープにすることで、のっぺりした印象から一気に垢抜けた印象になる。
若い女性が憧れる顔ランキングの常連でもある女優のSさんはこの施術を受けました」ただし外科手術以外のプチ整形は、一度受けたとしてもずっと“その顔”でいられるわけではない。
別のクリニック「C」のスタッフはこう語る。
「ヒアルロン酸やボトックスは体に吸収されるので、その状態をキープするためには、1年、または数年単位で繰り返し注入しなければなりません。
リフトアップや二重切開も年齢とともに皮膚がたるんでくるので、時折調整が必要になります。
ただし、この“調整できる位のレベル”がナチュラルな感じを醸し出すんですよね」ナチュラルに見えることと、本当のナチュラルは違うということのようだ。
※女性セブン2018年8月2日号【関連する記事をチェック!】●【体当たりレポ】数週間でキュッと小顔に!「ボトックス注射」を体験●【体当たりレポ】「ヒアルロン酸注入」で若返り&顎をシャープに!●63歳スーパーモデル、クリスティ・ブリンクリーが整形を公表●女優のアンナ・ファリスが衝撃告白「豊胸手術は最高の気分●ライザップ初の美容マシンも!美ボディも美肌も手に入れる女性専用スタジオが新宿にお目見え