【美のプロが愛するコンビニ飯】高たんぱく低糖質の「煮たまご」や「さばの塩焼き」など“美と健康”を意識した6品
ジメジメするイヤ~な梅雨に突入。
湿度が高くなると、汗が皮膚表面から蒸発しにくくなり、水分を溜め込んでむくみがちになるという。
“梅雨太り”を避けるためにもダイエットに最適なコンビニフードを美のプロに教えてもらおう。
人気美容鍼灸サロン「銀座ハリッチ」の新宿院で院長を務める小高茉歩さん。
手軽に1人前の食事を買えるコンビニは、自炊ができないときや朝のランニング後などに週4~6で利用するという。
中でも、素材などにこだわりつつも、安価で味の満足度が高いセブン-イレブンの自社製品がイチオシだそうで、食の流行にも敏感で健康志向の強い商品は自炊のヒントにもなっているとか。
「原材料の表記は必ずチェックし、肌の老化原因の1つである活性酸素を増やす添加物や甘味料が過多にはいってないものを選ぶようにしています。
また、血糖値を上昇させる糖質は低いもの、サラダはなるべく炭水化物なしの野菜のみのものを購入。
納豆や豆腐、キムチなど、抗酸化作用のある発酵食品などは、美肌のために積極的に食べ、体型維持のために高たんぱく低糖質を意識しています」(小高さん・以下同)『沖縄県産もずく 3個入』(セブン-イレブン)『沖縄県産もずく 3個入』(セブン-イレブン)181円(税込)●しわを予防してハリツヤ肌をキープ!シャキシャキとした食感の沖縄県産もずくを使用し、かつおと昆布のだし汁と三杯酢を合わせたまろやかな味わいの1品。
もずくには、フコダインという水溶性食物繊維が豊富に含まれ、粘性と保湿性の働きで糖質の吸収を緩やかにしてくれる。
食べやすい80gが3個セット。
1カップ80gあたり16kcal。
「ミネラルが豊富なもずくは肌の保湿力やハリツヤ、しわ防止の効果が期待できます。
食物繊維もたっぷりで腸内環境も整えてくれる美容食材。
梅雨シーズンは、湿気が増えることで疲れやすくなったり、むくみやすくなったり、さまざまな不調が引き起こされます。
酸味のある食材を摂ることで毒素が排出され、必要な水分は保持してくれる役目があるためむくみ対策にもうってつけです」『半熟煮たまご2個入』(セブン-イレブン)『半熟煮たまご2個入』(セブン-イレブン)159円(税込)●美には欠かせないたんぱく質の宝庫!コクと風味のよい卵を使った半熟煮たまご。
卵黄をとろっと半熟になるようボイルし、すっきりとした味わいのしょうゆやかつおぶしと昆布の魚介スープのうま味が染み込んでいる。
1袋2個入りで1個あたり75kcal。
卵は、食物繊維とビタミンCをのぞくほぼ全ての栄養素が含まれる完全栄養食といわれる。
リバウンドを防ぐためにもダイエット中に積極的に食べたい食材だ。
「美容効果のある栄養素を多く含む卵は手軽に食べられる優秀食材。
良質なたんぱく質の宝庫であり、きれいな髪や爪、ハリのある肌、脂肪を燃焼させる筋肉も全てたんぱく質で作られているため、1日1個は必ず食べます。
この煮たまごは、院内でもちょっとしたブームになり、冷蔵庫にスタッフの名前付きの煮たまごが並ぶことも。
お弁当のちょっとした副菜にゆで卵ではなく煮卵にするだけで小さな幸福感が味わえます」『玉子とうふそうめん風』(紀文)『玉子とうふそうめん風』(紀文)198円(税込・編集部調べ)●1食100kcal以下で美味だからダイエッター界の名品!豆腐に卵を配合した麺をそうめん風に仕上げた1品。
本枯節(ほんかれぶし)使用の麺つゆ付きで1包装あたり87kcal。
豆腐と卵という高たんぱく質コンビで、ダイエット中にもおすすめ。
「ヘルシーなのに大満足で、ダイエット女子の強い味方です。
食感はそうめんそのもので手軽に炭水化物と置き換えられ、暑くて食欲がないときにもスルッと食べられます。
めかぶ、納豆、のり、麺つゆ少しと卵黄で“ぐちゃ混ぜ”にしてから食べるのが最近のマイブーム。
夜食には、温めて食べることで胃腸の負担を軽減させ、満腹感もアップします」『さばの塩焼き』(セブン-イレブン)『さばの塩焼き』(セブン-イレブン)228円(税込)●痩せホルモンのスイッチON!さばは中性脂肪を減らし血液をサラサラにするDHAと痩せホルモンの分泌を促すEPAが豊富に含有される健康食材。
さばの塩焼きが1切れはいって、1パック303kcal。
「1人だと魚を焼く機会が減る一方で、最近は肉より魚派な私にとっては身も厚く、1つで満足できる夜ご飯にありがたい1品。
塩気が効いているのでレンジでチンしたあとは油を切り、オリーブオイルをかけて食べるのが好みです。
お酒のおつまみにもぴったり」『素焼きアーモンド』(セブン-イレブン)『素焼きアーモンド』(セブン-イレブン)375円(税込)●アンチエイジングとむくみ防止に素材の味を生かした食塩無添加のアーモンド。
1袋100gはいって637kcal。
若返りのビタミンで有名なビタミンEが群を抜いて豊富で、食物繊維も摂れ、便秘予防にももってこいの食材。
「アーモンドは、海外セレブのダイエットフードの定番。
美容のための間食といえばやはりナッツが頭に思い浮かぶ人も多いと思います。
手軽にビタミン補給ができ、むくみを除去するカリウムも豊富。
食べすぎはカロリー過多ですし、肌荒れの原因にもなるので、1日約25粒と決めて食べています」『そのまま飲める炭酸水プラス』(セブン-イレブン)『そのまま飲める炭酸水プラス』(セブン-イレブン)108円(税込)●食物繊維も摂れる進化形炭酸水食後の血中中性脂肪の上昇を穏やかにする働きがある、食物繊維(難消化性デキストリン)配合の特定保健用食品に属する炭酸水。
強めの炭酸と苦味のないクリアな味わいで、食事とともに、お酒の”割り材”にもおすすめ。
「朝ラン後のご褒美に飲む炭酸水。
体の中に二酸化炭素が行き渡ることで一種の運動をしたような無酸素状態になり、血流が改善されるそう。
仕事終わりに飲むと、疲労感が軽減されると感じます。
食前か食中なら食欲を抑えることができ、入浴前なら血行を促すことができます。
就寝前は胃が刺激されて腸が活発に動き翌朝は快調に。
万能な炭酸水の中でも、このトクホの炭酸水は、最近常にバッグに入れて持ち歩いています」美容鍼灸サロン「銀座ハリッチ」:小高茉歩さん鍼灸専門学校卒業後、美容鍼灸サロン「銀座ハリッチ」に入社。
2年連続MVP鍼灸師となり、24歳で新宿院院長を務める。
各業界の著名人、モデルや女優の駆け込み寺として口コミで広がり、今では新規予約2か月待ちの人気店に成長させた。
撮影/黒石あみ●【美のプロが愛するコンビニ飯】“冷え”の大敵、砂糖を避けた「甘栗」や「ゆで卵」など5品●【美のプロが愛するコンビニ飯】キレイをサポートする『のむとうふ』、きなこのお菓子など6品●炭酸水でダイエット!食物繊維をインした「ナチュラルビューティースパークリング」を【実食レポ】●コンビニ飯をヘルシーメニューにするための裏ワザ5選●コンビニ飯の健康志向が進行中!”自分定食”を組み立てるのがコツ過去の【美のプロが愛するコンビニ飯】を読みたい方はこちら