頑張るのは5日間だけ!20kg痩せた専門家が教えるインターバルダイエットにトライ【体験レポ】
ダイエットを始めようと意気込むものの、いつも三日坊主で終わってしまう…という人は、あと2日間だけ頑張ってみて。
写真/GettyImages「外食はしたいし、炭水化物抜きを続けるのも無理」という本心と、「現状維持と言いつつ、ここ数年で実は2kgくらい増えた」という現実がせめぎあっている編集O。
そんなOが出合ったのが、以前、自身が20kg減に成功したという糖質オフダイエットについて教えてもらった管理栄養士・麻生れいみさんの新刊『3kg体重リセットは簡単!5日間だけゆる断食インターバルダイエット』(SDP)。
継続や長期戦という言葉がとにかく苦手なOでも、短期間なら頑張れるかも…! そこでさっそく、同書のレシピを見ながら材料を買い込み、5日間のゆる断食に挑むことにした。
* * *インターバルダイエットを解説写真/GettyImagesそもそも、このインターバルダイエットは、完全な断食ではなく、総摂取エネルギー(カロリー)を半分に抑えるゆる断食を、1か月の中で5日間継続して行うもの。
一定期間だけゆる断食を行い、また元の食生活に戻すことを繰り返すことにより、痩せる、体脂肪が減る、筋肉量の増加などの効果があることがわかっているという。
5日間のゆる断食で細胞を飢餓状態と認識させることで、幹細胞が生き延びようとしてストレス耐性がアップするとか。
それにより、老化がストップし、代謝もアップ。
さらに、デトックスが進行し、幹細胞が増え、細胞の再生力が高まるという。
ゆる断食のルール写真/GettyImagesゆる断食中の食事で気をつけることは、通常の食事(米国の研究によると、2000kcalを目安に炭水化物から60%、脂質から25%、たんぱく質から15%の割合でエネルギーを摂取しているとされる)と比較し、摂取エネルギーを半分から1/3に落とし、炭水化物と脂質からそれぞれ45%、たんぱく質から10%というバランスを保つこと。
このバランスを守ることができれば、朝~夜までをそれぞれ半分ずつにしても、朝昼は通常通り食べ、夜を抜くスタイルでもOK。
ゆる断食のポイント3つそして、麻生さんが教える食べ方のポイントが3つある。
写真/GettyImages【1】たんぱく質は動物性より植物性腸内環境を乱す大きな原因の1つ、飽和脂肪酸が含まれている赤い肉(牛肉や豚肉)や乳製品、卵はできるだけ避ける。
食べるなら動物性より植物性、動物性の中ならオメガ3脂肪酸を含む魚介類や白い肉(鶏肉)を選ぶこと。
写真/GettyImages【2】主食は完全に抜かず、種類を変える主食を抜くと食物繊維の摂取量も減ってしまうため、完全に食べないのはNG。
腸内環境を良好に保つには食物繊維が必要なので、白米は玄米や押し麦、もち麦入りに替え、食パンはライ麦パンや全粒粉パンに。
甘い菓子や飲み物はとらないように心がけて。
写真/GettyImages【3】食物繊維はたっぷり摂る食物繊維には腸内細菌のエサになる水溶性と腸の粘膜を増やす不溶性の2種類があり、これらをバランスよく摂取するのがベスト。
水溶性食物繊維は大麦や海藻に多く含まれ、不溶性食物繊維は野菜やきのこ、豆類、ナッツ類に含まれている。
このルールを守りつつ、1日目は1200kcal、2~5日目は900kcalをキープするのが、麻生さんが提案するゆる断食のやり方。
同書では1日目と2~5日目、それぞれに対応したレシピが載っているので、自分では何を食べたらいいかわからないという人も安心。
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