篠原涼子は3kg増!アラフィフ女性の若見えには「160cm58kgがちょうどいい」理由
夏を目前にして、巷にはさまざまなダイエット法があふれかえっていますが、アラフィフにもなると「やせる」ことと「キレイになる」ことが直結するとは限りません。
「怖く見えない」「老けて見えない」「乾いて見えない」、中年のベスト体重を聞きました! 若見えのコツを紹介します。
篠原涼子の体重増加で論争勃発。
中年になったら“美太り”がおすすめのワケ篠原涼子は3kg増でも体型に絶賛の声「篠原さん、新型コロナでの自粛期間中に、3kgほど太ってしまったらしくて…」(テレビ局関係者)いくつもの資格と技能を持つ、一匹狼のスーパー派遣社員・大前春子が社内外の問題を次々と解決していく痛快お仕事ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)の続編がスタートした。
主演は13年前の前作に引き続き、篠原涼子(46才)が務める。
「3月中旬にクランクインしましたが、新型コロナの影響で、すぐに撮影中止に。
ようやくこの6月に撮影が再開したんですが、実は篠原さんの衣装が入らなかったようで…。
スカートやパンツのサイズをワンサイズ上げざるを得なかったとか。
申し訳なさそうにしていたそうです」(前出・テレビ局関係者)◆「艶っぽい」「首のシワがない」etc.写真/ゲッティイメージズ6月17日放送の初回視聴率は14.2%と上々の滑り出し。
視聴者の関心は、懐かしのストーリーやキャストだけでなく、篠原の容姿にも集まった。
13年ぶん年を重ね、さらにコロナ太りしたとなれば、見た目の衰えを指摘する声が上がるかと思いきや、SNSなどで聞こえてくる声は全く別のものだった。
「前より艶っぽくなってセクシー!」「同い年なのにみずみずしすぎる」「45才を過ぎると肌が枯れるけど、彼女にはそれがない!」確かに、篠原の頰はふっくらツヤツヤで、首のシワも見当たらない。
その姿はどこか幸せそうで、無愛想ながらついつい人助けをしてしまう、「春子」という役柄にもにじみ出ている。
年を重ねると「ちょいポチャ」が若く見える理由写真/ゲッティイメージズこの高評価はなぜか。
著述家の湯山玲子さんはこう解説する。
「45才を過ぎたあたりから、かつて『やせているね』『スリムだね』と褒められていた人ほど、シワが目立つようになります。
こけた頰、どうしても年齢が出る首のシワ、骨張ったデコルテに凸凹とした肋骨、ガリガリのO脚。
どれも実際の年齢以上に老けて見られてしまう原因です」◆エストロゲンの量が肌の弾力を左右するなかでも頰がこけて見える「ムンク顔」、鎖骨がゴツゴツと浮き出た「ミイラデコルテ」、胸の脇がそげて上胸のボリュームが落ちる「スルメ胸」は印象を大きく変える。
原因は、肌の弾力を保つ働きをする女性ホルモン「エストロゲン」が加齢とともに減少するから。
つまり30代の頃と体重は同じでも、肉の付き方やそげ方が変わるため、与える印象がガラリと変わるのだ。
若いうちは“武器”となったパーツだけに、年を重ねてもその部分が目立つような服を選んでしまい、いつのまにか変化していることに気づけないこともあるのが難しいところだ。
「中年は少々むっちりしている方がいいんですよ。
明るいイメージにもなりますし、一定の年齢を超えると、なぜか『ちょいポチャ』の方が若く見られるんです」(湯山さん)若見えのコツ!ほどよい肉付きのボディーになる方法写真/ゲッティイメージズ「ちょいポチャ」や「少々むっちり」など頭ではわかっているものの、「ちょい」や「少々」のラインが難しいのも事実。
どうしたらほどよい肉付きになれるのか。
「『やせたい』と言って来店してくださる45才以上のお客様が多いのですが、よくよく話を聞くと、そのかたが手に入れたいスタイルはやせることで手に入るものではないということが多々あります。
時には、『もう少し太ってください』とアドバイスすることもあるんです」こう話すのは、東京・表参道でエステサロン「diosa」を経営する美容家の小野砂織さん(44才)。
「ゴツゴツ」や「げっそり」とは無縁のメリハリボディーの持ち主だ。
そんな小野さんは172cmのモデル体形を生かし、20年前までグラビアアイドルとして活躍。
当時はバストが広がっていてデコルテに骨感があったという。
しかし、彼女の現在の体重は60kg台。
この数年で5kg増やしたという。
小野さんが年齢別の理想体重を教えてくれた。
「あくまでも目安で筋肉量にもよりますが、身長が160㎝なら、45才で52~56kg、50才なら55~58kg、60才なら60kg前後が理想です。
年齢を重ねたら、肉付きがいい方が美しく見えます。
歴史的な芸術家が描いた女性たちは、どれもふっくらとしてキレイですよね。
でも実際に重要なのは、体重よりもメリハリ。
数字よりもどう見えるかなんです」◆45才Over女性の理想体形とは?(身長160cmの場合) 45才 52~56kg 50才 55~58kg 60才 60kg前後※本誌・女性セブンが専門家への取材をもとに作成。
篠原のようなアラフィフ世代なら、160cmで58kgあっても問題ない。
むしろ、肉付き次第では「ちょうどいい」とさえ言えるというのだ。
小野さんはしぼんだ貧相な胸にならないように、日々体操を欠かさないという。
小野さんが考案した体操のやり方は下図をご覧いただきたい。
《ゴツゴツデコルテ&しぼんだ胸をふっくらさせる体操》【1】80デニールのタイツを用意。
胸を広げる80デニールタイツを用意し、両端を結ぶ。
足を肩幅に開き、息を吐きながら外側に引っ張って3秒間キープ。
【2】腰の位置までタイツを下ろす上を向き、あごを上に上げてタイツを引っ張ったまま腰の位置までタイツを下ろす。
息を吐きながら外側に引っ張って3秒間キープ。
【3】肩を開く足を前後に広げる。
息を吐きながらタイツを上下に引っ張って3秒間キープ。
左右交互に行う。
【4】タイツをヒップ下にタイツをヒップ下に下ろし、手首は内側にひねって肩甲骨が開くのを意識。
外側に引っ張って3秒間キープ。
「デコルテのゴツゴツが目立つ人は3~5kgほど体重を増やしながら、この体操を毎日実践すると、バストを支えている大胸筋を一気に鍛えることができます。
このほか、お風呂に入っているときや寝るときには、逃げていきがちな肉をバストに集めるようにマッサージするのもおすすめです。
イタ気持ちいいくらいの感覚で何度も繰り返していると、肉がバストに集まる癖ができてきます」(小野さん)食べ物でメリハリボディーを作るポイント写真/ゲッティイメージズ同時に食事にも気をつけたい。
「キャベツに豊富に含まれるボロンという成分がふくよかなバストを生み出しますし、鶏肉に含まれるたんぱく質やコラーゲンがメリハリボディーには欠かせません」(小野さん)ボロンにはバストにハリを出すエストロゲンの分泌を促進する効果があり、鶏肉には乳腺を発達させるたんぱく質やコラーゲンが多く含まれているといわれている。
なかなか減らない体重にイライラしながらダイエットするよりも、体重を増やしながら若々しいボディーを手に入れる方が、健康的だ。
夏までに、“美太り”でマイナス5才を目指したい。
イラスト/藤井昌子※女性セブン2020年7月9日号●篠原涼子、前田敦子ら女優9人のカラー別、初夏の彩りコーデ【ファッションチェック】●篠原涼子は「背中見せ」の大胆ドレス姿!冬でもホットな美女4人の【ファッションチェック】●フェロモンはK点越え!安藤美姫、篠原涼子ら魔性のメダリスト●歩くだけで美しく痩せる!バストアップや美尻効果も期待できる「ポスチュアウォーキング」●今、“おっぱい”がブーム!? 深田恭子級の「大人美乳」を作るコツ