マスク姿の天皇皇后両陛下、ウィズコロナ下で懸命に公務を続けられる
新型コロナウイルス感染の終息が見えない中、天皇皇后両陛下が懸命に続けられるご公務に変化が…。
天皇陛下(60)はコロナ禍にあっても、マスクをご着用されてのご公務に臨まれ、皇后雅子さま(56)とご進講でウイルスについて学ばれるなど、さまざまなことに取り組まれている。
受け継がれてきた“信任状捧呈式”2020年6月24日 トンガ国信任状捧呈式(皇居宮殿・松の間)2020年6月24日、トンガ国信任状捧呈式(写真/宮内庁提供)テヴィタ・スカ・マンギシ駐日トンガ大使。
平時であれば馬車で皇居へと向かうが、今回は車で皇居へ(写真/時事通信社)信任状捧呈式は日本に着任した外国大使が本国の元首からの信任状を天皇陛下に手渡す儀式。
コロナ禍で延期されていたが約3か月ぶりに皇居・宮殿で行われた。
新型コロナウイルス感染防止のため全員マスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保ちながら、陛下との握手を避けるなどいつもと違う雰囲気だった。
トンガ大使は伝統衣装の腰巻――タオバラをつけ、黒マスク姿で式に臨み、陛下との握手は行わなかった。
→天皇家の人々の”ロイヤルマスク”でご公務をされる様子はコチラ2013年11月19日 アメリカ合衆国信任状捧呈式(皇居宮殿・松の間)天皇陛下(当時)から信任状を受け取るキャロライン・ケネディ駐日米国大使(当時)(写真/宮内庁提供)馬車で皇居に向かったキャロライン・ケネディ駐日米国大使(当時)(写真/時事通信社)車両か馬車で東京駅前から皇居まで送迎されるが、馬車は沿道に人が集まりすぎ、密になってしまうため今回は車両の送迎となった。
馬車を使ったのは米の駐日大使に初の女性として着任した故ケネディ大統領の長女キャロライン・ケネディさんだった。
新型コロナウイルスについて7回目のご進講2020年6月23日 厚生労働省老健局長ほかご接見(赤坂御所・檜の間)2020年6月23日、厚生労働省老健局長ほかご接見(写真/宮内庁提供)「本当に頑張られたのですね」「大変だったのですね」。
両陛下がそれぞれに介護現場の関係者を労われたご進講。
新型コロナウイルスの感染拡大に対してご説明を受けられるのは実に7回目になる。
この日雅子さまがお召しになっていたのはブラック&ホワイトの清々しいジャケット。
5年前の公務でもこのジャケットをお召しになっていた。
→皇后雅子さま、マスク姿でも上品シャネルのストールで着回しコーデはコチラ2015年6月16日 子育て支援施設「ゆったりーの」ご視察2015年6月16日、子育て支援施設「ゆったりーの」ご視察(撮影/雑誌協会代表取材)皇太子ご夫妻(当時)が5年前の6月、天皇ご夫妻(当時)から受け継がれたご公務でお出ましになったときに着用された上着。
変わりスタンドカラーが特徴のジャケットだった。
→雅子さまの清涼感あふれる夏ファッションはコチラ※女性セブン2020年7月16日号●国民に寄り添う天皇皇后両陛下|コロナ禍でのマスク姿など令和2年の歩み●雅子皇后、伝統の養蚕行事での装いはライトグレーの着回しパンツスーツ●雅子皇后、天皇陛下に寄り添う愛の装い|還暦までのあゆみとともに●紀子さま、眞子さま佳子さま姉妹の上品&キュートな帽子スタイル12選●秋篠宮家のプリンセスファッション|紀子さまと佳子さまは和装、眞子さまはワンピースでご公務→皇室のすべての記事をチェックしたいかたはコチラ