部屋をキレイに保つ極意|洗剤は4種類まで、服は30枚以内、掃除機は出しっぱなしなど9つ

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一度、掃除や片付けをしてもすぐに散らかってまた掃除…。

その繰り返しに疲れ果てている人もいるのでは? そこで、美空間作りに定評がある、ケッペキライター・M(43才)が整然とした自宅をいかに維持しているかをご紹介。

60平方メートル2LDKのマンションで、夫・息子・娘・猫2匹と快適に暮らしているM。

その基本はものを減らすこと。

「2年間使わないものは、今後も使わない」を心に刻み、片付け&掃除しやすい空間をキープしている。

そんなMが美部屋を維持する9つの極意を伝授します!【目次】美空間を作る独自メソッドとは?理想の“終の棲処”図を描く「床さえきれいならいい」と割り切る掃除と片付けはエクササイズ掃除機は出しっぱなしにするあらゆるフタを取る洗剤は4種類までと決める玄関横のガスメータースペースを有効活用服の所有の上限を30枚にする食器は1人につき3種類のみまとめ* * *美空間を作る独自メソッドとは?よく、「4人家族なのになぜ家がきれいなの?」と聞かれます。

答えは、「極度のケチ」だから。

だって、不用品に家賃を払うのは嫌だし、掃除や探しものに時間を浪費したくないじゃないですか。

その結果、ものを減らす生活様式が定着。

購入するのはお気に入りのみ。

これを丁寧に使うので、買い替えが少なくコスパ抜群。

心豊かな生活も可能に。

ものが少ないと掃除もラク。

きれいな部屋は汚れも目立ち、サッと掃除するので、わが家に大掃除はナシ!理想の“終の棲処”図を描く毎年、誕生日に描いている。

2020年版の理想の“終の棲処”図。

テーマは「75才になったら豊かなミニマムライフ」。

35才から描き始めて9枚目。

最初は葉山の狭小住宅を描いていたが、毎年ミニマム化。

ここ数年は、都心のマンションが理想東日本大震災のときに、死を強く意識し、”終の棲処”を考えるように。

“75才の私”を想定した計画を立てています。

その頃の私は、あらゆる執着を捨てた人になっていたい。

私の死後、息子と娘に貴重な時間と労力を使わせたくないんです。

「床さえきれいならいい」と割り切る自分と同様のことを家族に求めないことも大切。

「床さえきれいならいい」と割り切っています。

夫・息子・娘が、床に本や服を散らかしているのですが、そういうときは「床を隠しているヤツはいねーがー」となまはげの口調で片付けを促します。

家族は私の配慮を察し、黙って床の荷物を机の上に移動。

そこから先の片付けまでは要求しません。

家族に多くは求めない!掃除と片付けはエクササイズ掃除や片付けをすると疲れます。

「つまり、カロリーを消費してるってこと!?」と捉えて、前向きに取り組みます。

床掃除では腹筋を、壁掃除では二の腕を意識していたら、自然と体が引き締まり、気づけば四十肩も改善。

フレイル予防のためにも続けます。

無料のジムだと思えばいいの掃除機は出しっぱなしにする掃除機をリビングに出しっぱなしにしておけば、“掃除機を出す”というひと手間がなくなり、掃除機がけのハードルが低くなります。

わが家では、コンセントもさしっぱなし。

こうしておけば子供も使いやすく、ほこりや猫の毛が気になったときに、自発的にかけている様子。

掃除機+水拭きで、スリッパ要らずの床を維持。

いつでも掃除ができる!あらゆるフタを取るフタは美部屋の大敵。

なかでも排水口のフタは撤去がオススメ。

汚れに気づいたら、すぐに掃除。

カビ発生&ぬるぬるの大惨事を回避。

収納ボックスもフタをしなければ、ものを認識でき、ダブり買いを防げます。

洗剤は4種類までと決める“○○専用洗剤”は、性能はよくとも用途が限られており、保管にスペースが必要。

いろいろ試した結果、わが家に置く洗剤は、4種類に落ち着きました。

窓やトイレは食器用洗剤を水で薄めて拭き掃除し、油汚れは重曹で落としています。

衣類は乾燥機にかけるので、柔軟剤は使いません。

食器・風呂・重曹・洗濯の洗剤玄関横のガスメータースペースを有効活用家に入れるのは“お気に入り”だけ。

玄関横のガスメータースペースに、プレゼントやネットでうっかり買いしたものを入れる袋を設置。

ものがたまったら、職場で放出。

フリマアプリは費用対効果が悪いのでやりません。

中身はコレ!服の所有の上限を30枚にする服は、30枚が所有の上限。

パンツ、ジャケットなどの賞味期限は1年。

着倒してから処分しています。

シャツやニットなどのベーシックなものは、高価なものを選び、長く使います。

持っている枚数が少ないと、コーディネートの迷いが減る利点も。

ちなみに、持っているバッグは3個、靴は3足、帽子は1個です。

とはいえ、超お気に入りは腐りません。

左は3年目4万円のセーター、右は5年目3万円のブラウス食器は1人につき3種類のみ食器は1人につき、お椀・お茶碗・プレートの3種類のみ。

プレートには作りおき総菜などのおかずを盛ります。

ほかの用途として、パスタやカレー用としても使います。

食器量が少ないから、食洗機が不要になりました。

片付けも超ラク。

まとめ片付け&掃除と、肥満予防は似ています。

小さな変化に気づいてすぐに対策をすることで、“自己ベストの維持”ができるから。

それに、生活の中で“すぐに動く”クセがつくので、仕事や趣味のフットワークが軽くなり、充実した毎日を過ごせますよ。

取材・文・撮影/前川亜紀※女性セブン2021年1月1日号https://josei7.com/●梅雨シーズンに!お風呂、トイレなど気になるスポットを除菌する簡単お掃除テク●コロナ禍で「服を長く着たい」派が増加!服を長持ちさせるための保管法6つのNG●おウチ時間を活用!バッグの整理整頓術|「3秒ルール」で捨てる捨てないを即ジャッジ

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