アンチエイジング効果も期待できるゴルゴンゾーラレシピ2品
ワインのおつまみによし、パスタやピザと合わせてもおいしい。
イタリアのブルーチーズ、ゴルゴンゾーラの青かびは、ピリリとした辛みと酸味が特徴。
その独特の風味は、本格的イタリアンを食卓で楽しむのに塩梅がよい。
そんなゴルゴンゾーラについて家庭料理研究家の松田美智子さんに聞いた。
アンチエイジングも期待できるブルーチーズ「ゴルゴンゾーラチーズをパスタのソースとして使う場合は、そのまま火にかけると焦げやすいので、生クリームと合わせてクリーム状にしてから和えるのがコツ。
辛みもまろやかになって食べやすくなります」英国のスティルトン、フランスのロックフォールと並んで“世界三大ブルーチーズ”と呼ばれる。
イタリアのロンバルディア州ゴルゴンゾーラ村で作られたもの以外は“ゴルゴンゾーラ”と名乗ることはできない。
ゴルゴンゾーラには2つのタイプがある。
1つは青かびが多く辛みのある「ピカンテ」。
もう1つは辛みがマイルドでクリーミーな「ドルチェ」。
青かびチーズが苦手な人でも、ドルチェなら食べやすいはず。
また、熟成が進むとクセも強くなるので、なるべく若いゴルゴンゾーラチーズを選ぶと食べやすい。
はたしてかびの生えたチーズに栄養価があるのか?と疑問に思うかもしれないが、ブルーチーズにはビタミン、ミネラル、たんぱく質などが豊富に含まれ、さらに「パルミチン酸」という成分は抗酸化作用があるため、アンチエイジングにも効能が期待できる。
ただし、塩分が多めなので、一度に食べすぎないほうが無難だ。
保存の仕方ゴルゴンゾーラチーズは、若いものでもイタリアから輸入され、日本の店頭に並ぶ頃には熟成が進み、ちょうど食べ頃になっているものも多い。
なるべく早めに食べ切るのが望ましいが、保存する場合は、ワックスペーパーでぴっちりと包み、においが漏れないよう、密閉容器に入れて冷蔵庫へ。
他の食品に青かびが接触しないよう、くれぐれも注意を。
ゴルゴンゾーラのスパゲッティ(2人分)の作り方【1】ゴルゴンゾーラチーズ50g、パルメザンチーズ1/4カップ、生クリーム1/2カップをボウルに入れ、プロセッサーかハンドミキサーでクリーム状に。
【2】大きめの鍋に水1.5Lと塩大さじ2を入れて沸騰させ、スパゲッティ140gをアルデンテにゆでる。
【3】フライパンににんにくのみじん切り小さじ1、オリーブ油大さじ2を入れて弱めの中火で炒める。
【1】を加えて混ぜ、白ワイン大さじ2、スパゲッティのゆで汁大さじ2~4を味をみながら加える。
【4】ゆで上がったスパゲッティを鍋からフライパンへすくい入れて【3】を絡める。
器に盛り、粗びき白こしょう適量をかける。
ゴルゴンゾーラ・バケットの作り方【1】ゴルゴンゾーラ50gは、常温に15分置いてやわらかくしておく。
【2】バケットを適当な長さに切ってゴルゴンゾーラをのせ、マーマレード(今回使用したのはゆず)を合わせていただく。
撮影/鍋島徳恭※女性セブン2018年2月22日号【関連する記事をチェック!】●高カロリーでもダイエットに◎!?パルメザンチーズのスライスサラダ●ぺことりゅうちぇる驚愕!パルメザンチーズにダイエット効果●【やせおか弁当】冷蔵庫で4、5日もつ「チーズミート弁当」●【やせおか】レンチン!チーズがとろり「牛肉団子風のチーズ煮」●糖質制限は×、菜食より肉食が○など「ヤセる食べグセ」とは?